前回の記事の続き。もう一人、私の自粛生活を楽しくしてくれたのは、
モデルの高山都さん。
きっかけ：インスタライブのお料理を見て
元々、私の大好きなメディア「NEXTWEEKEND」さんにゲストで出られていたこともあって、素敵な人だなあと思っていたのだが、自粛生活でインスタライブを見たのが好きになったきっかけ。都さんがキッチンでお料理をされるのだが、その「みやレシピ」の美味しそうなこと…！こうして、都さんが毎日18時頃からお料理をされるのを見て私も晩御飯の支度をするのが定番になった。
好きなところ：マルチな活躍
都さんの著書「美 食 姿」というタイトルにもあるように、あらゆるシーンで活躍されているのがとても魅力的だ。
①美
ファッションモデル、ビューティーモデルとしての着こなしの仕方など、私も真似したい！と思うものが多い。都さんのおかげで私はワンピース収集への扉を開いてしまった（元々はスカート派）。いろんなブランドとコラボもされていて、発売される度にかわいい…とインスタを舐めるように見ています。笑
②食
都さんがつくるお料理、めちゃくちゃ美味しそうなんだよなあ…。自粛中、同じレシピをいくつも作りました。春巻きとか作ったことなかったけど、都さんレシピでたくさん食べたよ！またうつわ使いも素敵なんです。うつわをめぐる連載を手掛けておられることもあり、登場するうつわが欲しくなっている。今私の欲しいものリストには、「青は唯一食物にない色」と仰っていて心惹かれるようになったブルーのお皿や、STIIKという菜箸などがある。まさか自分の人生で、菜箸が欲しくなる時が来るとは。
着用されているエプロンもかわいくて、再販→完売を繰り返しているとのこと。私が自粛中にエプロンを買ったのも都さんの影響です。
③姿
ランニングや花のある暮らしを楽しまれている様子を見ていて、めっちゃいいなあと思うのです。自然で無理しない、でもやりたいことをしっかりやりきるという姿勢。
こうしてみると、多彩な方だなあとつくづく感じるのだが、あるインタビューで「20代を経て生き方を立て直そうと思って、30歳になってから始めた。自分のものにするのに5年かかった」と語っておられたのが驚きだった。人生、いつから始めてもいいんだって思わせてもらえたよね。別のインタビューでは「自分は一本に絞れないから、たくさんの柱をつくろうと思った」とも言われていて、ファッション・ビューティー・料理・うつわ・花・ランニングなど、今私がいいなあと思うすべてに結実していると思う。
インスタライブも、最初は手探りで始めたと言っておられたのだが、最終的には1,500人以上が視聴するものに進化しているのを毎日見ていた私。偉そうに聞こえるかもしれないけれど、「成長」ってこういうことを言うんだろうなあと思った。毎日毎日人前で（オンラインではあるけれど）料理をするのはとてつもなく大変だったと想像するが、それでもやってみてよかった！と言っている都さんを見て私も元気をもらいました。
都さんの座右の銘が「笑っていれば風向きは変えられる」というもので、詳細はご本人の著書を読んでほしいのだけれど(笑)、とても含蓄のある言葉だ。
私が思ったのは……「風向き」は変えられるけれど、それから先を追い風とするのか、向かい風とするのか、はたまた無風にしてしまうのかは、自分次第ってことなんだろうなあ。きっかけは笑顔でつくれる。そしてその先は、自分の行動で決まる。毎日インスタを楽しみにしながら、大切なことを学ばせてもらっています。
前回の渡辺直美さんもそうだけれど、こんな風に生きたいなあと思える30代の女性に出会えることが嬉しい。自粛生活、悪いことばかりじゃなかったって思えるように進んでいきたいな。
