To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

法螺貝を鳴らしに

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お礼でいただいたお菓子を食べる。チーズケーキとババロアとゼリーが一体になった感じのデザート。名前は分からないけど美味しい。

 

はい。今はちゃめちゃに婚活へのやる気が上がっている。理由は以前にも書いたように、ちょっと救われるアドバイスに出会ったからなのだが、婚活についていろいろ見直すことができた月初だったので、まとめてみる。

 

◆婚活のメリットとは?(自然な出会いじゃないからこそのメリット)

この1年半ほど、休憩もはさみながら婚活をしてきて、めちゃくちゃ考えたよ。「自然な出会いで結婚した人がめちゃくちゃ羨ましい…」って。基本的に周囲からも祝福されるし、何よりコスパ良すぎ、お金もかからないし…(笑)。私、この婚活ですでに数十万使ってるしな。※主に相談所代。そのお金で死ぬほど旅行行けるわ!!!と何回考えたことだろう。

だから婚活のメリットってあるんかなー…疲れたなー…と思っていた時、とある記事を読んでなるほどなあと思った。それは、「婚前に結婚生活の擦り合わせができることが最大のメリット」。

当たり前やんって思われるかもしれないね。でもこれ、もし自分が自然な出会いでパートナーと交際していたとしたら、あまり気に留めなかったと思う。現に今まで付き合ってきた人には感じなかったことだし、「この人は家事を公平に分担してくれるだろうか?」「この人はワンオペを良しとしないだろうか?」云々を言葉にして確認し合うことがあっただろうか。正直自然な出会いパターンは、「好き」とか「慣れ」とか「縁」みたいなもので括られてしまって、「今まで何とかなったし結婚しても付き合っていけるだろう!」となりそう。「夫が子育ての話に向き合ってくれない!話し合いができないのって超ムカつく!(怒)」とか「家庭の優先順位を確認させるために夫とバトルしたわ!(怒)」という例を結婚した友達からも聞いているし、リアリティがあった。だから、私はここのメリットを最大限生かして婚活しようと思ったし、20代で結婚しなかったからこそ観察できる点を大事にしたい。

 

◆仕事を続けたいのは第一に「経済力の担保」

仕事好きですか?と訊かれたら「好きです!」と元気よく答えてきた私だけど、やっぱり表の向きの理由を答えていると思う。キャリアアップ・やりがい・社会貢献度…それらは決して嘘ではないけれど、婚活していての一番の理由は「経済力の担保」。語弊を恐れずに言うと「離婚したい時にできる経済力の担保」。あれ、婚活しているのに離婚の話するなって言われそうだけど(笑)、まあまあそこはさておくのよ。

家庭を持つとなったら相手を信頼したいし、信頼を続ける努力は惜しまないけど、やむをえない事情で離婚したい別れたいとなった時、自分に経済力が無くて離婚できないという状況は、私なら耐えられない。一時期資格職の離婚率が高いなんて言われていたけど、それって単に経済力があって離婚しても生活できるからっていうのが大きいと思うわ。

大学時代、とても印象に残っている講義があってね。外部講師の方が「自分は両親が離婚していたので、自分が就職する時は、何があっても一人で生きて稼げる手段を身につけたいと思って今の会社に入った」と仰っていた。その時は単純に「そうなんだ~」と聴いていたのだが、今年になってその方のFacebookをちらりと覗くと、協議離婚しましたと書かれていたのね。会社を立ち上げながらお子さん二人を育てて物凄くお忙しい様子だったのだが、すごく”らしさ”があって、とても眩しかった。とにかく一人でも生活していける財力を確保すること、これがとても大事だと思っている。お金は選択肢の広さ・多さに直結するからなあ。

◆「子育てに興味があるんですか?」

ツイッターで見てなるほどなと思ったのが、「子ども欲しいです」と言う相手に対して「子育てに興味があるんですか?」と尋ねるとよい、というもの。「いや、周りがみんな子どもいるんで」「自分も良い歳なんでそろそろ…」という答えが返ってきたら注意せよとあり、「めっちゃ分かるぅ」となった。逆に具体的な家事育児の感想や意見(想像でも良い)が出てきたら、当事者性を持っていると思う。

大体さ、子どもは一人ではできないし、勝手には育たんのよ。子どもを持つということは、その間相手(女性)のキャリアをストップさせ、産前産後も心理的身体的に拘束させることなんやで。そして子育ては成人するまで一生続くんやで。自分は好きなだけ仕事をして、相手のキャリア(仕事だって人生の立派な一部だ)を止めるなんてこと、私は我慢がならないし、相手がそのことへの配慮がないなら別に子どもなんていらない。

最近「ワンオペするくらいならマジで子どもいらないわ…、というかそういう相手とは結婚しないぞ」と本気で思っている。というかそういう体制を許容する相手(「仕方ないでしょ?僕だって仕事してるし…」みたいな)とは絶対結婚できないなと思ったのだ。家事育児の公平感を持っている人じゃないと無理だし、ここは譲らずに婚活をする。ここを抑えた人と絶対に結婚したいなと思ってるし、そうなるのだ。

 

今年に入って真剣交際になった人、今思えば「家事育児への当事者性は無かったなあ」と思う。別れて本当に良かったわ。ブログにうっすら綴っていたが詳細は記していなかったので書きますと…。(笑)

