To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

今日嬉しかったこと、心に響いたこと

今日嬉しかったこと。

午前中、前の職場の同僚の方と久々に会ったので、時間を合わせて社食でご一緒しましょうかということに。前の職場では私がパンクしている時に助け船を出して下さったりと、私の異動後もランチに行くなど仲良くさせて頂いている。…といっても、40代でお子さん持ちのお母さんなので、人生の立派な先輩なのだが。

昨日書いた記事のように、仕切り板が置かれたテーブルに斜め向かいに座り、ささっと食事を済ませ、マスクをしてトーク。「晴さん、いつ(前の職場に)帰って来てくれるんですか~!」と明るく言って下さる笑顔にとても励まされた。「何かいい話題はないんですか?♡」と訊かれ、いつも通り「いやないですw」と言うと、心底残念そうにしてくれる。お母さんや。ブログだからそのまま素直に書くけど(笑)、「晴さんめっちゃ頭の回転早いし、賢いし」と仕事に関してべた褒めして下さり…。「いやそうですか⁉」と謙遜しつつすごく嬉しかったなあ。午後、仕事で「ああよくない対応だったかな」と落ち込む出来事もあったから、余計に身に染みるな。

 

今日心に響いたこと。

帰り際、仕事場で職場のトップに呼び止められた。「晴、CSの進捗はどうや?A評価取れそうですか?」

私は今年、職場の最重要課題であるCS(顧客満足)のリーダーをしているのだが、なかなか改善せず私は発奮していた。当たり前のことができていなさすぎるのである。いくら声高に上司と取り組んでも、全く成果が出ないのだった。

正直、できていない部分は「社会人としてどうなん?」というレベルのことなので、注意されること自体が恥ずかしいと私は思うのだが、職場でその意識を持つ人が少ない。

「A評価は無理です」うなだれて私は言った。

「Bは?」「いやあ…」「Cも無理?」「正直Cも厳しいと思います(Dが最低評価で、昨年評価はD)」

トップと、傍にいた直属の上司と三人で話をし、ある程度の強制力を持って社員に対応しなければならないという話をしていたのだが、上司が言った。

上司「晴は真面目やから、この課題に対しても一直線にぶつかっていくやろ」

私「そうですね、その自覚はあります」

トップ「自分がやることも大事だけど、人にやらせるとか、言わせるのも大事なスキルやからな。言うたらいいねん、『トップにこう言われたのでやってます!』って(笑)」

上司「そうやで。私なんか、『トップがこう言ってます』って許可取らずに取引先に勝手に言うてるしな(笑)」

私「そうですね、そうします」

上司「晴は言うてもまだ若いし、相手のマイナス面を伝えることで反感も買いやすいから、相手を立てて上手に言わなあかん。そうしないと、結果的に晴が損するやろ。晴がつぶれたら意味ないねん。つぶれないように、上手く上司や後輩を使ってやらないと。〇〇さんとか、◎◎さんとか」

私がつぶれないように、上手く立ち回る。とても心に響いたと同時に、そのように上司二人が言ってくれたことがとても嬉しかった。普段「何やねんコラ」とこの上司たちに対しても思うことはいろいろあるものの(笑)、陰ながらそうしたスタンスで見守っていてもらえることが、ありがたかった。

私は今の職場が新入社員時の職場だ。いわゆる出戻りである。当時の上司が今でも残っていたため、私はかつての上司と一緒に働いているのだが(基本わが社は異動が多いので、レアケースである)、私の一個上で慕っていた先輩が悩みながら転職してしまったりと、「心を病んでつぶれてしまう」例を実際に見てきている。それだけ課題山積な職場な訳だが、心がつぶれないようにという視点を持った上司がいてくれることは、何より心強かった。

私も日々後輩指導をする中で、上手く伝えられなかったり説明できない自分を歯がゆく感じるけれど、せっかく同じ職場で働いているのだから元気に明るく出勤してほしいし、悩んで心を病むくらいならしっかりと休んで、回復するまでメンタルを整えてほしいと思う。そういう”言外の”大切なことを、社会人2~3年目までに学べるかどうかが肝なんじゃないだろうか。そんなことを、考えた。