To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

乾いた心

9月末までの秋休みは相談所での婚活をしないと決めていたけれど、今日は1件男性とのアポがあった。私の近況をみかねた友達が、高校時代の同級生を紹介してくれたのだ。友達が調べてくれた結果、相手は今婚活モードではないことが分かったので、「友達つくる位の気持ちで気軽に会ってみたら?」と言ってくれたのだ。

特に前情報も仕入れず、その場の勢いで挨拶をして2時間ほど喋った。正直な感想をここだけに吐き出すと、途中までは共通の話題も見つかり、とても楽しかった。ただ後半になるにつれ、彼が自分と私の仕事内容や労働環境/条件の違いをずっと比較してきて、げんなりした。「晴さんみたいな仕事はできないですよ~」そこまではいい。けれど「僕にはできない」「その△△(私の労働条件)、僕は絶対嫌だな」とか、私を持ち上げているように見えて、何となく蔑まれている気分になって、腹が立った。誰もあんたに同じ仕事をしろなんて言ってないが。だんだん頭に来て、途中で「民間だとこういうのは普通ですけどね~w(※彼は教師)」と言い放った私も私だが。

悪い人ではないし、悪気がないことは分かる。だからこそ、何気ない一言で相手の考えが分かってしまって、がっかりした。相手の気が回らない、想像力が足りないことに目を瞑らないと婚活なんてできない。私だって無意識のうちに相手を傷つけているかもしれない。でもね、少なくとも私の友達はこんなことは言わないよ(言わないからこそ今友達なんだろうが)。残念だな。一応、相手と友達にお礼のLINEをしておいた。こうして少し戻ってきていた、新規(?)の人と会う気力が、薄れていく。

 

By the way.  毎年の大晦日、私はその年の「すごく楽しかった、今後も忘れたくない出来事ベスト5」みたいなものを考える。昔は手帳に書いていたけど、今は忙しいので心の中で。で、2020年は何がランキングするかな~とふと思い立って考えたら、何件ランクインしたと思いますか?(誰に聞いてるんだろ)

考えたら、今年は今のところ、2件しかなかった。2件かあ。今年あと3か月と考えると、少ないなあ。ささやかな楽しみや喜びは数えきれないほどあるし、手帳にも書き記しているのでちゃんと思い出せるのだが、飛び上がるほど嬉しかったり泣きたいほど笑えたことが、あまりにも無い。直近の2019年と比較してしまうけど、去年は紆余曲折あったが心が潤う出来事がたくさんあった。でも今年は、年明けからずっと心が乾いたままな気がする。

日ごろの小さな幸せに感謝をとか、そういうのは耳にタコができるほど聞かされてきたし、自分一人でいて幸せだと感じられなければどうのこうの、というのは分かっているんだ。でも、ささやかな幸せ貯金だけでは乗り切れないことも多分ある。人生山あり谷ありなので、たまには「うわ、めっちゃ嬉しいー!!!」って出来事がなかったら、倒れてしまう。そんなことを思いながら、私は去年のカレンダーをめくり、「去年の今日は何してた?」を時折想像するのだ。前に進むための後ろ向きな選択。