To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

ピースオブマインド

最近、心が穏やかだ。簡単に言うと、あまりイライラしていない自分がいる(前月比)。心が穏やかだと、投げやりな意思決定をしない。日々を楽しく過ごせる。当たり前のことだが、その気持ちで居続けるのは並大抵のことではない。今日は最寄り駅に着く電車を乗り間違って、気付けば数駅先に到着していた。「電車に乗っている時間、いつもより長いな…?」と思って、車内の電光掲示板を見上げて気づいた。まごうことなきmiss the trainである。でも「ま、いっか。今日は疲れていたから、脳が新しい景色を見せたがったのかもしれない。ふぅ~」と思い正した自分にちょっと驚いた。

イライラしている時、自分に原因があることは勿論だが、周囲の人間や取り巻く環境に腹を立てることも多い。だがふと我に返った時、一人で自己嫌悪に陥る。「別にそこまで怒らなくても良かったのでは…?」と。結局、一人で腹を立てることは自分に還ってきてしまうから。怒るべきことにしっかり怒るのと、スルーしても大して支障が無いことに腹を立てるのは違う。

ではなぜ最近私は穏やかなのか。今の生活を大きく分けると、①仕事②婚活③プライベートがある訳だが、①はある程度予測ができるし、業務時間外に仕事のことは考えないと決めているのでそこまで悩まない。②と③はアウトオブコントロール事件も多いので、都度疲れる。ただし③は自分から適度に距離を置くことができるので、イライラ源のヒトやモノから離れればそこそこ対処できる。

②の婚活。2020年を振り返ると、穏やかでいられないことの方が多かった。”結婚”を意識するには”生活”できるかのシミュレーションが要るので、慎重に石橋を叩いて渡る。グレーな事象に直面すると心の平穏は一気に崩れる。それはブログに書いてきた通り(笑)。でも当たり前だよねぇ。先日同期に言われた「一生のパートナーを決めるんだから、焦って決めたら絶対だめだよ!」という言葉が胸に響く。

今、年末年始でお見合いが強制的に組めない(結婚相談所が年末年始に入るため)のだが、そうなると穏やかだね。お見合いをしないから(笑)。この期間限定の心地よさを満喫しつつ、「この時間にも、何か動いておいた方がいいんじゃないか」と焦る気持ちは、やっぱりある。焦っても仕方がないし、年末年始はお見合い相手も休暇に入るので実質は何も動かないんだけどね。

この心地よさが、婚活中も続けばいいのになと思う。そりゃあ、他人なのですれ違いはあって当たり前だし、考えの違いを話し合いで擦り合わせていける人かが私の中での最重要項目だ。でもさ、そんなに堅苦しく構えないと人と付き合えなかったっけ?私が過去に付き合ってきた人(そんなに数いないが…)、別れ際以外で日常ストレスフリーだったのは、初めて付き合った彼氏Aと去年付き合った彼氏Bだ。Aは友人期間の方が長く戦友だったような人で、Bは元来の気質が穏やかで波長が合う人だと当時それぞれ思っていた。一応、私にも心穏やかに交際できた時期があったから、その当時と比較してしまうんだろうな。別にそれって、難しい事じゃないと思うんだけどな。結局私が相手に求めることが『人間性』(上司談)だから、という結論になるんだろうね。ストレスフリーに喋れる友達はたくさんいるのに、どうして婚活ではストレスフリーに話せないのかと度々思うけど、でもその”ストレス”は多分必要(相手の良い面も悪い面も知るため)なんだと思って割り切っている。

既婚者の友達と話をしていると、「初めて会った時に、この人と結婚するのかなと思った」「今のパートナーとはとんとん拍子に話が進んだ」というエピソードに出くわすことがある。いいなー、そういうセレンディピティに出会いたいなあって素直に羨ましくなるな。ま、Chance favors the prepared mindでいたらいいのかもね。大学時代ぶりに使うこのフレーズ。そのためにも、Seize tha days. 私がかつて職場の同僚にかけてもらった座右の銘の通り、今を生きよう。