To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

「はい、金賞」ニコ動吹奏楽コンクール動画の名演奏たち

最近吹奏楽ブームが来ていて、ニコ動にアップされている動画を周回している。YouTubeもいいのだが、ニコ動は「いい!」と感じたタイミングでコメントが流れるから、より楽しく感じられるね。

という訳で、素晴らしい演奏や面白かったコメントを書き殴っていきたい。オタク度マシマシで書きま~す。

 

「「「はい、金賞」」」

 ♪1986年全日本吹奏楽コンクール 大阪府立淀川工業高校

アルメニアン・ダンス・パート1」

  コメントにしょっぱなから噴いた。

吹奏楽に一度でも身を置いた者なら誰しも知っている名門中の名門、通称”淀工”(現在は淀川工科高校)。全国金賞常連校な訳ですが、この演奏よ。私も実はこの曲を演奏したことがあるのですが、…最初の3連符で「はい、金賞」、ニコ動視聴者が次々にコメントするのも頷けるわ。金賞すぎる出だしだわ(金賞すぎる出だしってなに?)。かっこいいなー!!!顧問の丸谷明夫先生、現在の全日本吹奏楽連盟の理事長でもあらせられますが、こんな演奏を生徒がしてくれたら本当に楽しいだろうなあ(想像もできない不断の努力があるのでしょうが…)。指揮されている時も本当に楽しそうだもの。

ちなみに淀工は雪組(1年生)・花組(マーチングメンバー)・星組(コンクールメンバー)に分かれて練習に励んでいるそう。宝塚かっ!

 

「でたwwww」「伝説の招待演奏」「普門館でこれwwww」「定演かwwwww」

♪1990年全日本吹奏楽コンクール 大阪府立淀川工業高校 「ザ・ヒット パレード」

 

(なぜかサムネイルが貼れないので検索してください…)

同じく淀川工業高校。こちらは招待演奏(全国大会で金賞を5回取ると、翌年は招待演奏となる時代があった)で、全団体終了後の審査中らしい。もうニッコニコですわ。歌も踊りも完璧。さすがの淀工クオリティ。会場の盛り上がり、ほんまに吹奏楽コンクールか???吹奏楽の甲子園と言われている普門館をこんな風に使ったのは淀工だけなのでは……遊び心を忘れないその姿勢、最高。

 

 「これが課題曲とか、いい時代だww」「ブライアンの平日わろたwww」「鬼畜」「死人が出そう」

♪「高度な技術への指標《吹奏楽》」 全日本吹奏楽コンクール 1974年課題曲


【吹奏楽】高度な技術への指標

(ニコ動のサムネイルが出ないのでYouTubeにて)

私もこの曲を初めて聴いた時、ぶったまげたよね。これが、か、か、かだいきょく…?うそだといってよ。

まあコンクールにはたまに『ディスコ・キッド』みたいな変わり種(今でも愛されている名曲。やったことあるよ!)が出てくるけど、この曲はおかしいやろ。選んだ高校あるんやろか…でもあるんやろうな……。課題曲途中にスウィング…だと…?

ちなみにブライアンの平日というツッコミは、過去に『ブライアンの休日』というコンサートマーチが課題曲になっているからですwここまで来たら高度な技術で殴られたい。生演奏で殴られたい。

 

!?」「!?」「!?」「どこに耳を持って行けばいいか分かんない」「常総が濃縮還元」

♪2011年全日本吹奏楽コンクール 常総学院高校「中国の不思議な役人

コメントでしょっぱなから「!?」が乱舞している。

中国の不思議な役人」、マジで難しい曲だと思うんだけど、最初から「はい、金賞」の名の通りすごいわ。何といってもトロンボーン強すぎ。強い……強すぎる。生で聴いたら迫力すごそうだなあ。。。高校野球が強い高校は吹奏楽部も強い(野球部応援のため吹奏楽部を発足、今や全国金賞常連校の大阪桐蔭は有名)のは定石ですが、ここもその一つだな。。。

 

「最初の音で鳥肌」「音色はんぱない」「透き通ってる」「品がある」「模範演奏より模範演奏してる」

♪2007年全日本吹奏楽コンクール 伊奈学園高校 マーチ「ブルースカイ」

 (サムネイル 以下略)

 吹奏楽界隈において私の大好きな高校のひとつ。この高校、サウンドがクリアで半端ない。模範演奏と言われるのも頷ける。どうやったらこんなに透き通った音が出せるのかなあ。素敵だ。うつくしい……癒されたい時にまた聴きにこよう。

 

「え?33人!?」「33人なんて信じないぞ」「信じないぞ…」「え何この参考音源www」「テラ模範演奏wwww」「うますぎワロタ」

♪2005年全日本吹奏楽コンクール 福岡市立次郎丸中学校 「元禄」

(略) 

最初この動画を見た時、驚いた。「33人…だと…?」しかも中学生です。よく考えてみて。33人ということは一学年10人程度。各パートに1学年1人いればいいほうだ。大体コンクールは約50人、定員MAXで出場するのが定石なことを考えると、驚嘆に値する。この年に吹奏楽界に衝撃を残し、以降は全国大会からは見なくなったため、ニコ動には「華麗なる一発屋」というタグがついている。文句なしの全国一位。あっぱれ。

 

「最初に入ってるの!?」

♪2003年全日本吹奏楽コンクール 札幌白石高校 「ミス・サイゴン

(略)最初の20秒をじっくり味わってほしい。そう、それはミス・サイゴンのヘリコプター!!!やっぱり、パーカッションは最高だよおおお。。。迫力あるなあ。しかも出だしに持ってくるところがすごいね(ミス・サイゴンは色んな編曲があります)。

 

「朝イチの演奏とは思えない」「審査員の目がさめる」「こんな演奏できたら幸せだ」

♪2008年全日本吹奏楽コンクール 精華女子高校「フェスティバル・ヴァリエーションズ」

精華女子高校。ここも九州の名門ですね。何といっても金管楽器の華やかさよ。特にホルンがヤバすぎる。上手すぎて訳わからんな。次に演奏する高校、プレッシャーでしかないな…(笑)

 

 

==================

とまあ、色々書いてみた。やっぱり吹奏楽はいいねえ、その一言に尽きる。課題曲って、世代を超えてつながれるから素敵だ。今年は吹奏楽コンクールは開催されないけれど、来年無事に実施出来たら、地区予選でも見に行こうかな。熱いドラマが待っているはずだ。

また動画さがそーっと。