To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

醜い闘いより、楽しい闘いをしよう

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お気に入りのケーキ屋さんのケーキとともに。昨日(3/11)、いろんな出来事があったが時間が無くて書くことができなかったので、今日のブログに書いておく。

 

◆真剣交際を終了して、思ったこと

相談所の方とも話したけれど、終わってみるとなんか…超スッキりす!状態になってしまった(笑)。相談に乗ってもらっていた方が「大丈夫?落ち込んでない?」と聞いてくれたのだが、本当に…「いや、この人じゃないって早めに分かって終わって、良かったです!(笑)」と快哉を叫ぶ私がいたw

将来の自分が振り返る時のために、覚書を書いておくと。

・相手が変わろうとしない(変える気持ちがない)のは、どうしようもない。例を出すと、私が言及した使ってほしくない言葉について、彼は「自分は誰にも注意されずにここまで来た、どうしようもないし今後も使っていくと思う」と言われた。すげーな、大丈夫か、30代ももうすぐ半ばですけどあなた…と相談所の方とも閉口したのだけれど。短期的に今辛くても、将来的に損をすると思うのだが。

・「こんなにショックを受けたんだけど。今まで誰にも注意されたことがない!家族にも友達にも言う人はいなかった。晴ちゃんは人に言葉を注意されたことがある⁉」と言ってきたこと。え、論点違…となったし、(ショックショック言ってるけど、子どもかよ…)と更に冷静になる私。我ながらよく最後まで否定せず、相手の話を聴いてあげたと思うw

・「例えば、俺は会社で嫌われている人のことを〇〇(誰が聞いても悪口と分かるあだ名)でみんなで呼んでいるんだけど、晴ちゃんはそのことについてどう思う?」と謎のヒアリングをされる。話ズレてる感がすごかったな…一周回って笑いそうになった。返した答えについて、相手は自分(彼)の言葉と私の言葉の擦り合わせをしたかったらしく、「折り合わないよね!だって俺は使うもん!」ということを長々と喋られてうんざりした。

・「(もう関係を終わらせようと思ったので、とりあえず相手の意見を絞り出そうと)他に言いたいことないん?」と訊くと「付き合う前は楽しかったのに、付き合ってからは話が弾まないと思わない?俺は注意されたりもするし…」と言われて、ここでカチンとした私。

私は『関係を終わらせる言葉(言っちゃお終いの言葉)』というものがあると思っていて、彼の発言もそれに該当すると感じたからだ。「別れ話をしよう」という前提からその言葉を出されるのならまだしも、「前は楽しかったのに今は楽しくないよね」と嫌味のように言われると、相手はもう自分との関係を作る気が無くなったんだなあという気持ちになった。関係を終わらせる言葉は、自分が終わらせる覚悟がある時に使うべきだ。余談だが以前真剣交際になった人から「晴ちゃんは自分と違う人と一緒になった方が幸せなんじゃないかと思う」と言われたことがあり、これも完全にブチ切れる内容だった訳だけどw、これも関係を終わらせる言葉だと思っている。

 ↓ちゃんとブログに書いてた(笑)。本当にブログはすごいな、自分の気持ちを追体験できるよ。

rosecosmos.hatenablog.com

 私はもう早く話を終わらせたかったので、「うんそうだね。私も同じことを思っていたけれど、何とか関係を上手く作れないか模索してきた。でもあなたにその気がない以上、話をしても仕方が無いのでお互いのために別れましょう。短い間だったけれどありがとう。これで電話切りますね?相談所にも言っておくので。それじゃ」といってZOOMを切った。相手はうん、うんとかろうじて頷くことができたようだった。

・関係が終わって非常にスッキリしたと冒頭に述べたけれど、最後彼が見せたのが彼の本音だなあと感じたし、『自分は今まで物事を深く考えてこなかったし、今のままでいたい』と告げられた時「あ、こういう人なんだな。どうぶつ奇想天外ならぬにんげん奇想天外って感じだな」とドライに思った。w 話し合う体力が無さそうな人かも…とここ2週間ほど思っていたけれど、その直感は間違っていなかったんだと思う。

・自分が成長(?)したなと思ったのは、ここで自分を責めないでいられたこと。過去は多少は「自分がもっと違う方法を取っていれば…」と思ったこともあったけど、今回のはそういう次元でもないし、今回だめだっただけで次に行こう!と前向きに捉えられたことだ。今日早速お見合い申し込みを再開したけれど、自分が心身健康体でいられない付き合いなんて無理だった。

