To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

半年婚活しての結論

半年ほど婚活をしての結論。

「私、一人でも生きていけるわ。結婚したい気持ちは変わらないけど、無理して結婚する必要は全くない」

えーっ?!と婚活事情を知っている友人からは総ツッコミされそうだが、これが答えだ。

 

婚活して心底痛感したが、マジで世の中色んな人がいる。当然だが、合う人もいれば合わない人もいる。「その人絶対”結婚向き”だよ!」と周囲から言われた人と全く合わなくて、別れてしまったこともあった。簡単に箇条書きでまとめると、次の通りだ。

・自分を押し殺して”結婚できそうな人”と結婚しても、遅かれ早かれ破綻する

・自分が自分らしくいられない人と、無理をして一緒に居る(結婚する)必要はない

・幸せになりたいから結婚するんじゃなくて、今も十分幸せだ。今の自分と一緒に居られることが幸せだと思えることが、一番大切

・私が結婚したいのは、一人でも生きられるけど、二人だから出会える体験や感情を共にしてみたいから。でも、婚活をやり切った上でしっくりくる人と出会えないのなら、それも人生かな

 

一周回って何だか清々しい気持ち。一時期、隣の芝が青く見えすぎて、誰とも連絡を取りたくない気分だった。以前は友人に対して「結婚したら、子どもができたら何でも言っていいのかいな」(←要は、もう少し未婚者に配慮しろよってことです。笑)みたいにもやっとする出来事も正直あったけど、無理して連絡を取り続けたりしていた。だって素敵な所も直してほしい所も含めて、友達だと思っているから。でも、春から無理するのをやめてみたら、かなりストレスフリーになった。いい傾向だ(※これはブログで別記事にしてちゃんと書きたいな)。

今、一人の時間がめちゃくちゃ楽しいのも「今も十分幸せ」と書いた理由の一つ。元々私は誰とも会えない休日が嫌いで、予定をとにかく入れまくるタイプだったけれど、最近は一人の時間が足りなさすぎると思うくらい。

スピリチュアルっぽいことを書くが、自分と四六時中いるのは自分しか居ない。自分のことを心底理解しているのは、家族でも友人でも恋人でもなく、自分だ。婚活している友人とよく理想のパートナー像の話をするが、最強のパートナーが既にいるんだよな。自分だ。だからね、自分を嫌いでいる時間なんて損でしかないんだよ。

 

あと、誰のために婚活するのかというのも半年で明確になった。紛れもない自分のためだ。でもここ1~2年ほど、知らず知らずのうちに「友人が結婚ラッシュ、ベビーラッシュだから」という焦りや、親戚からの「そろそろ結婚は?」というプレッシャーに飲み込まれていた。

特に、仲の良い大学時代のグループ4人組が全員既婚者になった時は、かなり凹んだ。何でかって、一緒に遊びに行くと、各々の家族(新婚生活)の話題が大いに提供される一方、私自身の恋愛や結婚に対する話題を避けられる(触れにくいのだろう)のが分かるからだ。よく「既婚者と未婚者で話題が合わず、疎遠になる」みたいな話を聞くが、あれ、もしかして私もその一歩手前にいる?……と自覚して、今まで進学や就職であれこれ相談し合ってきた友人と、ライフイベントに関する「それ分かるわー!」が言えなくなるのが、こんなに辛いとは思わなかった。ぶっちゃけ、結構泣いた。

でもよくよく考えて。話題が移り変わるのは自然なことだし、別にみんな私を傷つけたい訳じゃない。当たり前だ。本当は各個人で人生の色んな壁にぶち当たっていて、知らない所で苦労をしているんだと思う。だから今は私が”距離を置きたい時期”なんだと思っている。いずれ別のベクトルで話ができるかもしれないし、私がスピード婚するかもしれないし(笑)?。でも自分のことが一番大切だから、無理して会って話して、自分を傷つけに行く必要はない。伊達に10年以上付き合っていないのだから、またすっきりとした気持ちで会えるようになるはずだ。

そう思えてだんだん元気になって、今一人時間をフィーバーしているw。「私今日もめっちゃ頑張ったな」とか、湯舟に浸かって考えている。

 

そもそも、”結婚向き”な人って何やねんという話だ。”結婚向き”な絶対条件(結婚したい明確な意思があるとか)はあるかもしれないが、その他の条件ってかなり曖昧だ。よく言われがちなのは仕事が安定しているとか、転勤がないとか、子ども好きとかだが、それが自分にとって合致するかは考えた方がいい。次々と転職してキャリアアップする人に惹かれるかもしれないし、実は別居婚の距離感の方が心地いいかもしれないし、自分が子どもを欲しいと思わないかもしれない。人が言う”結婚向き”に振り回されないようにしようね。

 

上記に書いたことは全部、「行動してみて実感として分かったこと」だ。頭で考えることと身に染みることは雲泥の差がある。

昔から、自分で選択したいという気持ちが強かった私は、決断したからには全て自分で背負い込んで受け止めなきゃ…と思っていた。ある種の自己責任論を激しく自分に課していた。だけど、悩みがちだった当時の幼い私に伝えるとするならば、自分で選択するという意思は、自己肯定感を育む大切なステップだ。そう思えたら、選択するという行為が一つ一つが愛しく思えるんじゃないかな。そうしたら、いつかの「(ネガティブだと思える場面で)決断せざるを得ない」場面に出くわした時の力にきっとなるから。

あれやこれや話が飛んでしまったが、ここ最近の記事で一番本音を綴ることができたように思う。ブログはいつも本音で書いてるけど、徹底的に書きたい時は2,000文字は超えるんだな(笑)。風のように軽やかに、婚活を続けます。