To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

チーム論2と、その他もろもろ

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今まで立派に咲いてくれてありがとう。

 

 

 

今日考えたふたつのこと。

 

◆昔は、恋愛的な意味で気になる人や好きな人に対して、その今カノ・元カノの存在に嫉妬していたことがある。私が初めて付き合った人は、私が好意を抱いた時点ですでに何年か付き合っている彼女がいた。それを知りながら彼と二人で会うことに罪悪感もちょろっとあったし、「心理的にはすごく近いはずなのに何で一緒にいられないんだろうか…」「っていうか彼女いるなら何で私と普通に出かけるんだよ…ともだちって何…」なんて一喜一憂していた。余談だが、その気持ちを抱えること数か月したある日、本人から「彼女と別れた。辛い…」という電話をもらった私w(ショックを受ける彼をフォローしながら「んー、ってことは堂々とアタックできるじゃん…」と邪推するなどする。そしてその数か月後、結果的に付き合うことになる。今思うと若かったな……)

でも、どうしても気になったんだよね。「あの場所へは元カノとデートしたんだろうなあ」とか「〇〇の趣味は絶対あの子の影響を受けてるんだろうな」なんて。実際に元カノと知り合いじゃなくても、相手に対して「なんかシチュエーション慣れしてるな」と感じたりすると、過去の交際関係を想像したりする。ちなみに私が初彼女だと言う人と付き合ったこともあったが、それはそれで良かった。恋愛面で「私が初めてなんだ」という優越感に浸れるから。好きな相手であるほど、嬉しい。恋愛慣れしているタイプが好みな人もいるんだろうけど、私は逆で恋愛慣れしていない人の方が、やりやすかった。

…と過去を回想してきだけれど、30代に突入すると相手の恋愛経験はあまり気にならなくなったし、元カノに想像も及ばなくなった気がする(話題にされるのは嫌だけどね。笑)。なぜか?それは、「昔の恋愛経験があってこそ今の相手がある」と腹おちしたからだなあ。逆も然り。

”この人の良い部分(悪い部分も)はきっと、小学校・中学校・高校・大学……社会人………と人生で出会った人間関係で構築されていて、その中には恋愛も含まれているんだろう。今、このタイミングで出会えたからこそあなたの滋味を感じられて、私自身も相手の良さを理解できる懐ができたのだ”と、今は思える。

出会ってしまった以上は、出会わなかった頃には戻れない。それって、何だか凄いことのような気がするのだ。好意を持ったからこそ、相手を自分色に染めたいみたいな(笑)気持ちも無くはないけど、出会ってからの人生の方がきっと長いから、自分色にも相手色にも何とでもなるのだ。だからこそ、スタート地点での相手の良さは新鮮味があり、相手の人生経験そのものと出会えるんだと思う。

 

◆チームになるってどういうことか、ずっと考えている。今日、NEXTWEEKENDさんの新プロジェクト『FAMILY NOTE』のインスタライブを見ていた。

nextweekend.jp

最初は正直、クラウドファンディングということもあってあんまり興味が無かったのだが、単純にアルバムそのものがとても可愛かったし、ボリューミーで内容も充実していそうだった。単身者が書くのはちょっと難しそうだけど、一緒に書き綴る家族がいたらいいなあと思いながら見ていた。インスタライブではパートナーの巻き込み方についても意見が交わされており、「夫にどうやって興味を持ってもらうか」のコメント自体に私はすごく興味が湧いた。

実は少し前、真剣交際中の彼と私とでライフスタイルの違い(休みの日が被らない)で彼から不安を申されたことがある。

「晴ちゃんって、〇〇に休み取れるの?」

「んー。部署にもよるかな。なんで?」

「もし子育てとかするとするやん。そうしたら、休みが違うから一緒に会える日が少ないでしょ。どうやっていったらいいんかなって、ふと思って」

……。

(その直前に別の事情でケンカしたばかりだったので、努めて冷静に伝えるよう、一瞬考え込んだのだ。「あ、この人にとってはそこが気になるポイントなんだ」という発見でもあったが)

 

「私が思ってること言っていい?

