To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

即断即決で婚約指輪と結婚指輪を決めてきた

f:id:rosecosmos:20220110002246j:plain

お気に入りとなったカフェでベーグルを。このベーグル、やわらかくて美味しかった。しかも+100円でおかわりできた(もちろんおかわりした)。再訪できて嬉しいね。

 

さ~て、昨日は彼と婚約指輪探訪の旅に出た訳だけど、光の速さで婚約指輪と結婚指輪を決めたのが面白すぎてずっと笑っていた。元々私は相手に気を遣わせるのがいやだったのと、「プロポーズするなら指輪をあげないといけない」という強迫観念に駆られて彼が結婚を決断できない…というパターンを阻止したかったのでw、「婚約指輪は無くて全然いいよ~。むしろ家電に投資したい」と言っていた。これは本心だったのだが、結婚しようかという話の流れで「晴ちゃんは指輪欲しくないの?俺はプレゼントしたいんだけど…」と言われた瞬間に物凄く欲しくなってしまい(はたから見ると現金な奴だ)、では…。。。ということで探すことにしたのだった。

言わせたのではないかしらと内心心配していたけど、どうやら本当に贈りたいと思っていてくれたようで、何やら私よりしっかり調べていて驚く。全然知識が無いと言っていたけど、最初に「これいいと思わん?」と見せてきたのがショーメだったので一瞬戸惑ったわ。ショ、…ショーメ?こだわる人が選ぶブランドというか…スーパーハイブランドやないかい(二人でお値段を見て一瞬で目が覚めたが)。そんな感じで楽しんでくれているならまあええか、と私も乗り気になったのだ。

私が気になっていた日本のブランドをひとつ予約して、あとは王道外資系をぶらりと回ろうということで行ってみた。内装がゴージャス空間らしいという既婚者友人情報におびえつつ、緊張は半分こしようぜと言いながらお店へ。店員さんがいろいろとヒアリングしてくれて、カウンセリングみたいになるんだろうなと予想はしていたけど、出会ったエピソードや記念日をこまごまと訊かれてちょっと恥ずかしい。結果的に二人の店員さんが接客してくれたのだが、二人とも「え!お付き合いされてからまだ半年経っていないんですか!」と驚いていたwwですよねえ……迷う人は4時間くらい迷うらしい(私たちは予定の2時間ですんなり決まった)…店員さんも大変すぎるな。

婚約指輪をいろいろ出してもらい、デザインの違いに驚く。ちなみに店員さんは必ず「男性のお客様」「女性のお客様」と呼び掛けてくれて、ブライダル業界では当たり前なのかもしれないけれど細やかな配慮だなと思った。何種類も試せるということでワクワクしていたけど、店員さんが「一番最初は男性のお客様がつけてあげてくださいね」と粋な計らいをしてくれたので、とりあえず彼氏にはめてもらう。ネットで見て気になっていた婚約指輪のデザインからつけたのだけど、まあ…ほぼその瞬間に「私これだな」となっていた私。他に8種類くらい?つけさせてもらったけど、全然意思が変わらず「揺るぎませんね~!!!」と店員さんに笑いながら言われた。ええ、私はそういう女でした…直感が強すぎる…

重ねづけしたいという私の希望もあり結婚指輪も一緒に見ていったのだが、正直私はそこまでのデザイン希望は無かった。どっちかというと彼の方がこだわっていたかも…仕事につけられる程度でちょっとひねりのあるデザインがいいな…とのこと。確かにつけてみると、どシンプルより少しデザインがある方が可愛いなということになった。試したもののうち一つがめちゃくちゃお互い似合っていて、内心「これやな」と思ったけれど、私が意見するとあとで言いにくそうかなと思い黙っていた…が、その瞬間に「これいい!」と彼も同じ意見になっていたようで、すんなり結婚指輪のデザインも決まってしまった。他にもつけさせてもらったけどその一致感にはかなわず…店員さんはまた笑っていた。

こういう、言語化できない、フィーリングの部分が合うというのは面白いなと思った。私は別に合わなくてもよくって、というか合わないものを擦り合わせていく作業が出来るかどうかの方が大事だと思っているので、別にフィーリングを考えたことがあまり無かったのだけど、このスピード感と好みの一致は結構重要なのかもしれないなと思った。特にスピード感。私は優柔不断を横目で見るのがあまり好きではない(自分が即決するタイプになってきたから)からこそ、同程度のスピードでOKと言ってくれる相手は貴重なのかもしれない。あと、こういう二人で店員さんに相談して買い物するような場面で彼は結構喋るタイプなのだな、と思った。私の希望は叶えてくれるけど、何でもいいよが無いのはかなりストレスフリー。あんがと。

「8割5分心は決まってるな…」と言いつつ、でもさすがに大きな買い物だし他にも後悔しないように見ようねと言って他ブランドもぶらっと回ってみたけど、正直最初を超えるものが無く、見るのもしんどくなってきて(笑)、その足で最初の店舗に戻る。案の定最初に接客してくれた店員さんが驚いていた。まあそうですね…来週までに予約いただければご希望の納期に間に合います…って案内してくれてたのに、2時間以内にまた帰ってくるんだもんな…。w

そこからも結構大変で、次はダイヤモンドの種類…4Cってきいたことはあったけど、それぞれ何を重視するかで価格が大きく変動することに驚く。店員さんが価格を調べに行ったときに「ここは晴ちゃん抜きで俺が決めても良かったかもな…」と、デザイン以外はさほど興味が無かった私(バレてた)に彼がささやく。そやな。私がいたら決めづらいもんな…w

結局そこは彼にお任せし、しばらく二人の中でinternal flawlessという言葉が流行っていた(「そんなの言われたらIF欲しくなっちゃうよね~by彼)。あともボックスを桐箱にするか否か、中にラインストーンを入れるか、刻印をするかなどオプションがたくさんあり、うーんと悩んでいる彼と単価を上げたい店員さんに向かって「それは要りません!」と大きく答える私。お金は湧いてくるものでは無いので…。えーいいの?という反応をしている彼に「しまうだけの箱に桐箱は要らん。ラインストーンは見えないから要らん。これから新生活でどれだけかかるかも考えたらさ…半分財布は一緒なんやからな」とオプションはつけないように言う。いや、いくらでもつけられるけど際限ないからね…こうやって接客するんだなあといういい勉強にもなりました。それにしてもダイヤモンド奥が深い…。

ってな訳で配送予定日も決まり、なんだ顔合わせにも間に合うじゃん…と分かり、とんとん拍子に進んだのだった。もらったショッパーを家で見ながら、彼が「指輪来るのめちゃくちゃ楽しみだし、付けているところ見るのも楽しみ」と本当に嬉しそうだったので、何だか私はそれがとても嬉しかった。

ってな訳で、明日は彼のゆうちょ口座に結婚指輪代(彼ぶん)を送金しに行こうと思います。w