To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』を観てきた(感想・ネタバレ有)

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ついに観てきた。ネタバレ120%なので踏みたくない人は読まないでね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はあ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深呼吸を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではよろしいですか?(もったいぶる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやあ。シンプルに、面白かった!!!

 

だらだらと箇条書きいきます。

・午前10時台の回だったけど、直前になったら人がまあまあ入っていた。半分…いかないくらい?この情勢でこの入りは、めちゃくちゃすごいのでは?だって一日で30回とか上映してるんだよ⁉(異常な回数)ブログを書いている今18:40もリアルタイムで映画の入りを見ているけど、夜の回は7割~8割埋まっている。すごすぎるよー!嬉しい。
てな訳で、朝から緊張しながら劇場入り。何なら私、普段絶対起きることのない朝5:00に目が覚めたもんね。w 5:00に目が覚めるんだったら初回の7:30~上映行けたやないかい。いや、それはしんどいけど…。劇場にはライダースジャケットの女が多いだろうと予想していたが、案の定ちらほらいた。赤井さんリスペクト…だよね。学生さんもいたけど、ガチ勢っぽい男性一人とか、老夫婦(私の横に座ってきた)もいてにんまり。老若男女とはこのことよ…。ま、大半はアラサー女性の同じガチ勢っぽい人たちだった。親近感が湧いたw

・映画の広告をほげ~と観ていたが、すぐにコナンに切り替わる。あれ、もうちょっと映画泥棒とか出てこなかったかいな。思ってたより早い…と慌てて集中。と同時に、物凄く緊張してきた。ついに2年待った映画が…!私の大好きな赤井さんが!!!気づいたら息止めてたわ(観る前に死んでまうやろ)。

・冒頭。おおっ…アメリカのシーンが入ることもあり、冒頭のクレジット(原作者青山剛昌先生など)が初?の英語に。おおお。やっぱりFBI意識か…?

・いうてる間に日常シーン。まず元太が有能すぎるwwwうなぎのにおいで被害者を突き止めるとかやばい。少年探偵団、ちゃんと力を発揮するのが劇場版コナンの見せどころでもある。面白くてマスクしてて良かったと思った。

・急に登場する沖矢さんよ。あまりにもナチュラルで心臓止まりそうだった…置鮎さーん!!!赤井秀一池田秀一さん)に声寄せるとちょっと低くなるでしょ。知ってる(?)

・待ってました自己紹介ターン!!!!!これを聴きたくて2年間頑張ってまいりました!普段だったら「うわあもう公開かあ」とワクワクして観るんだけど、今回はもはや感動…?うるうるきてしまった。コロナで公開延期になるなんて、このストーリーが完成した頃には思ってもみなかったんだ…言わずもがな、今回のストーリーはオリンピックのオマージュ。

・自己紹介ターンでは毎年オリジナルの「メインテーマ」が流れるのがお約束。一番好きなバージョンはゼロの執行人、から紅の恋歌純黒の悪夢も好きです。シュウ(厚かましくも下の名前で呼ばせてもらう)だったらハチャメチャにカッコいいだろな⁉と思って耳で聴きながら目で映像を追う。ちょっと忙しいんだけど。目と耳、あと4つくらいください。。。そしてFBI紹介!!!か…カッコよかった…影のシルエットが素敵すぎた。そして赤井一家、FAMILYの紹介。劇場版、何かと”FAMILY”押しだったもんねえ…推せる…メインテーマも良かった!『真実はいつも一つ!』これを聴きにきたんだよおおおお
・あとの衝撃が大きすぎてあんまり流れを覚えてない(笑)。えー、まずゲスト声優の浜辺美波ちゃん。上手かったよね!!!全然違和感なかった。欲を言えばもう少しストーリーに絡ませてあげられるとよかったのでは。宣伝もいっぱいしてくれてありがとう。テレビを点ければ美波がいた。

・コナンくんは最後に書こう。映画、観終わった時「思ったより派手じゃなかったな」という印象があった。いや、十分やってることは派手なのだが(派手のインフレが起こっている)、どうしても『ゼロの執行人』と対比してしまうと、降谷零(あえて安室さんじゃなく零くんで書くね。降谷零の物語なので…)のクローズアップや決め台詞「僕の恋人は、この国さ」みたいなのが無かった分、面白かったけどさらりと上手くまとまって終わったイメージ。…なのだが、鑑賞後エゴサをしまくって色んな感想を読んだ。すごく納得したのは、「このやり方が赤井秀一らしい」ということ。

