To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

ときめきセンサー

私はブログに心情を綴る時、「誰も読んでいなくていいから、とりあえず思いの丈を書き殴って叫びたい」時と、「誰か一人でもいいから、とりあえず思いの丈を読んで気持ちを理解してほしい」時の2パターンがあるのだけど(笑)、今回は後者のほうかな。

 

今日は仮交際の人と、お見合い後3回目のデート(恋人じゃない人と遊びに行くことをデートって書くのは何だか恥ずかしいが、れっきとしたデートなのでそう書いておく)に行った。今回はご飯だけじゃなくて、昼から遊びに行くちゃんとしたデートだ。

結論から言うと、めっちゃ楽しかったんだよね…。お見合いして、3回会って、3回とも純粋に楽しいなあで終われることってそうそうないので、帰り道にとても悲しくなってしまった。何で悲しいか?なぜなら、その彼は全国転勤があると言っているからである。

私は、お見合いプロフィールの段階で「転勤があります」と書いている人にはお見合い申し込みをしない。今の仕事を続けたいからだ。彼はそのような記載が無かったので(後から聞いた話だと、いつ転勤があるかは分からないようなので書いていなかったのだろうか)申し込みを受けることにした。お見合いの時にさらりと転勤の話が出てきた時、頭の中では「ああ、お断りかな~」と思ったのだが、話が楽しかったから、とりあえず仮交際OKを出した。幸い相手もOKを出してくれたので、3回ほど会ったという訳である。

頭では、もうやめた方がいいと思っている。私にとって仕事を続けることは譲れない条件であるため、住まいを関西以外に移す必要がある条件の方と結婚するつもりはない。でも、せっかく好きになれそうなのに、相手のことをもっと知りたいのに、こうして諦めなくちゃいけないのか…と落ち込んでいる自分に気づいた。この感情自体が久しぶりだ。

偉そうな言い方に聞こえるかもしれないけれど、今までお見合いでそんな風に「また会いたい」「もうちょっと喋りたい」と思える人になかなか出会えてこなかった。どっちかというと、デート中も会話に疲れすぎて「早く終わらせたい」「一人になりたい」と思う方が多かったかもしれないw。この1年、恋愛・婚活に関しては心が砂漠状態だったので、今日のデートは「あれ、私、結構ときめいてる?」という自分に気づいてちょっと驚いた。

2020年、もちろん恋愛的な意味で、「ときめいてるな~」っていうことは数回はあった。いいなと思っている人と、付き合うまでのドキドキ感とか(結局緊急事態宣言中に別れてしまったけれど…)。でも、他にはあまり無かったなあ。元々よく知っている同僚や友人に対して、「やっぱすごいよな~」とか「相変わらず素敵だなあ」という尊敬や敬意のときめきを持つことはしばしばあったけれど、婚活でほぼ初対面の人と会う時、ときめきセンサーがぶっ壊れているんじゃないかと思うくらい、心が無だった。親しい人との会話の方がより込み入った会話をするから、驚きや感動を伴うのは当然なのかもしれないけれどね。

直感で「この人何か分からんけど、いいな」って思えることって本当に少ないから、その直感を大切にしたいと思っていた矢先の出来事だったから、私は悲しい。ただ一つ励ましになるのは、「私、ときめきセンサーまだ残ったのね」と自覚できたことだ。婚活を再開した11月は本当に、「私この先、マジで好きになれる人ができないんじゃないか…そうなったらどうしよう」と本気で悩んでいた。心が本当に乾いていたと思う。だから、きっと今後も大丈夫だと思うことにするよ。四六時中私と一緒にいて励ましと慰めができるのは、私しかいないもんね。