To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

無駄な罪悪感を捨てる

◆チケット戦争

4月12日24時00分。私は、PCとスマホを同時に開いて待機していた。理由は『名探偵コナン 緋色の弾丸』の座席予約が始まるから。

例年公開初日に観に行っており、仕事帰りに行くこともあれば休みでド昼間から余韻に浸ることもある。だが今回はコロナの影響でネット予約→座席が余れば当日販売という流れだったので、こりゃいかんとムビチケを手にリロードリロード。

満を持してページを空けたら、スケジュールが公開された。ふむ、初回は…7:30開始。…7:30⁉⁉(ありがとう褒めてます)。さすが国民的アニメ年1回の祭典、気合の入れ方が違うぜ…と言いつつ、多分起きられないのでぐうたらな私は午前中の回を狙うことにした。初日、30回近く上映されていて笑ってしまった。こんな数字見たことないよ⁉映画館のほとんどスクリーン、コナン仕様になってるな…確実に…。
10時台をぽちり。案の定サーバーが落ちかけていた。”待機人数655人”…すげー。待機人数は映画館ごとらしいので、私と同じ劇場を観に行く人が今655人もアクセスしてるんだ。多分、今アクセスしているのはガチ勢のみ。感無量の気持ちになりながら、早く早くとページ遷移を待つ。

無事に開けた。座席はほとんど空いていた。これだけ回数やってたら人も分散するよなあ。堂々と後ろの真ん中の席を勝ち取り、予約。多分初日(金曜日です)の昼間に来る人は絶対ガチ勢だよな。みんな。仲間だ。

私は好きな映画を見る際、そのスクリーンの座席がどんどん埋まっていくのを見るのが好き。リアルタイムで更新されるから、自分が観に行く回がどうなるのか、両隣が埋まるのかを時々チェックしてみる。コナンは大抵公開初週は満席完売御礼なので、ギッチギチに人が座っている。今までだと、その満席の雰囲気で座るのが好きで、あえて午後を狙ったりしていた。映画館に入る前、「満席」と赤字でクレジットされている電光掲示板を見てにんまりし、入場するのだ。全員初めて見る人たちが集まる興奮の渦の中、満席で上映開始される瞬間はたまらない。これは初日か、翌日翌々日の土日でしか味わえない。

今年はその興奮はお預けだし、ネタバレ回避のために午前の回を見ることにしたけど、ついに公開開始―!という感じ。公開延期が発表されてから、1年。変に夏や秋に公開するより良かったと思うし、英断だったと感じる。やっぱり4月に公開されるのがコナンだよねえ。1年の延期、寂しかったけど何だかんだであっという間だった気がする。楽しみすぎる~~!!!2021年は、赤井さんイヤーだから。赤井の女を体現するべく黒のライダースを買おうかと思っていたけど、時期が過ぎてしまって店頭で見なくなってしまったので(笑)、せめて赤のスカートを履いていこうと思う。はああ楽しみ。

 

情熱大陸

山本ゆりさんの情熱大陸を見た。ブログでのお人柄の通りで、動画で見るとさらに感動があったような…素敵な回でした。お料理美味しそうで、レシピを何度も試作されている様子にこだわりを感じた。お子さんもみんな可愛い!ただ、ちょっともやっとする描かれ方をしていた箇所があり、エゴサすると案の定プチ炎上していた…。

ご本人もそのことにお気づきだったようで、翌日ブログにて長文の説明があった。いや、良い人すぎるだろう…そしてリスクマネジメントが完璧(記載の仕方、記載の順序等々。誰も傷つけないような形)で、すごく頭の良い人なんだろうなと思った。ドキュメンタリーの編集の都合上切り取られるのは仕方がないとしても、ちょっと時代錯誤に見えてしまうよな、というのが私も含む視聴者の意見だったから。ディレクターさんも視聴者の反応に自覚的なら良かったし、マスコミは感性をアップデートしてほしいなと切に願う。山本ゆりさんもブログで「お母さん」の切り取られ方よりも仕事にフォーカスしてほしかった、と述べられていたけれど、本当にそうだよね…。もういい加減、その紋切り型は古いと気づいてほしい。とりあえずこれからもレシピ本買い続けます!