ゼロの執行人が公安に恨みを持った者との対立なら、緋色の弾丸はFBIに恨みを持った者との対立。

ゼロの執行人が降谷零ひとりで孤高に戦う物語なら、緋色の弾丸は赤井秀一が仲間全てを集めて戦う物語。

ゼロの執行人が降谷零の指令で動く物語なら、緋色の弾丸は全員がチームとして動き暗躍する物語。

…そして赤井秀一、やっぱりスナイパーなのだ。必要な仕事を涼しい顔でやり遂げて帰る。そこには感傷も何もない。”ボウヤ”(コナンくん)に対する最大の賛辞のみ。ゼロの執行人と今回脚本家さんが一緒なのだが、櫻井さん、解かってる…となった。こんなに登場人物が多いのに、よく見せ場を活かしながらまとめられたなあと今では思う。だから最初に感じた”さらっとした”印象は、あえてなのだ。だって、こんなにカッコよくて見せ場を作ろうと思えばいくらでも作れる赤井秀一が主人公、なのではなく、やっぱり主役もコナンくんなんだもんね。そこを大切に作品づくりされているんだと思った。いやはや、解釈が一歩及びませんでした。素晴らしいよ。

・いいですか?大好きなシーン。シュウと秀吉が爆走しながら犯人を追うシーン。何だこの兄弟…仲良すぎかよ!!!!!!最高だった。特に秀吉、かっこよすぎた…。もともと予告でも「見えたよ、勝ち筋が」と言っていたので、頭脳戦にかかわるんだろうなとは思っていたが、やばかった…。あのシュウが完璧に頼り切っていたもんな。もう、仲良すぎでしょ。何回言う。「世界一のブレーン」とシュウは称していたが、兄にとってめちゃくちゃ誇らしい弟なんだろうな…。地図を全てインプットして作戦を練る姿、チートすぎたしこのチート描写が私が大好きであります。

・由美タンとの描写も可愛かったな~!糖度高めだった。後半はずっと酔っぱらっていたからかわいそうだったけど(笑。オチにも使われてたし)、きっと由美タンは秀吉と結婚した時「あの時は」という会話もシュウとするのだろうか。いや、由美タンはきっと覚えてないな…。
・ますみーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!世良真純。観て思った、「えっ…こんなに可愛かったっけ…?」と。キャラクターとしては大好きだけど、ボクっ娘感が強すぎて、そこまで思い入れは正直なかったんです。でも今回観てて、「え?可愛すぎない真純。俺の真純…」という感情に変化していた。真純の彼氏になりたい。ラストにジャケット飛んで行っちゃったときの表情がとてつもなく可愛かった…。

・メアリーの登場もめちゃくちゃテンション上がった!!!!!何この母さん、最強では?赤井秀一の背後を取れるとは…まさかここまでとはな。いやね、途中で戦線離脱してから、どこかで最後出てくると思っていた。そしたら、エンドロール後だった!この母から最強の息子娘が生まれる…ハイスペ度がカンストしている。

・毎年何かしらの映画ならではのドッキリ、サプライズが仕掛けられるのがコナン劇場版だけど、今回はなかったね。あるとしたら最後の沖矢・メアリーのシーンだろうか。務パパのにおわせが出てくるんじゃないかと予想していたけど、さすがにそこまでは無かったか。話から逸れちゃうもんね。

・蘭ちゃんは相変わらず可愛い。劇場版では珍しくピンチにならなかったね(笑)。ここでコナンくんが覚醒するシーンがいつもは多いけど、今回はコナンくんがずっとピンチだったなあ…。久々に新蘭の映画を観たいよお(私のベストオブベストは『瞳の中の暗殺者』。上質ミステリーだし、観てない全国民観ろ)。

・哀ちゃんの博識っぷりよ。特に今回キーとなる化学現象、クエンチ(この言葉流行りそう)についてコナンくんが知らないと分かった時のドヤ顔、良かった。哀ちゃんいなかったら確実にコナンくんは死んでいる。最近陰でサポートする役が多かったから、今回はバリバリ舞台で活躍してくれて嬉しかったです。

・小五郎のおっちゃん!見せ場は今回無かったけど(笑)、秘密裏に依頼を受けていることが発覚(味噌汁をこぼす)時、娘の蘭ちゃんに向ける優しさがやっぱりお父さんだなって思った。それに対して蘭ちゃんの「味噌汁温めなおすから」の返答、天使か?

