幼馴染グループと話していて、「晴ちゃんは、もし結婚などのライフイベントで地元に帰ることになったらどうする?」と聞かれたのだが、「絶対、嫌や」と即答した自分に驚いた。皆爆笑していた。
「晴ちゃん、マジで中学の時も『早く▲▲(私たちの地元の街)を出たい』って言ってもんな」「マジで?記憶ないわ。笑」「うんそう。で、〇〇(同じグループの友人)は『早く大人になりたい』って言ってた」またまた爆笑。どうやら中学時代から同じことをずっと言っていたようだ。
戻りたくない訳はいろいろあるが一番の理由は、街の規模がそこそこローカルで、噂話がすぐ広がるコミュニティだからかな。田舎というほどではないが、コンビニは数軒しかないから同級生の誰それが働いているという情報がすぐ回り、スーパーでママ同士が出会えば(勝手に)子供の近況報告会をしている、といった感じだ。東京などの都市部でなければ、日本のあちこちで見られる光景かもしれない。
私も、『早く大人になりたい』といった彼女も、社会人になって自立してからほぼその通り(?)の人生を送っているのが面白い。三つ子の魂百まで。