満を持して、友達とのクリスマスプレゼント交換でもらったお香を開封。
何これー、めっちゃおしゃれ。京都の名前がついているんだね。早速一本取り出し、ライターで火を点けよう…としたら、ライターが切れていた。ざ、残念…。家にあった2本ともだめだった。仕方ない、1年以上前に買ったものだしなあ….。
ついでに。写真は先日買ってみたキングジムさんのフラッティ。文具も好きな私、流行に乗るのがめちゃくちゃ遅いんだけど(笑)、とても気になっていた商品だ。難点である磁力のふた(私は常にIC定期とクレカを持ち歩くので、もし壊れるとダメージがでかい)が気がかりで購入できていなかったが、それなら持ち運ばずに家のお薬でも入れてみようかと買ってみた。だってパステルカラー可愛いし。ラベンダーと迷ったけど、今年は手帳を紫にしたから、フラッティはこちらのティファニーブルーで。
思いつきでお香をインしてみた。シンデレラフィットやないかい。
キングジムさん、磁力じゃないふたバージョンを作って下さいな…。
さて、前置きが長くなった。今日のブログタイトルは怪しい新書みたいな感じだけど、内容も怪しめ(笑)。
婚活していて思うのは、お見合い相手とのコミュニケーションで「う~~~ん惜しいっ」「それ言わなきゃ好かれるのに…」「なぜ今このタイミングでそれ訊いた?」等々、頭に疑問符が浮かぶシーンが時々あること。
今日は代表例として、「自己開示せずに相手にプライベートな情報を訊く」を取り上げたい。例はこちら。
《とりとめのない会話をしている》
相手「そういえば、晴さんの勤め先の会社ってどこなんですか?」
私(きゅ、急やな…)
これだけじゃ分からないな(笑)。
会話の流れで唐突に質問を投げかけられるのは、お互い会話のネタが尽きてくるとしばしば発生しがちだが、会話していて私がいやだなと思うのは、「なんで自分の情報を出さずに、相手に訊きたいことだけ訊くの?」ということに尽きる。
上記の会話の模範例(※私調べ)だと、こうなる。
相手「僕、メーカー関連の会社って言いましたけど、具体的には▲▲を扱ってて。あ、◎◎株式会社っていう名前なんですけど。晴さんのお仕事は〇〇メイン…ですよね。ちなみに晴さんの勤め先ってどこなんですか?」
とかさ。どう違うか?それは、「自分のプライベートな情報を開示してから、相手に尋ねる」ということ。だって、フェアじゃないじゃん。
誤解しないでほしいのは、私は会社名を話したくない、という訳では無い。別に訊かれたら話すし、婚活している以上、相手を知る上で必要な情報だと思う。何なら相談所のサイトでは、自己プロフィールで現住所(◎◎県〇〇市)・誕生月・職種や業種・年収・家族構成に至るまで開示しないといけない。個人情報保護の時代に、個人情報の大宝庫である。今更会社名を伏せて活動しろと言われても、無理な話だ。
でもさ。訊きたいなら先に自分の情報を話してよ、って思う。勤め先って、かなりリアルな情報だし、私の場合、ある程度業種で勤め先の範囲が特定されてしまう。だから、言わなくていいなら言いたくないという気持ちがある(特に、交際に進まなさそうならできるだけリスクは避けたい思いは正直ある)。公の自分がほぼ特定されたような気持ちになるから。
婚活していると、この質問を唐突にしてくる人が一定数いて、「別に一概に悪いとは言えないし自分を知ろうとしてくれているのは分かるけど、もう少し自己開示してから言った方が、コミュニケーション円滑に進むのになあ」と思っちゃう。逆に最初からはっきり会社名や部署名を言ってくる人もいるし、そこは安心感がある(その場合、①早めに自己開示して安心させ、相手との距離を詰めたい ②勤め先に自信を持っており、単純に自慢したい(笑) の2パターンがあると推測されるw)。
書いてて感じた。私、フェアじゃないという状況が一番嫌いなんだよ。人生において、何事も。