見逃し配信、まだ見れます↓

tver.jp

 

◆2年ぶりのコメダf:id:rosecosmos:20210413194140j:plain

家にいて、やることも全部終わって、ぼーっとしていた。ぼーっとするのは素晴らしいことだが、家にいてもすることが無い。うずうず。せや、コメダ行こう。どうしても場所を変えたくて、家から一番近いコメダを訪れた。

思えば、最後に訪れたのは2019年だから2年ぶりだ。当時付き合っていた元彼と行ったのが最後な気が…(笑)。当時と変わらず、ゆったりとしたソファ席に、オープニング時から変わらない気持ちのいい接客。変わって無かったんだなあ。

コメダといえばシロノワール。そういえば、昇進試験の勉強もここでして、パソコンとにらめっこしていたっけ。デザートセットを頼み、読書。自宅でもコーヒーは飲めるし、実質無料だけど、やっぱり外で飲むコーヒーの味は格別。”場所をずらす”ということがこんなに絶大な効果があるとは。持って行った本を3冊読破した。普通に考えてコーヒー一杯高いけど(家で飲むと何十円だし…)、自分の気分を上げたい時は許す。行くことでテンションが上がるんだったらオッケー。そう言い聞かせた。一人時間を満喫しているのだ、無駄な罪悪感を持つのはやめた。とても楽しかった。

 

てな訳で、今日読んだ本たち。(家でも読んだ)

★本日の一冊★『美しいものを見に行くツアーひとり参加』益田ミリ(2017)幻冬舎

以前『47都道府県女ひとりで行ってみよう』を読んで、この作家さん好きかも…と思いながら手に取った2冊目。こちらも良かった。飾らず、自然体で、感想を淡々と書いていく旅行記。ひとりで行く良さがどうのこうのとか、胡散臭い説教も無く、ただひたすらに純粋に旅を楽しむ作者の情景が思い浮かぶ。オーロラやクリスマスマーケット、私も行きたいなあ。今海外で一番行きたいのは、スペインとフランスのパリ。どっちかには生涯行きたいな。

 

『響け、希望の音~東北ユースオーケストラからつながる未来』田中宏和(2020)フレーベル館

 新聞でちょこちょこ記事になっていた、被災地の子どもたちで結成された東北ユースオーケストラ。坂本龍一さんが監督ということで、その活動が気になっていた。本書はその立ち上げから現在の活動までを追う。

エピソードひとつひとつは”ふつう”なのだけど、それが良い。子どもたちが音楽や演奏活動を通じてたくましく成長していく様子に思わず落涙。生きている、それだけで良いんだよなという気持ちにさせられた。目の前の人と向き合い、心を通い合わせるということを、大人になると随分忘れがちになっている…と思う。

 

フェミニズムの時代を生きて』西川祐子・上野千鶴子・萩野美穂(2011)岩波書店

気軽な気持ちで借りたが、読了まで2時間近くかかった。普通の新書だと30分なれば読めるので(私は人より文章を読むスピードが速い)、久々に手ごたえのある本だった。年をまたいだ鼎談を収録した本。また「おひとりさまの老後」を読み直したいな。

 

『お客様に好かれる正しい日本語・敬語の使い方』井上明美(2019)株式会社近代セールス社
お客様に好かれる正しい日本語・敬語の使い方

お客様に好かれる正しい日本語・敬語の使い方

  • 作者:井上 明美
  • 発売日: 2019/10/09
  • メディア: 単行本
 

言葉使いを見直そうと思い借りてきた本。内容は…平易だったかな。それくらいは分かるわ~…ということが多かったので。初歩の初歩という感じかな。

 

『おひとりさまvs.ひとりの哲学』山折哲雄上野千鶴子(2018)朝日新書
おひとりさまvs.ひとりの哲学 (朝日新書)

おひとりさまvs.ひとりの哲学 (朝日新書)

 

本書、ずーっと二人でケンカしている(笑)。それが面白い。”ひとり”の意味について、実践と思想の両面から探る。

 

♪本日の一曲♪『スター・パズル・マーチ』小長谷宗一

www.youtube.com

1990年代と昔の課題曲だが、いまだに演奏会で演奏されているのをよく見る。親しみやすくて明るいマーチだからだろう。きらきら星など、星にまつわる様々な楽曲がアレンジに取り入れられているのも楽しい。パーカッション各位がきらきらしていて可愛い…。シロフォンいいなあ。コンサートのファンファーレにも良さそう。