To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

大和撫子アレルギー

「晴さん(←私の名前。ブログのハンドルネームですが便宜上使いますね)って、上手に男性を立てそうだよね。いうなれば、『大和撫子』って感じ!」

 

数回会った方に、このように評されたことがある(別に美人ではないが。笑)が、その度にモヤモヤを感じてきた。よく喋る方からも同じように言われたこともたくさんある。

 

相手は褒め言葉として、悪気なく言ってくれているのは分かる。

だけれど…私の性格として、別に男性を立てようとすることはないし(私と長年付き合ってきた人は分かると思うw)、何だか〝御しやすい女性”と見られているみたいで、すごく嫌だった。

 

ブログに書くのを機に、『大和撫子』をググってみた。

読み物として楽しい(…笑)Wikipediaによると、こうだ。

やまとなでしこは、日本人女性を指す昔の呼称。ただし、日本人女性であれば無条件で全てが対象となるわけではなく、本来の意味合いとしては、容姿端麗・淑やか・男性を敬い立てる温厚さ・家事全般をこなし、子を愛す慈悲深さ、など、所謂「才色兼備」と呼ばれる全ての要素を兼ね備えた女性のことを指す。

要するに、外見も内面も素敵なパーフェクトレディというところだろうか。ページを見るだけで嫌気がさしてそっとPCを閉じたくなったけれど(笑)、植物の撫子の印象から受ける〝奥ゆかしさ”や”内に秘めたる強さ”などから来ているらしい。

もちろん、自分の性格的に少し引いて物事を見る場面もある。でもそれは、相手が男性だからとかでは無くて、相手との人間関係で決めている。やっぱり『大和撫子』と言われるのは嫌だったんだと最近気付いた。

じゃあ、最初からもっとガツガツ?益荒男(久しぶりに使った古語。w)ばりに振る舞えばいいのかもしれないが(笑)、30年近く培ってきた性格や行動はそうそう変えられるものではない。

 

私事だが、今私は「思ったこと(特に好き・嫌いと違和感)はその場でいう」キャンペーンを実施中だ。ちゃんとその場で判断し、言葉や態度で返せることで、自分が生きやすくなると信じて。遠慮して流すんじゃない。1回1回の積み重ねが、自分と周囲を変えるのだ。

今度『大和撫子』って言われたら、”私”は、笑ってきっぱり否定しようと思う。