さつまいも蒸しケーキをつくった。素朴な味が美味しい。残っているベーキングパウダーを少しずつ消費していく…。
昨日の記事の続き。結局、コロナワクチン接種のためにかかりつけ医を便宜上つくり（電話時にそうしろと言われたため）、面談だけして接種予約するに至った。縁もゆかりもない、市内の遠方の病院だった。小さな診療所で、待合室はすでに満杯。「打てるのはありがたいけど、ここで風邪うつったらマジで勘弁だな…」と思ったが（失礼）、どうやら見る限り他の人もみんな接種待ち、もしくは接種予約だったらしい。時々通常診療で訪れる人たちが混み具合に目を丸くしていた。ご、ごめんなさいなんか…インフルエンザの予防注射みたいに、せめて部屋だけでも分けてくれるといいんだけどなぁ…。
そんなこんなで、9月初週に打てることに。他の病院だと接種休止中か10月以降予約としか言われなかったので、ひとまず良かった…希望のファイザーだったし。さあ、希望休を出さねばなるまい。2日無くなるのは痛いけど、背に腹は代えられないよ…。接種しても感染対策は今までどおりするけどね。
読書も2冊ほど。
いやあ、爽快。私の人生のバイブル『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』に出てくるフレーズも掲載されていて、テンションが上がった。出典も書かれているので、気になったフレーズの本を読んでみる、という使い方もできて面白いな。胸がすっとする名言が満載だった。
特にいいな～と思ったのは。
「私は、手間ひまかけてメンテナンスして続いてきたものだけが、友情だと思ってる。」《朝日新聞「人生の贈りもの わたしの半生」》
「相手にとどめを刺しちゃいけません。（略）その世界であなたが嫌われ者になる。それは得策じゃない。あなたは、とどめを刺すやり方を覚えるのでなく、相手をもてあそぶやり方を覚えて帰りなさい。」《「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」》
「わたしは自分が愛したことのあるひとには、生きてのびていてほしいと願っている。たとえ過去に属するとしても、そのひとの記憶のなかに愛しあった思い出が生きていると思えるからだ。地球上のどこであれ、そのひとが生きているということを知っているだけで、安心した気分になれる。」《「おひとりさまの老後」》
「必要なときに駆けつけてくれ、自分を支えてくれ、慰めてくれ、経験を分かちあってくれるからこそ、友である。だからこそ、友人をつくるには努力もいるし、メンテンナンスもいる。」《「おひとりさまの老後」》
「一緒にいて気分のいい相手。しょうっちゅう会いたい相手、ときどき会いたい相手、たまに会いたい相手、困ったときに助けてもらいたい相手、助けてあげたい相手、気になる相手、気にかけてくれる相手……が、多様に自分の身のまわりをとりかこんでいればよいのだ。それをセーフティネットともいう。」《「男おひとりさま道」》
「世の中には、「いまのわたしがいちばん好き」「いまの年齢がこれまでで最高」と答えるひとがいるが、わたしはそれほど能天気ではない。どの年齢にも、よいことも悪いこともある。」《ひとりの午後に》
↓私のバイブルはこちら。
そしてアルテイシアさんの新刊！
『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』アルテイシア著
読みながら抱腹絶倒とはこのこと。尿漏れという単語が何回も出てきてめっちゃ面白い。ウェブでいつも楽しみにしているコラムが一冊の本になったものだ。最近思うのは、フェミニズムに対して嫌悪感や距離感を覚えている人には、参考図書としてアルテイシアさんの本を差し出すのもいいかなってこと。エッセイとして面白いのはもちろん、言語化できないモヤモヤを一刀両断してくれる心地よさがあるし、読んで気持ちを変えてくれるならしめたもの。逆に「合わなかった」と言われたら、多分私はその人とは合わないなあ…と遠い目をするのだった（春に真剣交際になった人を思い出しながら。今思い出しても、言われたことむかつくなあ…ｗ）。
♪本日の一曲♪『ティコ・ティコ』
この曲は小学生の時にエレクトーンのアンサンブルでやったので結構思い入れがある。吹奏楽ではやらなかったけど…。
っていうか、今日吹奏楽関連のニュースを見てたら、母校がえらいことになってた。え、マジか！？！？と二度見して、吹奏楽連盟のHPも慌てて確認したけどやっぱりそうだった。これ以上書くと身バレ（母校バレ？ｗ）するから書けないｗどえらいこっちゃ、どうしたん急に！？！？！？
