To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

久々のエクストリーム出社

4月に入った。ああー、私、やっぱり、桜が観たい!!!!!

…起床してそう思ったので、出勤までの時間を確認。今日は少し遅めの出社なので問題なし。仕事バッグと読書用の本を詰め込んで、片道20分電車に揺られて桜を観に行った。ちなみに会社を通り過ぎ、真逆の方向へと向かったのはちょっと笑った。

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桜単体も素敵だけれど、並木になるとこんなにも晴れやかな気持ちになるのはなぜだろう。行ってみたいなと思いながら数年たっていた桜スポットだったので、悔いなし。

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桜がもこもこ。なーんでこんなに可愛いの。

地面を見渡すとたんぽぽが咲いていた。私は割と街中に住んでいるので、野生のたんぽぽを見ることは少ない。ちょっと嬉しい。実家近くの公園はたんぽぽだらけだったけど、めっきり見る機会が無くなったな。他に菜の花も咲いていた。昔は道端を見ながらよもぎを積んで、持ち帰ってよもぎ餅にしたりしていたけど、今思えば結構風流だな…。

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最後にパンジーが植えられているのも見た。自然の花も素敵だけど、誰かの手によって美しく整えられている花も大好き。色鮮やかなパンジー、これも久しぶりに見たな。

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エクストリーム出社のリフレッシュ効果なのか、夜まで仕事だったけれど絶好調だった。私がリーダーとなっている売上の数字も、個人でガツンと獲ることができた。や、やった…!退勤時に上司に褒めて褒めて~と報告すると「すごいやん!!!」と言ってくれたのだが、「髪パーマ当てたしか!?(笑)」と言われた。いや、それは違うw

そうそう、出社前にムビチケも買った。f:id:rosecosmos:20210401234919j:plain

名探偵コナン緋色の弾丸公開まであと3週間を切っている!買うのが遅すぎて特典は終了していたけど、ムビチケにあるシリアルナンバーでキャラ投票に参加しておいた。ここはやっぱり、赤井さんかな…。ゼロの執行人を4回観に行った私ですが(面白すぎて…)、「安室さんとか好きなんでしょ」と言われる度に「んー、でも私は強いて言うなら赤井さん派なので」とお茶を濁す面倒くさい女だったわ。w

 

さて、昨日のことを書こう。

夜は幼馴染と喋った。幼稚園から一緒の友達だ。まずは仕事の話をして、お互い全然違う職種なのに、お互い職場で働かない人に対して怒っている構図が同じすぎて爆笑した。友達は私が怒るのは意外だと言っていたけど、ごめん、私毎日キレてるで…と伝えておいた。仕事をやらない人にもやってもらう仕組みをつくらないといけません!

また私の婚活について。彼が分析しながら「多分晴がお母さん・お姉さんにならずにいられる人、怒らずにいられる人、心底伝えなくても分かってくれる人って9割くらい…いないやろ」と遠慮がちに言っていたので、「いや、もうほぼ100確くらいや」と冷静に言うと「そう!100%!」我が意を得たりと頷いていたwそうなんだよね。だから、私が先週同期に言われた「相手を育てること」が大切なんだよな。相手を信頼し、尊敬しているからこそ、相手と向き合って腹を割る。それができる相手が大切だよねー、という話をした。スカッとしたー。

 

★本日の一冊★『ミソジの京都 知る・買う・食べる・暮らす』高橋マキ(2009)光村推古書院
ミソジの京都―知る・買う・食べる・暮らす

ミソジの京都―知る・買う・食べる・暮らす

  • 作者:高橋 マキ
  • 発売日: 2009/09/28
  • メディア: 単行本
 

ミソジの京都、ってところが良いなと思った。20代の頃よりはお金も増えて、行動範囲も広がって、それなりにフットワーク軽くどこへでも行ける。そんな年代の人たちに向けての京都案内書。発売年が2009年だったので、著者の方は今40歳くらいなのかな?今本を書かれたらどんな内容になるのかも楽しみ。

 

