To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

私的『劇場版名探偵コナン』BEST5を発表するよ

今日も会社で数字を獲ったぞー。うっきうきで上司に報告。仕事はめっちゃ順調。仕事は…(笑)。

夜は講演会へ。とても良い話だった。他者への想像力を持つということが、人間関係の構築やより良い社会をつくることに繋がる…改めて言葉できくと、身に染みた。と同時に一度会っただけで、1年ほど一緒にいただけで、相手のことを分かった気にならないようにしていると講演者が仰っていたのにも納得。相手を分かることの難しさが、分かり合えた時の感動を生むんだよね。

 

さて今日は平和な一日だったので、前々から書きたかった『劇場版名探偵コナン』私的BEST5をお届けします!本当は公開前日とかにブログ書きたかったのに、興奮して忘れてたw24作目『緋色の弾丸』、初動20億突破おめでとうございます!!わーいわーい!

では早速いきます。

※『緋色の弾丸』はあえて抜きます!

 

★★★BEST5 第6作目『名探偵コナンイカー街の亡霊』★★★

正直、第5作目『天国へのカウントダウン』と迷った。あれは最後の車でビル横断シーンが良い。哀ちゃんのカウントダウンのところ!ドンパチは5作目に譲るとして、やはり脚本の先見の明…第6作目の『ベイカー街の亡霊』!人工知能VRなど、2020年代に話題になっているトピックをふんだんに使っている。コナンくんたちが入り込むロンドンの世界も、完全にVR。脚本家さんすごすぎ…。パスポートが無いため海外渡航できない(原作で解毒薬飲んで無理やり渡欧&第23作『紺青の拳』でキッド様マジックてで連れ去りというケースはあるが)コナンくんに対して、VRを使うというアイデアにあっ晴れ。RPGのごとく仲間をだんだん失っていくところもハラハラ。親子関係(本作は父子関係)にもクローズアップされていたりして、社会派作品と言えよう。

 

★★★BEST4 第21作目『名探偵コナン から紅の恋歌』★★★

から紅はですね。何と言っても大岡紅葉ちゃんでしょう!!!(何この強火)

映画から逆輸入され原作でも活躍するもみちゃん。服部平次遠山和葉という、絶対くっつくことが予想されているカップルに対して、和葉ちゃんのライバルとして登場した時「当て馬にならん…?」と心配したのもつかの間。もみちゃんキャラ強いし可愛いし、私どっちかというともみじちゃん派です…(CVゆきのさつきさんがまた良いんですわ)。舞台が京都と大阪、最後のかるた決戦も紅葉の舞散る場所で。色彩が華やかで、ラブコメもたっぷりな一作。楽しく視聴できてお子様にもおすすめ(笑)。かるたのシーンが好きすぎて、これも劇場に4回くらい足を運んだかなwメインテーマは全作品の中で唯一?ストリングスが主旋律を奏でており、美しい。

 

★★★BEST3 第20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢』★★★

大人になってからコナン熱が再燃したのは、本作品『純黒の悪夢』。記念すべき20周年作品!ちょうど金曜ロードショーで宣伝のため前作『業火の向日葵』を放映されていたのを観て、「うわ~コナン懐かし。こんなんやったかー。久々に観に行ってみようかな?」と思い劇場に足を運んだのです(プロモーションの思惑通りだなww)。20作目だと知らずに劇場で特典をもらったのだが、それが過去劇場作品を無料で一本観られるキャンペーンで、家のPC『ベイカー街の亡霊』を観て無事にコナン再燃。今に至るのであります。

純黒はまず赤井さん安室さんのドンパチでしょ(笑)。観覧車で暴れまくる様子は「おーい、事件は!?」と声をかけたくなるほど。さらに敵役のキュラソーがめちゃくちゃ良い。ゲスト声優の天海祐希さんが素晴らしいのだ…。派手にドンパチやりつつ、豪華なお祭りっていう感じで観ていて楽しかった作品です。劇場で3回観た。

 

★★★BEST2 第4作目『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』★★★

本作、一位にしようかかなり迷った。初期もみんな名作だけれど、私は『瞳の中の暗殺者』が大好き!正直最近のコナンはアクションがメインになっていた時期もあったけど、本作は本格ミステリーで、トリックが鮮やか。最後”瞳の中の”の意味が分かる演出には何度見ても鳥肌が立つ。何より記憶喪失になった蘭ちゃんを一途に助けようとするコナンくんに胸を打たれる。二人の描かれ方が自然で、キャラクターが大切にされていて素晴らしいの。もちろんアクションもたくさんあり、ロケ地の一部であるパルケエスパーニャには昔何回も家族で行ったことがあるので、そこにも興奮(笑)。

名探偵コナン20周年記念作品『エピソードONE 小さくなった名探偵』(初期エピソードを再構成し、コナンくんが誕生する前までをストーリー化したテレビアニメ。私、友達を家に呼んでパーティーしながら観たw)で、瞳の中の暗殺者のシーンが使われていてほろりとしてしまった。瞳の名シーンが…原作エピソードに輸入されている…!これが、公式…!嬉しかったよー。蘭ちゃんを心配するコナンはもちろん、小五郎英理夫婦、園子、哀ちゃん、目暮警部・高木刑事・佐藤刑事の警察組の絡みも原作通りで安心。純粋にミステリーを楽しみたいひとにオススメ。視聴後に『Need not to know』を何度も呟いてしまう…。

