To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

「クックパッドあるからレシピ本なんて要らんやろ」と思ってたのを撤回します

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節約のために基本食パンしか買ってないんだけど、菓子パンってやっぱり美味しいよね…

 

 

さて。さてさてさて。

ブログタイトル通りだが、レシピ本について書いてみる。というのも、私は今日ベストセラーの料理本を買いました。

 山本ゆりさんのブログを最近見るようになって、レシピも色々試している。ほんとにね、これは、良い!!!

 

コロナになるまで、レシピ本を買うということを今までしたことが無かった私。「ググったら色々出てくるやん、わざわざ本見ながら料理しないし、スマホ見るし…」なんて思っていたけど、自粛中に自炊をするようになって、レシピ本をいくつか買ったわけ。そして思ったのは、その本が「よいかどうか」というより、「自分に合っているか」が大切なんだということ。

 

私が山本ゆりさんのレシピ本がいいなーと思うのは、以下の私の気持ちに応えてくれる本だからだと思う。

・自炊はしたい

・でも20分以内につくれる料理がいい

・使う調理器具は少なめがいい

・家に常備している食材だけでつくりたい(急に出てくる生クリーム、白ワインビネガーとかはだめ)

・”レンジだけ”とかじゃなくて、フライパンで焼くなど調理要素があるとよい

最後の「フライパンで焼く」行程って、意外と私にとっては重要なんだなあ。自炊をしているという気持ちになれるので、日々の自己肯定感につながるというか。レンチンだけで作れる料理も素晴らしいし、そういうのばっかり作っていた時もあったけど、今は「フライパンを使いたい」気分なんだと思う。

 

インスタ映えする料理を作りたい時はそういうレシピ本を。しっかり寝かせて調理する手の凝った料理を作りたい時はそういうレシピ本を。基本のおかずを基礎からきっちりと作りたい時はそういうレシピ本を、見ればいいわけである。いうなれば、自分がレシピ本のターゲットになっていれば、レシピ本は自分に応えてくれるという訳(何の哲学)。

そして今私は、上記で述べたような気持ちで自炊をしているから、山本ゆりさんのレシピがハマるんだよなあ。何よりいいなと思うのは、山本ゆりさんは「手抜き」とか「ズボラ」という言葉を一切使わないこと。ご飯作ろうと思うだけですごいやん、というメッセージが元のブログにも本にも載っていて、そうなんだよ!と思わされる。

あと激押しポイントは、調味料が”使う順”に記載されているところ。私も知らなかったのだが、普通のレシピ本は”分量が多い順”に記載されているそうだ。使う順になることで、一回みりん大さじ1を入れたスプーンを洗って砂糖小さじ1を入れる、という手間が省けるわけ。かゆい所に手が届くってこういうことだよー!!!

 

本を読んでいて思うのは、レシピって「行間を読む」ものになればなるほど上級者向きになるってことだ。「さらっと次の行程いったけど、処理どうするん?」みたいな。だから分かりやすいほど初心者向けなんだろうけど、ストレスなく進みたい一般人にとっては、詳しく書かれているレシピは大変ありがたい。あと、食材の代用品とか、冷蔵可かどうかとか、そういうのを知りたいんだよ、一般人は。

 

料理コラムニストとあって、随所に挟まれているコラムも楽しい。パラパラめくって、作りたい料理を作ってみよう。