話は少し逸れるが、相手にできれば訊いてほしくないなと私が勝手に思っている質問があって、それは、
相手「晴さんの自宅の最寄り駅ってどこなんですか?」
がある。
え、それがいやなの?過敏すぎない?と言われるかもしれない。私も過去に相手に言ったことがあるし、相手も善意で(「遠くから来てくれたんですね~」みたいな配慮の会話)聞いてくれるんだけど、でも私は不要な情報だと思っていて。これもできれば答えたくないかなあ。万が一何かあったら、怖いし。だって、プロフィールに現住所書いてるやん。そこから沿線くらい複数推測できるでしょうよ(笑)?上記のように職場も知られてたら、通勤路特定されちゃうし…。
怖いと書いたのは、私が最初にお見合いした人が、会うの2回目のご飯での帰り道、「晴さんの家の近くまで送ります!!」と譲らなくて(たまたま食事をした場所が私の自宅から歩いて行ける距離だった)、「いや悪いので大丈夫です!(いやいやいきなり自宅知られるとか絶対無理、2回しか会ってないのに)」という押し問答をした思い出があるからですかね…(遠い目)。振り切って駅で別れたけど。無意識の善意はこわい。
だから、最近は割り切って「自宅の最寄り駅」を訊かれた時は、あえてもう一つ隣の駅を答えるようにしている。あ、この話はもちろん会って1~2回目のパターン。3回目以降会うっていうのはそれなりに好意があるってことだから、別に最寄りを訊かれても平気。時と場合によるけど…。
話を戻そう。自己開示してから相手に訊きたいことを訊く、これは私はコミュニケーションの基本かと思っていたけど、どうやらそうではないようだ。この話を同僚にすると、「自分(たち)と相手を一緒に考えちゃダメ!!」と一蹴された。せやな。
もう少し突き詰めて書くと、「自己開示せずに相手にプライベートな情報を訊く」人には二パターンいて、①無意識 ②わざと がある。
相手が①無意識 なんだろうな~と感じたら、シンプルにこう返す(先週あった人もこれで返したw)。
《とりとめのない会話をしている》
相手「そういえば、晴さんの勤め先の会社ってどこなんですか?」
私「どこだと思いますかー?(笑)…っていうか、まず〇〇さんから教えてほしいんですけど♪(※委縮させないよう、あくまで笑顔で明るく)」
相手「あ、すみません!僕の勤め先は~…」
みたいな流れになる。我ながら強い。。。過去に付き合った彼氏にも言ったことがあるわ。もうね、開き直って、相手に面倒くさいと思われたら別にそれはそれでいいかなって思ってるふしあります。昔は絶対こんなこと言えなかった…言えなくてトラブルに巻き込まれたり、モラハラに付け込まれたりしたから…。時の経過と経験は人を強くさせる…。無意識な人は伝えればやめてくれるけど、逆に伝えなければコミュニケーションはそのままな訳なので、自分が好意を持って接していきたい人以外はもう適当に流せばいいじゃんという結論に至った。
厄介なのは、②わざと のパターン。経験則だと、これは少ない。でも、一定数いる。この人たちのイメージは、「矢継ぎ早に質問することで相手を答えるモードにさせて、相手の反応を見てから自分の意見を言う」。
《例①》お見合い後2回目の食事
相手「晴さんって、過去にお付き合いされた人いらっしゃいますよね?」※お見合いでは過去の恋愛を訊くこともご法度とされているが、打ち解けた雰囲気だったので、一応許した
私「あー、まあ、一応いますけど、そんな多くないですよ(笑)」
相手「じゃあ~~~は?」
私「~~~~ですかねえ」
相手「………あの。訊くんですけど、晴さんって浮気したことあります?」
私「…………。はい?」
ええ。まさかのまさか、これは実体験でございます。婚活で(会うの3回目くらいだった)、過去の浮気経験を問われるという。普通に言ってハイ、クソ野郎です。あり得ないしその時点で心のシャッターが音を立てて閉まったのだが、この人(ずる)賢そうだなあと思った。なぜか?