確か「もし子どもができるとして、お互いの休みが合わないのは大変だから、不安なんだよね」みたいなことを言われたのだが、そこに「だから自分はこうやってベストを尽くしたい。晴ちゃんはどういうことができそうかな?」という提案は一切なかった。ただひたすら「不安だ」「難しいよね」と言われましても…ただ想像で不安になられましても…。自分は何ができるかという提案なしに、休みが合わないことに対して意見を申されたことにまあまあムカついたのだった(振り返ると改めて発展性のない会話だな…)。

「なるほど。それが不安なんだね。でもお互い仕事を変えるのは現実的じゃないって思ってるでしょう。なら今できる方法を考えるしか、不安を解消する手立てはないよね。一回社内の制度調べてみようか?何なら育休取った先輩に訊いてみるけど」と私は優しく言って具体的に落とし込み、翌日とりあえず弊社の育休制度を写メって送ってみたのだがw(どんな反応をするか確かめるため)、相手は「送ってくれてありがとう」で終了。いや、ありがとうじゃなくって、君が婚活相手に対して不安に思ったことなんだよね…?それを受け止めて私なりに考えて伝えた反応がそれかいな?不安は解決できる方向に持っていきたいし、無理でも部分的解決する手立てがないか調べないと、いつまで経ってもそのままだよ…?自分たちの問題だから誰も答えを教えてはくれないよ…?

と、めっちゃモヤっていたのだがw、結局今思えば「相手に当事者性が無かった」ことに尽きるわな。こういう話をすると「結婚前は想像つかないんだよ、理屈で責めないであげて」みたいに言ってくる人もいることも想像できますがw、そこを婚活で訊けなくてどうすんだよ。何のための婚活だよ。私は100点満点の答えが欲しいのではなくて、そもそも相手が課題に向き合う姿勢があるかどうかが大事なんだ(私だって間違っているかもしれないしね)。課題に向き合って話し合いができるのであれば、きっと関係は発展するけれど、そもそも相手が土俵に立たなければ、コミュニケーションは不全だろ。

 

 

◆子どもが絶対的に可愛いなんて、うそだ 

私、子どもが好きかって言われると、いや別に…?分からんし、って正直思っている。もちろん無垢な存在は愛おしいし、社会が守るべき存在であると考えているし、人並みに愛情はあると思う。単に接触する機会が少ないってのも大きいと思う。でも「女性はみんな子どもが好きだよね!子ども欲しいんでしょ?」「ほらほら赤ちゃん可愛いでしょ!抱っこしてもいいよ!」みたいに言われると(いやいや主語がでけーよ)(いや…あの…無理して抱っこしなきゃだめ…?遠慮したい…)って内心なってる。

正確に言うと、私は「自分を慕ってくれる子どもは好き」。我ながら正直だなwww

これを自覚したのは教師になろうか迷っていた教育実習の時で、それなりに荒れている中学(一浪していたので母校では無かった)に配属されたのだが、慕ってくる子は可愛い!「晴先生はいい先生になれるよ!」と言ってくれた部活の子とかめちゃくちゃ可愛かったけど、やんちゃで暴れたりする男子生徒とか、マジで教師としての愛情一切なかったな。中学生以前の問題であったため、しつけからやり直せよと本気で思ったものだが、その時「あぁ、私は教師には向いてないな」と感じたのだった。色んな子がいて、その多様性を包摂して導いていくのが教師なのだと考えていたから、可愛くない子に教師としての情熱を注げない私は、仕事を続けるのは無理だと思ったのだ(あと体験してみて、長時間労働が心底無理だなと思ったのもある…)。なので世の先生方はマジですごいです。尊敬してます。

 

 

とかね。いろいろ思うね。結局私は「フェアであること」に重きを置いているのだ。フェアであろうとするとお互いを知らないといけないしね。完全に5:5じゃなくても4:6とか6:4に偏ってもいいのだ。その時のバランスでベストを見つけて、やってもらったらお礼を返す。率先してやり遂げたら、今度は相手に甘える。そのシーソーゲームでいいんじゃないでしょうかね。

私はそういう家事育児を公平に分担できる人を絶対に見つけるんだからな。ブホォォォォォォー(法螺貝の音)。

 

 ♪本日の一曲♪『Don’t Stop Me Now』

www.youtube.com

昨日の金ローで『ボヘミアン・ラプソディ』を見て、結末は分かっているのに案の定泣いた。この映画は当時自分の誕生日に見に行って、いたく感動して帰ってきたのを覚えている。QUEENの曲はどれもサイコーだが、私が現役時代に演奏した『Don't Stop Me Now』は特に思い入れがあるなあ。色んな編曲が出ているが、せっかくなので自分が演奏したスコアの音源を引っ張って来てみた。このドラム、はちゃめちゃに楽しかったなー!

この曲は映画で劇中には流れなかったのでちょっぴり残念…でもめちゃくちゃ良かった…!とLIVE AIDのシーンを観終わったら、まさかのエンドロールで流れてきて、「やられたー!」と思ったのだった。”僕をとめないで”、まさにぴったり。

それにしても『ボヘミアン・ラプソディ』は役者さんが素晴らしい。ラミ・マレック、時間が経つほどにフレディそっくりだもんなぁ…。役者さんって本当にすごいと思う。他のQUEENメンバーも、ちょっと似すぎていて笑ってしまう。かつてQUEENファンだった母も「似てる」と太鼓判を押していた。ちなみに「誰が好きなの?」と訊いたら、「グループとして好きだから…」(※だから単推しはいないという意味)と返ってきて、そのガチ度を実感したわ。