To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

私は絶対に、〇〇な人と結婚するぞ

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過去の写真発掘シリーズ。



 

気分だけは剛速球よ。

本日は婚活アポ2件。ツイッターで見て「確かに」となったのだが、婚活でお相手と会うことをデート”じゃなくて”アポ”と呼ぶと、余計なエネルギーを使わなくて済む。”デート”になるのは心を許してからだよね。一人は仮交際希望を出し、もう一人はお断り。さてどうなるだろうか。

さらに。私は今日、満を持してもう一つの婚活サイトに登録したのだった。入会金で3万弱飛んでったけど、もういい。ボーナスの前借りをしてしまったということで、迷っていた夏のワンピースは買わないことにした。

行動力の権化か、私。今日の私も本当にえらかった。

 

◆結婚相談所は”エイジズム”ゴリゴリの場所

入る前から十分に分かっていたことだけど、結婚相談所での婚活でエイジズムを良しとされているのはいただけないなと思う。例えば今の相談所に入る時、私はこう言われた。

 

仲人「誕生日はいつですか?」

私「ええと、あと2か月で〇〇歳になります」

仲人「そうかー。婚活ではやっぱり、今の年齢と〇〇歳だと申し込み数は変わってきたりするんですよ。〇〇歳だと、検索のフィルターにかけない人だっている。だから、1日でも早く始めた方がいいって皆さんには言ってるんです」

 

普通に考えて日常会話で言われたらセクハラ発言なのだが、婚活界隈ではこうやってエイジズムをはっきりと口にするし、これが通常運転だ。補足しておくと『男性は年収、女性は年齢』の論理で結婚相談所は動いている(男性も辛いよね…)。

…とはいえ、誰も「あなたの言ってることセクハラです!」なんて言わない。私だって言わないよ。これは営業トークだって解っている。そして、”若ければ若いほどいい”という規範を内在化して婚活を進めた方が、思考停止した方が辛くない。

でも今日、やっぱりそれって、失礼な話だよなと思ったのだ。『昨日の私より今日の私の方が劣化している』なんて。「劣化」への異議申し立ては、逃げ恥新春スペシャルで平匡さんが即妙に返してくれていたから要チェックよ。こういった話をすると「現実問題、結婚して子ども欲しいとしても、年齢が上がるにつれ子どもはできにくくなるじゃん」という大阪湾に沈めたくなる輩も発生するのだが、個々のカップルの問題に口を出すなというのと同時に、貴殿…男性の遺伝子も年齢によって老化していくってご存知?と言いたくなる。

私は、『昨日の私も最高だけど、今日の私は更に最高★』の精神で生きていこうと思ってる。実際、5年前と比べて今の私じゃないと理解しえない価値観・考え方・人間関係もたくさんある。私自身が、年齢で女性をジャッジするような女性でいたくない。昔の私は冗談で「未来の自分には30歳までに結婚していてほしい~!」なんて言っていたと思うけど、その考え方はいずれ自分と周りを苦しめる呪いだと分かった。だから呪いからはさっさと逃げて、周りの人に「若い方が価値があるだなんて、それは違うよ」ってしつこく推奨して回る側でいたいと思うんだ。

次に問題になるのは、その反エイジズムと婚活は両立するのか?という話だ。これは結構、難しい。本当にエイジズムが嫌ならば婚活をやめるという選択肢もあるけれど、「人生の苦楽を共にできるパートナーがほしい」が婚活をする理由の私には、婚活をやめることは人生の願望を捨てることになる。

解としては、反エイジズムに共感を持つパートナーを見つける+自身も反エイジズムを提唱して周囲の意識を変え、再生産に屈しないことに尽きるのではないか。自分も願望を捨てずに理解のあるパートナーを得つつ、同時に周囲(社会)の意識も変えていきたいという訳。例えば年齢いじりがあったらちゃんと率先して止める、歳をとることを怖がる後輩がいたら30代楽しいよと言ってあげるとかね。ま、この反エイジズム思想のパートナー探しというのが難易度激高で、ジェンダー観を深掘りしないと出てこないのだけどね。正直、私の男友達の中でもジェンダーイコール男子は2割満たないかも…。「考え」は理解してくれるが「行動」は伴っていないパターンが多いかな(笑)。

いずれにせよ根深い問題だが、私の世代を最後に根絶やしにすべし。また法螺貝が鳴ってる。

 