・基本的に丁寧な物言いなので、相手を警戒させない
・質問を重ねていくことで、相手を答えるモードにさせていく
・相手の答えへの反応を見てから、自分の意見を言う(まさしく、己の自己開示をしないまま、自分の返答を考える時間を作っている)
・関係ないけど、デート中に次のデート予定をサクサク決めていく(これはできる人のやり方だと思った)
浮気経験の問いがさよならの決定打だった訳だけど、私が怖いな~と思ったのは、「この人と一緒に居たら、”自分の問いに対する相手の反応を見てから、自分の意見を言う”をナチュラルにずっとされ続けそう」ということだった(アンフェアだ)。この人、あえて分かってやってるし、それが武器でもある(頭の回転や言葉選びから、仕事はできそうだったし…笑)。
多分浮気経験の問いも、普通に考えたら引かれるし、何でそんなこと訊くの?と思われるようなことだ。私は、「この人は”天然”で訊くような人じゃない」と思った。あえて訊いてきたのは、恐らく相手の素の反応を知りたいからなのだ。現にこの時、私は小パニックになって素の反応になった。ただその後怒りがふつふつと湧いてきて(せっかく食事に来ているのに美味しい味も分からないw)、「何でそんなこと訊くんですか?(静かにブチ切れ)」と逆襲したし、当時の相談所の仲人さんに後で報告しておいた。相手は「自分の職場で、浮気が原因で分かれた夫婦が何人かいるから、そうなりたくないから訊きました」みたいなことをほざいていた。多分私は嘘だと思ってて、自分が浮気をしたorされたことがあるんだろうなあ、と。それも全く意味不明である。真面目に婚活してる人間に謝れ。
浮気経験男(命名)みたいな人に会うと、ぐんと感度が上がる。いや、これは喜ばしい事ではないんだけど…(笑)、「優しそう・丁寧な言葉選びで好かれそう」だけど「ちょっと違和感あるな」という人は、しばらく様子を見た方がいいんだろうなと思った。
《例②》お見合い後初めての食事、メニューを見ながら ※先ほどとは別の人です
相手「晴さんは嫌いな物ってないんですか?」
私「〇〇は好きじゃないんですが、でも食べようと思えば食べられますし、絶対無理ってほどじゃないですね」
相手「そうなんですね~。中には、嫌いな食べ物は絶対口にしないっていう人もいるじゃないですか」
私「そうですねえ。絶対食べなきゃいけないってことはないと思いますし、好みですけど、まあでも一回チャレンジしてみてどうしてもダメだったらやめたらいいんじゃないかって」
相手「……晴さんって、そういう考え方もできるんですね」
私「…?(”も”、が気になるんだが。「見直したぜ」的なニュアンスで言われるの、いやな感じだな…)」※それまでの時点の会話で、この人、若干上から目線だなというのを感じていた私
相手「いやー、失敗を恐れて何もできないっていう人いるじゃないですか。一回やってみたらいいのにって思うたちなんで」
私「確かに、チャレンジしないと分からないことってたくさんありますもんね」
相手「……晴さんって、人生で失敗したことって、あります?(笑顔で)」
私「(いやいやいや、急。好き嫌いの話からいきなり人生かい。しかも失敗って、相手間違えたらえらいことなるワードやで兄ちゃん…)んー。っていうか、そういう〇〇さんは人生で失敗したことあるんですか?」
あまりにもすぐ切り返したので驚いたのか、焦る相手(いや焦るなよ)。
相手「えっ…何だろう…難しいですね…えー、晴さんに訊いている間に考えようと思ったのになあ(笑)」
私「(次はないなと思い始めた私)………そうだと思って、あえて〇〇さんに返してみたんですよw(目が笑ってない私)」
相手「えっ、そうなんですか」
相手めっちゃ動揺してた。w
私は何と闘っているのか…(笑)。
これは割とリアルに再現した会話で、もう次はないと思ったから思い切った答えを返せた訳なんですが(念のため言っておくが、普段こんな会話絶対しないよ!笑)、探りを入れてくる感がすごくわかりやすくてさ…。非常に疲れた。この人、「(自分は大学院に行ってから就職したという話の後に)晴さんが行ってらっしゃった大学って、院あるんですか?」という問いかけもされたり(なんだその微妙な聞き方…。というか、もし相手が大学院のない学校に行っている人だったら、失礼じゃないか?その言い方)学部名とかでも色々聞いてきたので、恐らく学歴を把握したかったのだろう。言っちゃなんだが私はこの人の大学名を会話から推測しましたが…(笑)。
