昨年書いた『クリスマスに叶えたいことリスト』の中に、「シュトーレンを食べる」があった。結局忙しくてできなくて、今年こそはと思って色々チェックしていたのだが、シュトーレンって買うと高いんだね…相場が分からないけど。
と思っていたら、ホットケーキミックスでできるレシピを発見。買い足したのは粉砂糖だけ。なかなか美味しい。
甘々。ブラックコーヒーに合う。少しずつ切り分けて食べよう。
部屋の中にミニツリーは出したから、あと、・クリスマスティーを飲む ・プレゼント交換をする ・クリスマスケーキを食べる を達成したい。アドベントカレンダーを用意しようかと思ったけど、あれも地味に高いね…。
全然別の話。今日テレビで、「笑ってコラえて!」スペシャルの予告CMが流れていたのだが、恐らく内容がマーチングの旅っぽかった。私が中高生時代に夢中になってみていた、あの吹奏楽の旅(マーチングの旅は吹奏楽の旅の派生版なのだ)を思い出すなあ…と感慨にふけっていたら、こんなシーンが流れていた。
顧問「何のためにやっとるんや!」
部員一同「全国(大会)行くためです!」
顧問「何のためにやっとるんや!」
部員「全国行くためです!」
顧問「何のためにやっとるんや!」
部員「全国行くためです!」
その瞬間、チャンネルを回す自分がいた。
いや、高校生は何も悪くない。私もあの番組を嬉々として見ていたし、強豪校の練習に憧れて、中学生の時は私の代から朝練を始めたくらいだ。スパルタじゃないと物足りないくらいに思っていた。
だけど今視聴しての違和感。スポコン要素に対してアレルギー反応しか出ない。というか、教育現場のブラック部活動の側面しか出てないやん…。
ブラック部活動問題は最近になって注目され始め、働き方改革ならぬ部活動改革が行われている学校もあると聞く。それは喜ばしいことだ。
文化系部活のブラック部活動代表に挙げられる?吹奏楽。吹奏楽が好き、音楽が好き、演奏が好き…実に素晴らしいが今となっては、強豪校ほど運営体制がブラック企業に近いものを感じるのだ。
早朝登校からの長時間の練習、年に休みは数回。それでいて勉学との両立ができなければ顧問の叱責を浴びる。親総動員の運営体制。OBとの強固な関係。絶対的な顧問の存在。ドロップした生徒へのケア問題…。
部活中に課題発生→顧問がブチ切れて合奏中断、部室を出て行く→生徒たちによる話し合い→部長やら幹部が顧問に話をしに行く→再開、の流れ…。何度見たことか。ていうか、小学校の先生もこれやるよね(経験上)。割と一方的に不機嫌になって出て行くの、何なんやろな。他にもやり方あるやろ。
「全国行くため」を復唱させるの、マジで戦時中か?という恐ろしさを感じた。一回でいいやろ。必要ないじゃん。何度も言うが生徒たちは悪くないし、純粋で真面目で、青春のほとんどを部活に捧げているから違和感を覚えないのだ。