時々思い返す、ある女友達が私に言ってくれた言葉がある。
その子は昨年出産してママになったのだが、赤ちゃんを見に行かせてもらった時のこと。
「晴ちゃん(←私のことです)はさ~、いいお母さんになりそうだよね。」
「え、なんで?(出産もしてないし結婚もしてない)」
「晴ちゃんは自分にとって気にかける存在があるときに、一番イキイキしてるから。」
「そう…?」
「うん。自分が気にしてほしい、じゃなくて、自分が”気にかけたい”と思う人がいるときにイキイキしてるから、きっと子どもができたらめちゃくちゃ可愛がりそう」
言い得て妙である。
確かにそうなのかもしれない。私は”気にかけてほしい”という枠で自分は物事を見ていると思っていたけれど(上司にかわいがられたい、友達に声をかけてもらいたい、彼氏にかまって欲しいなどなど)、「そうか、私は逆に”気にかける”存在がいた方が元気になるんだな…」と思った。
多分どっちもあるんだろうけど、物事の見方を変えるちょっとした出来事になった。