・最近、夜ちょっと呼吸がしにくい時があった。私は歯の噛み合わせが悪く、このままいくと顎関節症になってしまうと告げられたため、3年程前から就寝時にマウスピースを着用している。なので呼吸が浅い時も「マウスピース嵌めてるし、こんなもんかな?」と思っていたけれど、最近別の要因(仕事のプレッシャー)で呼吸が浅くなったことがあり、「あれ?もしかしてこれってストレス起因だったのか?」と気づいた。仕事が原因とはっきりしていた時はすぐに対処療法を考えられたけど、違うタイミングの時は「何だろう?」と首をかしげていた。…が、これ完全にプライベート(恋愛・婚活)起因だったんじゃん……と戦慄している。今まであまりそんな症状が無かったので、余計にびっくり。思い返せば、2月も何回か呼吸が浅かったw体調悪いのかな~、日中は元気だったのに…としょぼんと就眠していたけれど、れっきとしたストレスかもな。気づけてえらいぞ、私。大きく深呼吸して日々眠ろう。

・こんな時も応援、励まししてくれる友達がいるから私は前に進めるのだなあと思った。感謝してもしきれないな。相手がもし困っていたら、すぐに手を差し伸べられる存在でありたい。

 

◆上司の言葉

上期の業務計画を早急に立てるように言われていたので、昨日退勤時間スレスレに上司のもとに持って行った。疲労困憊していた上司、倒れそうになっていたがちゃんと部下の話を聴いてくれて、本当にいいひとだと思う。一昨日言われて昨日出したので、上司は一瞬目を丸くして「早速やな、さすがやな~!」と褒めてくれた。わーい。大きな業務内容が二つあり、一つはもう少し練り直して再提出、もう一つは大丈夫なのでこのままトップに内容を共有するとして預かってもらった。

一貫して言える課題は、同僚・お取引先への動機づけだ。成果を出せばいい訳で、やり方は千差万別。人によって変えなさい…と上司から常々アドバイスを貰っていたけれど、そこが私の今年最大の課題なんだと思っている。業務はある程度経験も積んできたし、上司よりも実務の知識があることもしばしばある。でも自分ができるだけではだめで、後輩に指導したり同僚に伝えて注意したり…といったことがより求められるのだ。しんどい状況が続く中、どうやってやる気をもって仕事をしてもらえるのか。コロナ禍でこんなに大変なのに、危機意識を共有できている人は本当に少ないと思う。

結局、同僚とお取引先へのアプローチは違う。同僚は直接働きかけができる分、褒めるのか注意するのか圧迫(大丈夫な範囲で)するのか焦らせるのか…を見極めて、実践する。取引先は自身の利益になることでなければ絶対に動いてくれないから、そこをどうやってクリアするのか?だ。上司がいろんな実例を出してくれた。言語化はできない(明文化して共有するものでもないし、自分の経験値として染み込ませないといけないのだろう)が、上司は笑いながらこう言った。

「結局、同僚も取引先も他人な訳。ひとさまを変えようなんて無理なんやわ。だって、自分の夫や子どもでさえままならないのに、他人を変えるなんて無理やわ(笑)。他人の意識を変えるのは本当に難しい。でも仕事だから成果を出すのは当たり前。だから、相手の利益になるのはどこかを考える。自分たちがやっていたら絶対に見てくれている人はいるし、一人でもそう思ってくれる人が増えたならそれでいいのかなって。

うちの会社はさ、何やかんやで研修の機会も多いし、別の企業の人と喋る人も多いから、考えがまだ凝り固まりにくい方だと思う。でも取引先は同業界の慣習ができてしまっていることが多いから、価値観がカチコチに固まっていて変えられないと思うし、私が相手と同じだったらそのままでいると思うよ。ぬるま湯に浸かってた方が、楽やんか。働きかけて、動機付けして、自分たちが去った後にちょっとでも「ああ、弊社さんの言っていたことにも一理あるなあ」と思ってもらえたら万々歳なんじゃないかな」

上司の言うことは本当にそうで…業務計画を立てるために、社外秘にしている商談資料を見せてもらって、取引先の返してきた答えに「え?これが回答??」と呆れかえることもしばしばだった。「よくこれで返してくるな、と思いますね」と私が辛らつに言うと、「そういうもんやで。さすがやなと思わせる取引先は△△社さんくらいかなあ。

