To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

OSのアップデート

婚活。しみじみと辛いな。悲しくて何もかもがいやになってしまった。心が激しく荒れている。

今日の状況を例えると。

 

…『相手がiPhoneの旧OSを使っている。私は彼にOSをアップデートしてほしい。なぜならユーザー目線で使いやすくなっているし、そのまま使用するとバグが起こるかもしれないから。でも彼は今のままでも使えると言い、私の発言自体に戸惑っている。私にアップデートを催促されるまで、その必要性に気づかない。』…みたいな。

 

彼は優しくて穏やかで善良だけど、私が指摘するまで、自分の発言の意図するところに気づいていなかったらしい。何で?」と戸惑いながら言われてしまった。それが蔑称であるという認識を、彼が持っていないという事実に私は落ち込んでしまった。彼はショックを受けていたけど、私に対しても「考え方については、もう少し寛容であってもいいのではないか」と言葉を選びながら伝えてきた。彼の気持ちも分かるけど、そのままだと私の心が死ぬ。これが”譲れない部分”ってやつなのかな。

「俺は元々、言葉がきれいじゃないから」…いや、言葉のチョイスでは無くて、私が指摘しているのは使う言葉の意味や影響のほうだ。「いつそういうのを学んできたの?」…それは私の体験で万人に当てはめられるものじゃないけど、人生の中で気付くきっかけがあったよ。「周りで私みたいなことを言う人がいなかったんだろうね」と彼に伝えると、頷いていた。

一個一個、相手の言葉尻を気にするのは、私だって本当はしたくないし、いやなんだ。だって、私はあなたの先生ではないので。彼に価値観のアップデートをしてほしいけれど、そんなの私ではどうにもできない。結局相手との付き合いをどうするかは、自分で折り合いをつけるしかないんだけど、しみじみと辛い。

私は、友達なら「ま、いいか」でスルー出来ることも、パートナーに対してはスルー出来ないのだ。なぜなら、他者への影響はもちろん、自分の心理的安心を阻害するかもしれないと思ってしまうから。第三者に向ける目線は、その人の本音が出ると私は思っている。だからこそ、「それ、当事者に言えるの?」という発言が出てきた時、静かに泣きたい気持ちになる。悪い人じゃないからこそ。悪気がないからこそ。はあ。

「俺の家はどちらかというと昭和の価値観だったから」という彼に、静かに私は告げた。「別にいいと思うよ。そのまま同じような家庭を築きたいと思うのか、自分は別の方向性で家族を築きたいのか、それはあなたが決めることだ」、と。

 

 

 

いつも読書の感想は読み終えた後に書いているから、テンションのギャップがあるな。まあ、いいか。今日の記事は、スッキリしたら消すかもしれない。

 

★本日の一冊★×4『京都ロマンチック案内』甲斐みのり(2009)マーブルトロン

ガイド本というよりは、著者の思い入れが詰まったお店の紹介という感じ。レトロ建築には心惹かれるものがある。何だかんだで甲斐みのりさんの本は何冊か読んでいるな~。

 

『迷わず決まる!毎朝3分コーディネート』永岡書店編集部(2017)永岡書店
迷わず決まる! 毎朝3分コーディネート

迷わず決まる! 毎朝3分コーディネート

  • 発売日: 2017/06/15
  • メディア: 単行本
 

なかなか良かった。ファッションスタイル本って、可愛いんだけど「いや、着回しって言いながら買い足ししまくりやん」と突っ込みたくなる本が多数だから…。1か月に2着をベースに、その服をどうやってコーディネートしていくのか見るのが楽しかった。大人のパールが欲しいなあ。

 

『レスキューナースが教えるコロナ×防災マニュアル』辻直美(2020)扶桑社

災害時に活動されるレスキューナースの方の著書。コロナ関連ではいろんな情報を本や新聞、テレビやネットで拾ってきたけれど、かなり分かりやすくまとめられていてGOOD。基本のき、から学びたい人にぴったりの本。防災リュック、押し入れの中に入ったままだからこれを機に整理しなきゃだな…。

 

『大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ』清田隆之(2017)

自己啓発本かな?と思って読み進めたけれど、いい意味で予想を裏切ってくれた。本書でも触れられているが、意外と「大学生活の過ごし方」指南の本ってないんだよね…。書いてあることは「分かる~!」という内容が多数。本書曰く、人間の英訳はhuman beingとhuman doingがあり、現代社会はdoingに重きが置かれていると。大学ほど、being(ただそこに存在すること)を許容してくれるものは無いという投げかけに、膝を打った。巻末のオススメ本紹介に、私のバイブル『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(遥洋子著)があって嬉しかった。