To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

チームになれたらいいんだ

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満開。

 

最近感じるのは「自分がめっちゃ変わったな」という点である。主に恋愛について。

昔は交際相手に対して、嫌だと思ったことをはっきりと伝えられなかった。我慢して我慢して「やっぱりおかしくない⁉」と覚醒した頃には、大噴火するしかなくなっていた。多少無理をしてでも相手に合わせることが必須の努力だと思っていたし、そのことを楽しんでいた。

でも、今は違う。目の前の相手に対して、違和感があったら何故かすぐに考える。言えるタイミングで伝える。無理せずに率直に思ったことを口にする。

同時にそれはしんどさも伴う。今までなら「まあ、付き合い立てだしいっか」と違和感スルーしていたことから逃げられないから。理性が強く働きすぎて、相手と喋っていても第三者目線で「今のはアリか否か」を冷静に判定している自分がいる。自分だって完ぺきではないのに、減点法で人と付き合いたくはないけれど。

婚活で出会っていればなおさら。結婚を前提に付き合っているので、他愛ない話と真剣な話が一定の比率で交互に出てくる。最初はこのアンバランスさ(今までの恋人とは、「将来どこに住みたい?」なんて話はしてこなかった訳だから)に戸惑ったけれど、それでいいんだとも思う。気軽に恋愛できなくなっちゃったんだなーという思いは、分かっていても脳裏をかすめる。

じゃあ、どうしたらいいんやろな。そんなことを考えていたけれど、ふいに「チームになれたら、まあいっか」という思いが芽生えた。チームに関しては逃げ恥をご参照頂きたいが(笑)、要するに結婚を意識しながら”カップル(恋愛的な意味で)”になることも両立しようとするからジレンマを感じるんだろう。もちろん、恋愛としてでも好きになりたいと思ったから真剣交際に進めたし、相手の対応にもそれを感じている。今日、彼とデートしてきたが予想通り「ベタなデート」が好きなんだなと分かったし。分かりやすくていいんだけど。イルミネーションそんなに興味ないわ~と言い切った私に、彼は「行きたい気持ちが出てきたらいつか一緒に行ってね」と言ってきた。ごめん…w

とはいえさ、知り合って一ヶ月位。チームビルディングの時期だと思ったら、何だかちょっと安心した。今のデートはアイスブレイク、そりが合わないことはあって当然だし、今日のデートでも「話し合い」をした。前回私が切り出した言葉について、彼は「実は〇〇と思ってた」と胸の内を明かしてくれた。それに対して私も返答をした。都度の対話の積み重ねが大切なんだろうな。とはいえ、今日のデートで「えー?んー」と思ったこともあるっちゃあるので、今週末また会う時に話してみようかな…(笑)。

私の恋愛・婚活におけるキーワードは『安心感』だ。相手と心が共鳴したなと思えるのは、安心できるベースがあるかどうか。先日ブログに書いた「君の膵臓をたべたい」の「生きる」ことに対する一節に唸ったけれど、今の私の気持ちにぴったりだなと思った。相手を心を通わせることが生きるってことなんだな。そうできる人と一緒にいたい。

rosecosmos.hatenablog.com

私が変わったなと思うタイミングは、一昨年元彼と別れてからだ。あれから色んなことを死ぬほど考えて悩んだけど、その経験が今の私を形作っている。今の「はっきりして(しすぎて)いる私」は、過去の自分が出した答えなんだ。だから、本当の意味で「自分らしくいられる」ことを大切にする。それができないのなら、ひとりでも構わないよ。

 

 

かつて仲良くしていた上司に言われたが、私は好きな人の影響を(かなり)受けやすい。「晴ってさ、普段しっかりしてるけど、恋愛でのめりこむとさ…影響されやすいタイプやろ」笑いながら、ずばりそのものを言い当てた上司。さすがよく見ている…と思ったものだが、逆手に取ると、「いい影響を受けているのなら良い交際ができている」とも言えるんじゃないかなー。

っていうのはね。私、何とランニングに手を出そうとしている。自分でも驚き。元々モデルの高山都さんのランニング姿が素敵で「いいなー、でも自分には縁が無いかあ」と、興味はありつつも体育は万年成績オール3だったために(笑)敬遠していた。しかし彼の趣味はランニング、「マラソンでもランニングイベントなら5kmから走れるよ!一緒に走ろう」と言われ、成り行きでそのイベント(来年だけどw)に出ようということになり、週末にランニングシューズを買いに行くことになった。展開はや。何か知らんが不要のウェアもくれるらしい、ラッキー。いや、5kmも普段運動していない勢にとっては相当ハードル高いんですが…。っていうか、そもそもその頃まで交際続いてるんやろうかという疑問は黙っておいたw。

まあでも、30代新しいことにチャレンジするのはいいことかな。私は並走してくれる人がいれば何とか頑張れそうなので、健康づくりのためにがんばろか…。まずは形から入ろう。うん、いい影響だよ、悪くないぞ。

 

★本日の一冊★×2『シアター!有川浩(2011)アスキーメディアワークス
シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

  • 作者:有川 浩
  • 発売日: 2009/12/16
  • メディア: 文庫
 

面白かったなー、と思って読書記録アプリを開けたら、なんと2012年に読んでたわ。しかも続編まで。全く記憶が無かった。

有川浩さん、一文が長くて句点が少ないのがちょっと苦手で、図書館戦争も途中で挫折してしまったのだが、久々に読むとテンポが良くて引き込まれた。小劇場のリアルも分かるし。

 

『いまはそれアウトです!社会人のための身近なコンプライアンス入門』菊間千乃(2020)アスコム
いまはそれアウトです! 社会人のための身近なコンプライアンス入門

いまはそれアウトです! 社会人のための身近なコンプライアンス入門

  • 作者:菊間千乃
  • 発売日: 2020/09/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

コンプライアンス違反について分かりやすく例を挙げている本。

でも一つ気になったのは、タイトル。「今はアウト」と書いているけどさ…例えばパワハラセクハラって、相手が傷ついていることには昔も今も変わらないんだよ。「今厳しくなった時代だからアウト」なんじゃなくて、「元々アウト」なはず。それがようやく可視化されただけだ。私はそう思っている。じゃないと、「今はやりづらい時代になりましたね~」と”時代のせい”にする輩が出てくるぞ。