 

★★★BEST1 第22作目『名探偵コナン ゼロの執行人』★★★

出ましたー!「安室の女」の流行語を世に生み出した、『ゼロの執行人』。初見のエンドロール、放心状態だった…面白すぎて、キャラクターが魅力的過ぎて、シナリオが良すぎて!!!私はやっぱりミステリー脚本が好きだな。

好きなポイント①安室透という男

やーっぱり、この人の魅力でしょう!「今回の安室さんは、敵かもしれない」予告で流れたコナンくんのセリフに全ファンが衝撃。味方か敵か分からないポジション。結局所属(公安警察)としては味方だけど、黒の組織の潜入捜査官でもある安室さん。本作は公安警察の降谷零としての在り方が描かれている。最初の喫茶ポアロ安室さんのシーンも大好き。部下の風見の失態に対する叱責「よくこれで公安が務まるな」という名セリフ(ファンの間では「これ公」として有名w)、ぞっとしたもんなあ。最後の決め台詞は言わずもがな。善にも悪にもなれる、それが降谷零という男なのだ。CVは古谷徹さーん!思えばセーラームーンのまもちゃんも古谷さん…アラサーはいつまで経っても古谷さんボイスに夢見させてもらってます。合掌。

②驚きを伴った本格ミステリ

しょっぱなから小五郎のおっちゃんが連行されるという(もちろん冤罪なのだが)、しかもそれを仕組んだのは安室さん…!と明かされる映画広告チラシを見て卒倒しそうになった。え、マジで今回の脚本、重すぎん…?(歓喜

どんでん返しはぜひ本作を視聴してほしい。観ていて思わず唸ってしまった。そ、そう来たか…!意表を突かれた驚きと、事件が解決される爽快感。ストーリーはやや複雑だけど、考察大好きオタクにとっては歓喜でしかない。はかどる。

③魅力的なオリジナルキャラ

本作オリジナルのキャラが数名いるが、私が好きなのはゲスト声優上戸彩ちゃんが演じた「橘境子」。上戸彩ちゃんの演技が素晴らしいのです…特に最後、とある理由での橘境子の”絶叫”。この時の演技、迫力がありすぎて胸に来るものがある。その理由とは!?ぜひDVD借りて観てみて下さい。

④すさまじいアクション

本作も降谷零がRX-7をぶっ飛ばしますが、高速を駆け抜けるシーンが大好き。その時のBGM(「激走ハイウェイ1・2」)がまたカッコいいんだよなあ。本作、メインテーマも超好き(年によって好みがある厄介なオタク…)。最後コナンくんと零くんが高速を物凄い勢いで駆け抜ける時流れる曲、「安室、出動!」だった。サントラで見て笑った。「アムロ、行きまーす!」まんまやんけ。

 

『ゼロの執行人』は見てから衝撃が強くて強くて…。大好きな作品となった。興行収入も前作を上回る90億越えだったしね。

さて今年の新作『緋色の弾丸』、個人的にランキングに入れるとしたら、第3位かな。全員のパワーバランスが素晴らしい。今年こそ、目指せ百億!(『ゼロの執行人』の際に「#安室さんを百億の男に」というハッシュタグが流行していた)だし、百億と言われるのはコナンファミリー全員でいいんだと思います。毎年、絶対に新作が確定しているアニメ映画って、そうそうない。これからもたくさんの人に観てもらえると嬉しいなあ。

 

 

★本日の一冊★『すーちゃんの恋』益田ミリ(2012)幻冬舎
すーちゃんの恋 (幻冬舎文庫)

すーちゃんの恋 (幻冬舎文庫)

  • 作者:益田 ミリ
  • 発売日: 2015/02/10
  • メディア: 文庫
 
 『週末、森で』益田ミリ(2009)幻冬舎
週末、森で

週末、森で

  • 作者:益田 ミリ
  • 発売日: 2009/10/01
  • メディア: 単行本
 

最近さらに気になりだしている作家、益田ミリさん。初めて漫画も読んでみた。うん、私この方の作風かなり好きだ。いっぱい読んで行こうと思う。年末年始から多読生活をはじめて早4か月、好きな作家さんができるってとても嬉しい。どちらの本も、読者にとって温かく、特に独身の私にとっては同感できる箇所が多数。かといって押し付けがましくなく、作者の自然体が心地よい。

私は朝日新聞を購読しているのだが、よくよく考えていたら益田ミリさんのエッセイが週一で掲載されていることに気づいた。わー、いつも読んでいたのに、何で気づかなかったんだろう⁉そういえば文体も似てたわ(笑)。他の著作も探して読もう。

 

♪本日の一曲♪『名探偵コナンメインテーマ(吹奏楽セレクション)』大野克夫


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これだけ連日コナンのことを書いているので、そろそろ(笑)。吹奏楽の良さは、気軽にポップスを演奏できることにもあると思う。演奏会で盛り上がったり、文化祭で吹いたり、みんなで楽しめるのが素晴らしいよね。金管楽器たのしそー!