人生いろいろ勉強で、いろんな取引先と喋って『さすがやなあ』と思わせる人が出てきたら自分も頑張ろうって思うやん?晴も、この会社に居て何度か異動を経験したから今の疑問があると思う。入社したてで職場に居た頃は、その職場の先輩が全てだった訳やん。でも今、いろんな業態を見てきたからこそ、状況を疑問に思えるようになったんやで。」

その通りだと頷く私に、上司が笑って言った。

「その上で、取引先と交渉する時、相手の利益になることを言ったら恩で返してくれる企業もある。義理人情の強い業界でもあるし。たまに恩を仇で返されるけどなw めちゃくちゃ腹立つこともあるし、トップに泣きついたこともあるけど、結局そこで止まってても仕方が無いから。それなら、相手のためにもなって自社の利益にもあることを提案していく落とし処をつけるのが、この職場で必要にされることじゃないかなって。醜い闘いより、楽しい闘いをしような、晴」

最後のフレーズが私はとても印象に残っていて…それって、人生の何事にも言えるんじゃないかなと思った。心がずたずたになる出来事も時にはあるし、必要な場合もあるかもしれないけれど…結局、楽しくて飛び跳ねて前に進める方が、自分もノンストレスで周りも観ていて楽しい。でも楽しくするには武器が要る。知識、知恵、柔軟性、体力、行動力…それらを身に付けていきたいと切に思った。上司曰く、この職場に居たらどんな姑でも対応できるようになる…らしいw

 

★本日の一冊★『こだわりのブックカバーとしおりの本』(2014)玄光社MOOK
こだわりのブックカバーとしおりの本 (玄光社MOOK)

こだわりのブックカバーとしおりの本 (玄光社MOOK)

  • 発売日: 2014/02/13
  • メディア: ムック
 

普段、ブックカバーは付けない派。なぜなら、付け替えるのが面倒くさいから。とはいえ、可愛いデザインを見ると心が躍るね。

 

『思春期の性と恋愛 子どもたちの頭の中がこんなことになってるなんて!』アクトロストン(2020)主婦の友社

凄く良かった。というか、子どもの時にこういう本を読んでいたら、学校で学んでいたら、違ったのかなと思った。と言いつつ、思春期の頃にこんな本を手に取るのは勇気が要る。本書は子どもはもちろん、子どもを持つ保護者へインパクトがあると思う。知識は力になるなと思った。 

『はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで』石田仁(2019)ナツメ
はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで (スッキリわかる!)
 

真剣交際終了した人との付き合いで考えさせられることがあり、改めて学び直す意味も込めて借りてきた本。結局選書中に別れた訳ですが…(笑)。

前半部分はよくある本の内容だが、興味深かったのはいわゆる「LGBTビジネス」や「カルチャー」部分。なるほどなあという思いがあった。私は会社の労働政策に携わっていたことがあるが、やらなきゃいけないからやる…という意味合いで取り組まれていたのを目の当たりにし、正直”無理解”だなあ…と思うこともしばしばだった。

タイトルの「トレンド」って何やねん?と最初は思ったのだが、あとがきで著者自身が前著の反省などを書き綴っておられて、違和感は消えた。企業のダイバーシティ担当者は一読してはいかがだろうか。辞書のように使えて便利だと思う。

 

新コーナー ♪本日の一曲♪

またまたはじまった新コーナー(?)。最近ずーっとYouTube吹奏楽を聴いている。愛してやまない吹奏楽だが、この1年で新しく知ってハマった曲も多数あるので、つらつらと書き続けていこうと思う。記念すべき初回はこちら。

『フェスティバル・ヴァリエーションズ』トマス・スミス


C.T.Smith: Festival Variations

知ったのは福岡県の精華女子高校の演奏(吹奏楽強豪校として全国的に知られる)。華々しいファンファーレとともに金管楽器が音色を放つ、吹奏楽はやっぱり””これ””だよねー!と思わされる一曲だ。何と言ってもこの曲はホルン!!ニコ動では”ホルンの墓”というタグが付けられているように(笑)、作曲者自身がライバルのホルン奏者に向けて難フレーズをしたためたというエピソードがある。いや、ホルンだけじゃなくてトランペットもヤバいし全てが難しいんだけどね…。ここ1~2か月でよく聴くようになった。何なら好きすぎて夜寝る前に聴いてしまい、アドレナリン爆発で寝付けなくなることもしばしば…。上手な団体の演奏は鳥肌が立つ。