今日は休みを取っていた。寝起き、だるくて頭痛もして最悪だった。頭痛ーるを開いたらこの通りだ。そりゃあしんどいはず…大人しくバファリンを飲み、回復。
最近本をよく読んでいる。比較的新しめの本(2010年以降)に絞って読んでいる。ちょっと古い本は、知識がアップデートされていなくて読んでいてやる気をなくしてしまうことがあるので…。古典は古典の良さがあるのだけどね。今日初めて取り寄せサービスを使ってみたが、めちゃくちゃ簡単で驚いた。今まで図書館は、面白そうな本との偶然の出会いを求めて館内をぶらぶらするのが好きだったから、予約をしたことが無かったのだ。でもこれからは使っていきたいな。
読書していると、孤独が薄れる。そんな気がする。何もかも忘れて集中できるからだろう。一人で何もしないお休みにはうってつけだな。
★本日の一冊★×7
めっちゃ読んだぞー。今年100冊は読みたいと思っているが、2021年からカウントして現時点ですでに40冊以上読了した。やればすぐできるじゃん…やったね。ブログに書くのも記録に残ってなかなか良い。
『世界でいちばんやさしい 教養の教科書』児玉克則(2019)学研プラス
この本、受験生で読んでいたら理解が進んだかなあと思う。特に現代社会や世界史を履修していると、副読本として一冊あっても良さそう。哲学・心理学・科学・文化・芸術など、領域横断的なキーワードを一覧にして読めて、イラストもあって分かりやすい。個人的に興味深かったのは、第二言語を幼いうちから学ぶべきか、母語をしっかり履修してから学ぶべきかという問いについて。今でも激論が交わされているらしいが、通訳に向いているのは文法を学んだ後者らしい。へええ~。
『はじめて投票するあなたへ、どうしても伝えておきたいことがあります。』監修:津田大介(2016)ブルーシープ
なぜ投票するべきか?について、様々な寄稿者がメッセージを寄せている。憲法改正、原発、沖縄、貧困と差別…。「選挙に行こう」と複数の寄稿者が述べているが、この本のターゲットは恐らく「そこそこ選挙に行こうと思っているけれど、何を基準にしたらいいか分からない18歳」ではないだろうか。寄稿によっては難しいな、と感じる論説もある。コロナ禍以降、日本という国や政治に絶望することが増えたけど、今この本が出版されるなら新しく「ウィズコロナ・アフターコロナ社会」の項が出来るのだろうな。
『一瞬で美人のヒミツが手に入るメイクの魔法』神崎恵(2011)中経出版
うーむ。2011年出版の本だけあって、今発信されている神崎恵さんの内容とはかなり違うなという印象を受けた。そりゃあ10年前だから主義主張も変わるのだろうが(表紙もめっちゃガーリーだし…それは私の好き嫌いの問題だけど)。「モテ」等の論考についても、私にはそぐわないかなあと思った。今の神崎恵さんのご活躍ぶりを見ているから、猶更かもしれない。最近の著作と、だいぶイメージが異なる。
『真夜中のディズニーで考えた働く幸せ』鎌田洋(2014)河出書房新社
ディズニーで長らくカストーディアル(掃除部門)や教育分野で働かれた著者の経験談。ディズニーで働きた過ぎて採用される前に会社を辞めて、その後5回ほど採用試験にチャレンジ、時にはアメリカのディズニーにアポまでとる著者の行動力がすごい。最近本を読んでいて思うけど、やはりこうした方々は行動力がずば抜けているよな…。著者はその頃のご自身について「企業ストーカー」だったと称されていておかしかった。ディズニーで働きたい人は読んでおくといいかも。
『女子校育ち』辛酸なめ子(2011)筑摩書房
大学では女子校出身の子も多くて、楽しそうに思い出を語る姿にへえっと思うこともしばしばあった。そんなこんなで、覗き見してみたいような気持りになり本書を借りてみた。関東の女子校が中心で内容も古い(出版が2011年)のだが、週刊誌のレポートのような感じ。
『部活魂!この文化部がすごい』読売中高生新聞編集室(2020)筑摩書房
全国には様々な部活動があるんだなあ、そう思わされる本。最近有名になっている部活(開成高校のクイズ研究部や、長浜高校の水族館部など)はたくさんあるけれど、他にもユニークな部活動がたくさん紹介されている。例えば、利根実業校の生物資源研究部。野生のイノシシを退治する方法を編み出し、国際的にも表彰されているという。花巻農業高校は鹿踊り部があり、秘伝の踊りを継承する様子が描写されていた。私は吹奏楽部所属だったので比較的メジャーだったけれど、中学時代に淡路島の人形浄瑠璃部の演武を見たことがあり、「そんな部活もあるのかあ、すごいなー!」と感じた記憶がよみがえった。一つだけ言うとすれば、本書の文体が割とくだけていて(中高生新聞だからか…?)、プロではなく素人が書いているのかな?と思う表現があり、少し残念。
『大人美容 始めること、やめること』地曳いく子・山本浩未(2017)宝島社
50歳を過ぎた女性に向けた美容本。お二人の対談形式で話が進んでいくのだが、表現が都度面白かった。『干しシイタケは、水で戻さないと食卓に上がれない』(お肌の保湿が重要であることの比喩)、『「私の顔は岡山の白桃』と思ってお手入れする』などなど(笑)。私も今晩から、自分の顔を岡山の白桃だと思ってやさしく触ろうw。あと、今のトレンドに合わせて美容やファッションをアップデートすることにも触れられていて、今私が感じていることだっただけに頷いた。買った時はすごくしっくりしたのに、今付けてみると何か似合わない…。だから、最近はシャツなんかも新しく買い足している。『昔のブランド物のコートより、ユニクロの今期もののダウン』という表現も然りだと思った。そして、パナソニックのナノケアヘアドライヤーが欲しくなったのだった…。