To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

未来はそんな悪くないよ

お昼間、ぼーっとネットサーフィンをしていてAKB48のMVが出てきたので見ていたら、予想以上に可愛くてエンドレスリピートしてしまった。『会いたかった』『ヘビーローテーション』『ポニーテールとシュシュ』『フライングゲット』。な、懐かしい…そして今から10年程前ということに驚きを隠せない。衣装やメイクも今のアイドルとはちょっと違う…けど、それがまた良いのだ。

そんなこんなで、「恋するフォーチュンクッキー」の動画も一緒に出てきた。久々にMVを見たけど、あれ…こんなにじんわりと胸に沁みる曲だったっけ?と思っちゃった…。「未来はそんな悪くないよ」「人生捨てたもんじゃないよね」「ツキを呼ぶには笑顔を見せること」「そんなにネガティブにならずに」…こんな歌詞だったな、そういえば。コメント欄も他の楽曲とは一線を画していて、コロナで辛い中動画を観るとほっこりします、みたいなメッセージが多数寄せられていた。他の動画では”神7”の時代が懐かしい、みたいなファンのメッセージで溢れかえっていたのに。

関連動画として、公式アカウントから派生動画(行政や企業の「踊ってみた」動画)も出てきてほっこり。実は私もこの曲で大学時代に踊ったことがあり、完成版を観て「おおー」と思ったものだ(公開はしておらず内部のプロジェクト?だった)。個性が出ていて面白かったし、みんなでワイワイ踊りながら撮影したのはいい思い出。収録されたDVDも一生の記念だね。楽しかったなあという気持ちでセンチメンタルになる。こんな雨の日は、そういう感慨に耽ったっていい。

 

★本日の一冊★×3『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 ガイド編』詩歩(2019)三才ブックス
死ぬまでに行きたい!  世界の絶景 ガイド編

死ぬまでに行きたい! 世界の絶景 ガイド編

  • 作者:詩歩
  • 発売日: 2019/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

積読だった本。一昨年の発売時に読もうとして本屋でパラパラめくり、そのままになっていた…。このシリーズの一冊目と日本編・新日本編を持っており、度々めくっては「いつか行くぜ…」と野心を燃やしている。著者詩歩さんは同世代ということもあり、勝手に親近感を持っている。

なんせ、世の中はステイホーム。書籍でGO TO TRAVELは個人的ブームになりそうだ。今回の本は、過去書籍に掲載してあるもので著者が訪れた場所をより詳しく解説した”ガイド編”。掲載地域で行ってみたい場所、私も挙げてみよう。

 

鶏足寺の紅葉(滋賀県

kitabiwako.jp

詩歩さんが絶賛している紅葉、実は日本編で読んで行きたくなって、一昨年友達と実際に訪れようとしたのだ。しかしものすごい渋滞にあってしまい(何なら定期連絡バスも3時間待ちとかになっていた…)、現地まで行ったのにあえなく諦めるという悲しい結末を迎えてしまった。友達が機転を利かせて長浜観光に変えてくれて素晴らしい思い出になったけれど、いつかリベンジしたいな…。

 

国営ひたち海浜公園ネモフィラ茨城県

hitachikaihin.jp

5年以上行きたいリストに入っているが、アクセスが…。でも一生に一度はどこかのタイミングで行きたい!ネモフィラブームの火付け役。

 

弘前公園花筏青森県

www.hirosakipark.jp

桜自体は津々浦々に名所があるが、花筏はやっぱり弘前公園のものを観てみたいなあ。青森市もいろいろ楽しそう。アップルパイも食べたい…。

 

角島大橋山口県

www.oidemase.or.jp

よく観光ガイドブックで見る光景。実は私、山口は未踏の地(新幹線で通過したことはあるけど…)。山口に高校の友達が住んでいたことがあるので、その時に行っておけば良かったな。やっぱりね、女子旅は最高なんだよ。

『崖っぷち「自己啓発修行」突撃記 ビジネス書、ぜんぶ私が試します!』多田文明(2012)中公新書ラクレ

タイトルが面白そうだったので読んだ本。その名の通り、著者が出版社(編集者)からの挑戦状として、「提示した50冊の自己啓発本を読み実践し、自分のアイデアでマスコミに持ち込み企画を通したら本書発刊」という条件を突き付けられ、奮闘するルポである。ご本人も詐欺商法のルポライターでいらっしゃるが、愚直に本に記載の通り飛び込み営業を実践し、失敗しながらも最後に複数メディアでの持ち込み企画を実現されているところはとても参考になった。紹介される自己啓発本も、古典から新書まで幅広く網羅されておりさすが編集者の方だと思った。各章では、著者と編集者の往復書簡があるのも面白い。 

 

『人生がときめく片付けの魔法』近藤麻理恵(2010)サンマーク出版
人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

  • 作者:近藤麻理恵
  • 発売日: 2010/12/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

こちらも積読。本屋さんで立ち読みしたけど、もう一度ちゃんと読みたいと思って借りてきた。こんまりさんの本だ。つくづく思うのは、こんまりさんの片付けへの熱意(本書でご自身のことを”片付けのヘンタイ”と称されている)がすごいことだ。好きで好きでたまらない片づけを仕事とされているのは、天職だと思う。

自分で言うのも何だが、一人暮らしをしてから、自分のことを結構綺麗好きなんだな、と思っている。掃除が好きというよりも、部屋が片付いていないと落ち着かないのだ。テーブルの上に物が散乱していたりすると、翌朝起きた時のテンションがダダ下がりで、大げさに言うと一日のモチベーションに影響するのである。たまに知人のお家に遊びに行かせてもらって、ものが散乱していると「う……」と何とも言えない気持ちになってしまう(言えないけど)。こんまりさんも本書で「部屋の乱れは心の乱れ」というフレーズについて解説をされているが、その通りなのだ。

あと、取捨選択の判断はものを触ってときめくか、というのやり方は簡単でいいなと思った。ときめかなくなったものは、もう役割を終えたもの。最初に出会って買おうと感じた”ときめき”という役目を果たしたのだから、捨てていいという言葉は、多くの読者を楽にしているのだろうな。