『今こそもっと自由に、気軽に行きたい!海外テーマ旅』小林希(2020)幻冬舎
今こそもっと自由に、気軽に行きたい! 海外テーマ旅

今こそもっと自由に、気軽に行きたい! 海外テーマ旅

  • 作者:小林 希
  • 発売日: 2020/06/11
  • メディア: 単行本
 

旅行に行きたい~~~~。。。。。その一心で読んだ。次、海外旅行に行くときめっちゃくちゃ感動するんではないか…。飛行機乗りたい。異国の地でのんびりしたいよ。リゾートに行って癒されたい。現実逃避。

『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』上野千鶴子田房永子(2020)大和書房
上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

 

いやはや。もう、びっくりするくらい、ひっくり返るくらい面白かったわ、この本…!書籍での購入を検討中。マーカーを引きたいところがありすぎる。上野先生は相変わらず快刀乱麻。そして田房さんの表現力も物凄い。素晴らしい本を読んだ。

良かった点はいろいろあるけれど、印象深かったところを。

・「『個人的なことは政治的なこと』」。リブの標語だけど、それをかなり実感したのが2020年だった気がする。

・「社会にはA面とB面がある」。それなー!!!感がすごかった。A面は融通がきくけど、B面はかけがえのないもの。「A面に対してB面は裏側で、二流だっていう意味がすでに含まれている」。この間私が同期と話したのは、間違いなくB面側のことだよな…。
・「誰かが石を投げなきゃ波は起こらない。それで波が起これば、あとは波を受けた人がそれぞれの分野で受け止めていけばいい」。いいなあ。自分が思う表現で、自分の得意分野で意思を表明すればいいんだよな。私にとってはそれがブログだったりするし。

・「一人一殺」。本書で一番インパクトのある言葉ではないだろうか。夫に対して「おまえはいったい私と子どもにどう向き合うんだ」と迫る、命がけの闘いを指して上野さんは言っていたそうだ。元はテロリストの言葉らしいけど(笑)。

上野先生の言葉は続く。「恋愛にしてもセックスにしても、『相手に踏み込んで自我の境界を壊していく』ってことを真面目にやってないんじゃないかしら。女も男も、自分の人生に相手を巻き込んだり、相手の人生に巻き込まれていくのが恋愛や結婚。そういうことを真剣にやっていないように見えるのよ。相手に踏み込むような人間関係を作らない、持たない、避ける…(以下略)

この言葉は、私にとってとても大きな勇気を与えてくれた。それが多分、私が婚活を続けている根本的な理由なのだ。正直時間もお金も精神も削られるし、もういいや!ってなったらいつでもうやめられるんだけど、その可能性を信じているから一歩でも進んでみる。それを本書で言語化されるとは…カタルシスがすごかった。

『べき』はないけど、自分の人生に相手を巻き込む、相手の人生に自分の人生が巻き込まれるなんて、人生のものすごい大きな選択だと思う。真剣勝負なんですよ。…(略)…お互いに迷惑かけたり、かけられたりする。そういう選択って、一生の間にそうたくさんあるわけじゃない。(略)…相手に踏み込み、踏み込まれる関係では自分の自我が試される。自分について学ぶ一番の場所ね。ずるさも、エゴイズムも、献身も、豊かさも、寛大さも、なにもかもひっくるめて自分を学ぶ場所。こういう差し違える人間関係って、友達同士じゃ作らないからね。女友達も素晴らしいけど、それとはまた別。(略)…私はそういう関係が、人生にないよりある方がはるかに豊かだと思う。それによって学ぶことがすごく多いから。
めちゃくちゃ元気づけられたなあ。私はフェミニズムの考え方によって救われている。大学時代も、今も。

 

 ♪本日の一曲♪『中国の不思議な役人バルトーク

いやー、この曲、最初聴いた時「何この難しそうな曲…分からん…」となっていた。いかにも現代音楽という感じでさ。でも、なんか知らんが病みつきになる…。常総学院のこちらの演奏、すごすぎ。なんでそんなに音の粒がそろうの?トロンボーンカッコいい。『鬼演』のタグが付くのも納得。