・やはりテンション上がったのは先述の兄弟犯人チェイスシーンだけど、シュウと真純の邂逅バトルも良かった。あれだけ強いシュウだけど、妹にやられて変装の一部が剥がれる。強くなったもんだな、とか思ってるんだろうか。おにいちゃんすき(?)。そしてメアリー母さんの俊敏さよ。田中敦子さんの声がまた最高だった…

・シュウの狙撃シーン。いや、チートすぎるのだが(リニアに向かって発車して見えないターゲットの急所を外しながら発砲するというチートっぷり…)、コナンくんへの全面の信頼っぷりも良かった。予告で「あのボウヤのやり方は我々FBIとは違うようだ」というようなことを言っていたけど、これ、執行人でも零くんが言ってたよね。でも、今回は予想外に、事件解決後のセリフだったのがミソだと思う。零くんの発言が敵対、あおりだったのに対して、シュウの発言は最大の賛辞。コナンくんは赤井さんと共闘して黒の組織を追っているけど、この立ち位置が絶妙にたまらんですな。

・FBIのメンツも今回大活躍でしたね。キャメル、お得意のカーチェイスが見られて良かった。そしてシュウの指示に仰天するも、指示をきけと怒られつつ(この時のシュウが良かった…)、すぐさま実行する。キャメル、一度自分のミスで赤井さんの生存をばらしてしまったので、そのことを気にしていた過去があるから、何だかぐっと来てしまった。何が何でも赤井しゃんの指示は絶対なんですよお。
・そして…めっちゃ良かったのがジョディ先生!最近ギャグキャラ要員になってるけど、本領発揮していて素晴らしかった。途中、シュウとジョディで画面二分割になるシーンがあって、あまりコナンでは見られない描写だったけど、これが二人のバディ感を醸し出していてすごく良かった。元彼元カノの関係でいろいろあったからこそ、このシーンめちゃくちゃ琴線に来た。後半には三分割シーンも出てきたね。

・ジョディ先生の証人保護プログラムの説明シーン。あえてクライマックスの後に持って来たのも良かった…。これ、コアファンじゃないと重みが絶対分からない。証人保護プログラムにより名前を変え生き延び、正義を追ってFBIに入ったジョディ先生。原作では語られることが少なくなったけど、実はめちゃくちゃ重い過去を背負っている人でもある。証人保護プログラム、懐かしいなと思いながら前半部分を鑑賞していたけど、めちゃくちゃ重要要素やんけ。何でも知っているコナンくんではなく、あえて自身も当事者であるジョディに語らせるところが「分かってる…」と膝を打った。ライトファンは分からないかもしれない、絶妙にコアファン(長年のファン)を突いてくる演出が憎い…。

・エンドロールの『永遠の不在証明』東京事変。…”””””脳に効く”””””…。良すぎたわ。林檎さんこんな素敵な曲をつくってくれてありがとう。解釈がさらに進むぜ。

・来年…。警察学校組ー!!!!!!!あくまでもスピンオフの位置づけで、映画化することは無いと思っていた…。これはファン歓喜だな。ってことは、絶対降谷零出るじゃんよ。~本庁の恋物語劇場版~って感じになるのかなあ。予想ではそろそろ平次和葉あたりが来るか、探偵全員集合(10作目、20作目みたいな全員暴れる系←?)かなあと思っていたけど、伏兵がいたな。そう来たか。何はともあれ、絶対観に行くよ。

・コナンくん。やっぱり主人公はこの人なんだなと思った。どれだけクローズアップされる重要キャラクターがいようと、最後はこの子なのだ。ああ、エモい。ひとつだけいうとすれば、最後生還して目が覚めた時に「灰原……蘭!」と大切な人達の名前を言うのだけど、そこは蘭ちゃんが先やろ!!!となった(脚本の問題ですが。ちゃんと蘭ちゃんが一番に迎えに来て泣いていた。嬉しそうだったな)。紺青の拳よりは甘々度低めだったから、次回に期待したい。もうカップルなんやからな!

・と、色々考え過ぎて帰宅してランチ食べたら、死んだように眠っていた。起きたら17時。いいの、今日は待ちに待った緋弾の日だから…。

・夜は金ロー異次元の狙撃手。世良ちゃんやはり被弾の方が数万倍可愛い。

ツイッターで同世代のコナンファンの方々をフォローしているのですが、もう公開前日からお祭り騒ぎで超楽しかった。この時ほどツイッターをやっていればよかったと思ったことはない(ROM専なので)。日付変わる時明らかにハッピーニューイヤー!年越し!だったもんな…(笑)。公式もこんな爆弾を投下して。このBGM、劇中で使われるものだと思っていたけど違うのかな…サントラに入れてほしいな…。

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俺たちの再装填(リロード)は、始まったばかりだ。

関係者の皆様、毎年楽しめる素晴らしい映画をありがとう!!!生きる活力を貰えました。