◆親と子の人生は別

ちょっとセンシティブなことを書きます。このブログにはセンシティブな事しか書いてないやないかって感じだけどw

ここ数年で、私の中で明確になった価値観。本意ではない親の欲求にこたえる必要は無いし、無駄な責任感を負う必要はない。親と子は別の人間だということを理解するのに、実は二十年近くかかった。

数年前、いろいろあって(※私起因ではない)家族が離散⁉という笑えない状況になった時、母が私を精神的に頼り続けたことに滅入ったのが大きなきっかけだ。その時うっすらと感じていた『親と子の人生は別で、家族だからといってお互いが完璧に理解し合えなくてもいいし、分かりあえなくていい』という価値観が明瞭になり、私は思い切って途中からその頼りを断った。結果、母をスルーしたことで当時は大きな親(母)子間の断絶を生んだし、向こうは相当ショックを受けていたけれど、私は今でも後悔がない。

多分まだ、母はそうは思っていないし、考えは変わっていないだろう。『家族なのになんで放っておけるの、無視できるの』と言われ続けた時、いや(私自身のキャパシティをオーバーしたら)無理ですと憔悴した。

婚活については私の好きにしているけど、たまに「(私の妹)の彼氏は〇〇って言ってるらしいよ」「〇〇ちゃんとこは旦那さんと▲▲らしいよ」なんて言ってくる時、「私の婚活には口を出さないでほしい」とはっきり言った。単純に面倒くさいし、私は親のために婚活している訳ではない。育ててくれた感謝はあるけど、成人したのだからその先の人生の責任を負ってもらう必要はない。かつて学生時代に一人暮らしさせてもらえず大喧嘩したことも、結局は「親が子離れできていない」ことに私が根負けしたと思っている(もう蒸し返すこともないが)。私の精神と時間と金で好きにやっているのだから。今ではもう、「晴には何を言っても仕方がない」という感じだが。

一人暮らしをして物理的な制限がなくなったのもあるけど、私は心理的にも親子関係が良くなったと思っている。別に喧嘩ばかりしていた訳じゃないし、友達からは「仲の良い家族だね」と言われることも多かったが、それでも抱えている悩みはあったのだ。それを、ちゃんと悩んでいたんだと自覚できたことが成長の証だと今では思う。

 

◆イマジナリーフレンド、イマジナリー帰省は便利

嘘も方便とはよく言ったもので、婚活で相手の価値観を探る時に「~~~の件、友達の夫婦は大ケンカになったみたいなんですけど、〇〇さんはどう思いますか?」ってめちゃくちゃ有用なフレーズなのよな。~~~の件、の部分には「住む場所」「家事折半方法」「子どもが欲しい時期」「夫婦別姓」などを入れて下さいなwこれも、とある記事を読んでなるほどなと思ったのだが、あえて”友達”の話として振ることで相手が身構えず、”面接してる感”もなく本音を引き出しやすくなるという。私もガンガン使わせてもらってます!だから婚活女子のみなさんは、一緒にイマジナリーフレンドをでっちあげよう!(何の宣伝だよ?)
あと私がよく使うのは「実家に帰省しないといけない用事がある」というもの。婚活で複数人並行アポしていると「ヤバい、〇日の昼しか空いてねーよ…」というスケジュールになっていることがある。さすがに「別の人とアポっす★」とは言えない手前、イマジナリー帰省をここぞとばかり使うのだった。あとは病院(「持病では無いんですけど、薬を貰いに行くだけの用事があって…!」)もよく使うw何度も使えないが便利な表現。

誰も傷つけない嘘はどんどん使っていこうぜ。

 

◆婚活界にいる『エセ男女平等』な男性

私も当たってきた、「一見男女平等精神」がありそうな男性。でもよくよく話を聴いてみると、夫は生活ペースを変えずにフル残業・家事は妻一択の前提だったり、妻が育休フル取得&ワンオペ育児することが前提だったりする。ここでまた吠えさせてもらうと、「なんで相手と話し合わずにそういう前提つくるん???」摩訶不思議なんだが。君のその設定、産ませるだけ産ませといて自分のキャリアは傷つけず、良い身分だよな、とキレ散らかしたくなる。

さらにちょっと「イクメン」感は出したいのか、「休日はたくさん子どもと遊びたい!」みたいパパ希望像を見ると「テメェ子どもは平日も存在するんだが???いいとこどりするつもりか貴様?」としか思えなくなってきた。言葉づかい悪いw この、エセ男女平等、実は婚活界にたくさんいるな…という気がしている。

 