まず子育てとか、育児とか、そういう想像をしてくれることは嬉しいし、今後も一緒に歩んでいくなら大事な話をしていきたいと思ってる。それが前提なんだけど。

でも、話すならこういう順番で話してほしかった。

『子育てを一緒に取り組んで頑張っていきたいと思っている』→『でも、休みが違うから一緒に取り組める時間は少ないかもしれないよね』→『例えば休みをずらすとか、希望を出せたりするの?』『俺は〇〇っていう制度があって、それを使っていきたいと思っているよ』とかって。

いきなり『休み希望できるの?』っていう訊き方をされると、私が『希望は出せない』って言う時点で、『この人との結婚生活、自分の理想と違うな~』って事前チェックされたみたいな気持ちになって、悲しかった。だって休みが違うことは、付き合う前から分かってたことでしょ?(心の声:世の中、暦通りの休みの人だけで成り立っている訳じゃないし、そこを否定されるのは傷つく)」

こう書くと私が熱弁を奮っているようだが(笑)、彼の相槌なりなんなり挟まれながらこのような話をした。意外にも口頭の方が上手く伝えられていたかもしれないな。文章にするとニュアンスが難しい。彼はちゃんと聞いてくれたが。

「あと、『じゃああなたは、今の勤務時間でどういう育児ができるの?』と訊きたくなっちゃったよ。彼くんが思ってる不安ってさ、ぼんやりしてるんじゃない?

不安に思うことはいけないことじゃない。でもそれを二人で共有するなら、解消する方向で話をしたいなって思う。実際に二人の1日のスケジュールを書き出してみるとか、子育て中の先輩に話を聴いてみるとか、両社の育児勤務の制度を見せ合うとか(笑)。想像して不安が増すより、ちょっとでも解消する方向に話をした方が、建設的だと思う」

※私は自分が本気だということを見せつけるために、翌日就業規則(育児勤務の項)を写メって送りましたがw

なーんかね。この出来事(他にもいろいろあるけど)を経て、ほんとに結婚って愛だけじゃ無理だよねー感が強くなった。何度もブログに書いているが、婚活は恋愛(感情)と結婚生活の想定を両立しようとするからしんどいのだ。ならいっそのこと、人間として相手をちゃんと尊敬できるかにフォーカスした方がいいと思うようになった。信頼ができてからでも多分恋愛感情は生まれるし、仮に生まれなくても何とかなる(流行りの友情婚?)気がする。相手とチームになれることが、家族という共同プロジェクトを運営するのに必要だよね…みたいな。終わりのないプロジェクトだけど。そう思うと、楽になった。

チームになるためには、もっと相手を知る必要がある。だから1か月、楽しみながら相手のことをもっと知ろうと思った。相手との交際を若干しんどく思っていた時期(早いw)もあったけど、別に結婚してる訳じゃないし、結婚しないといけない訳じゃない。「この人と一緒にいたいから結婚する」は、具体的にすると「この人とならチームになって家族を運営できる気がするから、結婚する」で良いんじゃないかな。

では、チームになるとはどういうことか?

穏やかに話し合いができる。意見が異なった時も言葉で乗り越えられる。話し合いは、相手を傷つけない言い方をする。不安をあおるのではなく、解消する方向に持って行く。妄想もできれば、現実的な観方でも話ができる。未来の過程自体を楽しめる。ってな感じか。

話を元に戻すと、FAMILY NOTEは使い方がすごく気になるな。夫婦の交換ノートみたいになるのは楽しそうだな。要注目。

 

 

あと、最近嬉しかったこと。ブログに書いたら永久的に残るので意識的にここに書くことにしている(笑)。

・内示前のタイミングで「異動せんといてな。晴がいないと困るから」と取引先の方に言われたこと。「しないと思いますけど、そのお気持ちが嬉しいです」と答えた。嬉しいし、頑張ろうって思える。

・仕事中、顧客の方に「あなたって、本当に感じの良い方ね!」と言われたこと。喋っている間に何回も言われて、別れ際にも大声で伝えてくれた(笑)。いい仕事ができたねー。

・頼りにしていた異動する同僚に「え~!異動されるんですか⁉寂しいです…」と嘆いたところ、「私も。晴ちゃんと一緒にいたら、とても楽しかったから!」と言われたこと。私は有難いことに「しっかりしてる」とか「仕事頑張ってる」と言って頂けることが多いが、「一緒にいて楽しかった」と言われたのが意外で、それがとても嬉しかった。それは私も一緒なのに…。寂しいよう。「でも、同じ建物の中にいますから。何かあったら、電話しあいましょうね!」と伝えあった。

 

心がざわざわするけど、これも今だけだ。せっかくなら、とことん味わおうじゃないか。