長々と書いてきたが、ここで疑問に思った人もいるかもしれない。
「じゃあさ、相手が自己開示しなかったら、得られる情報少なくない?」と。例えば冒頭の会社名など。ぐいぐい自分から訊くスタンスを取らない場合、相手の会社名を知ることは不可能なのか。
そんなことはない。訊き方を変えて、リサーチするための情報を得られればいいだけ。…と私は思っている。リサーチとか言ったらガチっぽいが(笑)。
このブログに書いても1円の得にもならないけれど(笑)、私が婚活で相手の会社名が気になるな、と思った時に問いかけてみる事項を記しておきます(誰得情報)。誰か婚活している女性読者の方はいないかしら。友達になりたい。
さて、会社名を推測するのに有効なのは、以下の3つ。
①会社のコア事業
婚活プロフィールでは業種・職種しか分からないのでざっくりとした業界しか分からない。これは仕事の話を訊いて行けば自然に分かるはず。相手の会社のコア事業+相手の所属事業+他部署の事業まで聞けば、ある程度会社の事業領域を推測できるという訳です。「業界シェア〇〇位なんです」などぽろっと相手が言ったら、その時点でほぼ特定できますね…。(笑)
「プロフィールには、〇〇と書いてありましたけど(ちゃんと見てますよとアピールすることが重要w)、具体的にはどんなお仕事をされてるんですか?」
「(例:メーカーなら)メインで作ってらっしゃるのは〇〇…っていうことなんでしょうか?」
「面白いですね~。会社はメインの〇〇のみを作られてる感じですか?例えば、部署を異動したら他にも分野があって、色々チャレンジできる感じなんですか?(ここで自然に異動の話を繰り出せる)」
②本社の所在地
本社は基本変わることがない。これは、相手の勤務地(プロフィールに掲載されている)を訊いたうえで、「〇〇さんの勤務地が、本社なんですか?」と早めにさらりと訊いてしまうと楽。東京大阪じゃなくて他の都市部だと会社を絞れる確率が上がる。
③支社や事業所の所在地
これは、異動の話を訊き出すことに非常に使えると思っていて。本社を訊くと、本社勤めの人は「本社ですよ~」と話してくれるしそうでない人は「いえ本社じゃなくって。本社は〇〇にあるんですけど」と答えてくれる。支社に勤めている人にはこう訊く。
「〇〇なんですね。支社ってことは、そこからまた別の場所に異動される可能性もあるんですか?」
異動の話は早めに訊いておいた方がいい…(前にプロフィールに書いてない人がいて色々迷った教訓)。他の場所が出てきたら、
「(関西近郊なら)そうなんですね~!でしたら、引越ししなくても通える範囲内って感じですよね♪」と念押しする(と、たまに「実は遠方も一か所だけあります…」などと事後申告されるw)。「(遠隔地もあるなら)おお、全国飛び回る感じなんですね~!ですと、〇〇さんの部署もその場所に行かれる可能性があるんですか?」と一気に訊いてしまう。相手の出身地と近そうなら、〇〇さんは慣れてるから安心ですよね~的なことを言ってフォローする。何事もマジで、最初に訊いておくことが大事だよ(配慮は必要だけど)。「一番遠い所は?」と素朴に訊くのもあり。
はい。これで①②③揃いました。この後「(コア事業)(本社の場所)」でググり、会社HPで事業内容を照合し、支社・事業所の案内ページで一番遠方の事業所を確認すればある程度推測完了でございます。え、この能力は就活に生かせばいいって?……せやなww
再三言うけど別にこれはやらなくていいです。言いたかったのは、
・まず自己開示してから相手に尋ねる(気持ちよく答えてもらう)
・何でも訊き方が重要。ストレートに訊いた方がいいこともあるけど、ニュアンス柔らかめで言い回しをアレンジする術は持っておいた方がいい
・根掘り葉掘りにならない、一方的に質問攻めにしない。喋りすぎかな、と思ったらセーブして、相手にも喋ってもらうよう聞き役に回る
・相手が答えるのを楽しくなるような質問を考えていく(仕事が好きな人なら仕事メイン、趣味の比重が高い人は趣味メインで。インタビューするつもりで)
ということかしら…。これはコミュニケーション講座か何かか?
私も、いつも全部できているかと言われるとそうじゃないけど、でも基本のき、くらいに考えて相手と向き合うようにはしている。人生何事も経験。こんなに人に出会う経験、そうそうないよねと思いながら。