4月1日の朝刊で、恩師の退職を知った。
高校時代担任を持って頂き、卒業後も年賀状のやり取りをしたり、大学での課外活動を見に来て下さったりした先生だ。月日が経ったことに驚くとともに、メールアドレスを知っていたので、思い切ってメッセージを送った。
内容は、高校時代お世話になったことへの感謝と、これまで生徒のために時間を割かれていたからこそ退職後の生活を満喫して頂きたいという思い、そして自身の近況報告だ。
翌日、先生から大変ご丁寧な返信が返ってきた。そこにはメールに対する感謝と今後の生活への思い、私が高校生だった頃の振り返りが書かれていた。それは生徒思いの先生の人柄が表れた大変温かみのある文章で、逆に私が勇気をもらった。人柄は文章にも出るのだな、とメッセージを読んで感じた。
コロナ収束後にお会いすることを約束した。早く世の中が落ち着いて、楽しくお会いできますように。