「ウン、結婚はすぐにでもしたいと思ってるよ!子どもも欲しいしね!何事も早い方がいいし、共働きだし何とかなるよ、頑張っていこうよ!」

(でもいきなり仕事量減らせないから帰宅は毎日21時超えるからね★上司の期待もあるし昇進チャンスは掴みたいからそこはお願いね★あ、でも健康には留意したいから平日のごはんは作って欲しいな、俺も休日には作れるときは作るからさ!凝った料理とか、たまにはつくりたいし★育休…は、社内に例がないからちょっとなあ~(;^ω^)でもちゃんと出産の立ち会いはするよ★これからはイクメンの時代だし帰宅したら全力でパパやるから★でもやっぱり子供にはママが居た方がいいから極力育休期間はMAXで取って欲しいな★それと、子どもには兄弟がいた方が絶対いいと思うから、その計画込みでね★あ、そうなると子育て費用はかさむよなあ~(´;ω;`)やっぱりフルタイム正社員の君と結婚して良かったよ★)

 

…みたいな、言外の意味が含まれていないかチェックするのが婚活なんだよなあ(遠い目)。

 

※無理やり一人っ子はかわいそう論や三歳児神話を入れてみたw。改正育休法も成立してんぞ、オイ。

 

相手が共働き志向であっても、「共家事」「共育児」かまでは分からないんだよなあ。そこを根掘り葉掘りきくのが婚活なんだよな。私にとっては、そこが大事なポイントだから。ワンオペしてまで子どもほしくねぇ(※昨日のブログ参照)。

またまた怨念のように書くと、昨日書いた例の真剣交際メンは毎日21時以降帰宅、休日出勤という状況で(しかも最初それを隠していたw)「部署は異動とかないの…?」とさりげなく聞くものの、彼は「あと2年は今のままかなあ」とぼんやり言っていた。君、子ども欲しいって言ってたけど、家事や育児どうやってやっていきますー?という答えが、あれよ(※昨日のブログ参照)。

他にも、私がかつて激務部署にいた頃、3歳未満の子どもがいながら日付を超えるまで働いていた男性の先輩たちのことを思った。

 

先輩たち 

激務過酷と言うけれど

評価の陰には

ワンオペ妻あり  

(晴蔵 心の俳句 字余り)

 

…か…(遠い目)。

ある時親しい先輩に「…あのー、今の働き方でよく奥様怒りませんよね…?」と訊いてみたところ、「うん。家族会議なったでー」と言っていてビビったのだが「でも支えてくれてほんと感謝してる…」と奥様には頭が上がらない様子だったので、(いい話風に見えるけど、奥様は諦めたんだろうな…思考停止せざるを得ないんだろうな…)と思った。ちなみに奥様も働いていらしたのだがね…。それでいて年賀状に幸せ家族写真送ってくるの、複雑。そういう時だけイクメン感出すなよな(そもそもイクメンという言葉自体撲滅すればいい)。うちの会社の組織のトップも紛れもなく、男性=子だくさん、女性=独身かそもそもいない、だもんな…。くそぉ。ヘルジャパン。

 

 ◆でも、希望

書きたい放題書いてきたけど、一つ思考転換しなきゃなって思っている。

「家事育児を公平に分担できる人じゃないと、絶対結婚しないぞー!!!」

でもいいんだけど、それよりは

「家事育児を公平に分担できる人と、絶対に結婚するぞー!!!」

だなって。否定形を肯定に変えただけだけど。

〇〇しないという否定形、頭の中に根強く残ると何でもその基準になってしまって、いいなと思った男性のことも「いやでも…あの会話のあそこが気になる…」と相手を点で見てしまう。致命的な点であれば即効離れたらいいと思うが。

 〇〇な人は無理!!!って思うのは大事なことなのだが(自分の中にある生理的な拒否反応だし)、「無理なら独身でもいいや…」と交際が終わる度に終わっていたけどw、そうじゃないぞ。そうじゃなくて、母数はかなり少なくても、いるはずだ。だから前を向いて進もうと思う。

 

♪本日の一曲♪『マスク』

最初から最後までカッケェ…

思わず唸ったのが、「吹奏楽特盛」CDで出会ったマクベス作曲の『マスク』。”仮面劇”を意味するこの楽曲、スネアドラムの疾走感が心地よい。何かと似てるな…?と思ったのだが、この曲、『フェスティーヴォ』に似てません?そう思うのは私だけ??あとフェスティーヴォを聴き直して知ったのだが、この曲野球応援に使われてるんだって⁉斬新…すぎるけど、威圧感あってカッコいいな。作曲者ネリベルもこんな使い方をされるとは思わなかっただろう。

※比較参考:『フェスティーヴォ』


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