To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

愛しさのかたまり

昨日も、色々と自分のキャリアについて考えさせる出来事があり、晩御飯を食べながらそのことを夫に話していたら泣いてしまった。自分の中で気にしていたけどそっと蓋を閉じていた部分だったので、図星をつかれだ気持ちもあるし、単純にショックもあったと思う。「あの頃の晴はどこに行ったの?昔は尖って角が立っているところが長所だったのに、今は平均点に近づこうとしている」と。

私は私で公私共に様々なことがあったうえで、当時の自分と今の私は地続きだと考えていたけれども。そんな話をしていたら、夫にこんなことを言われた。

「話を聞いていて、色んなことがあって、辛い思いもして、でも昔の気持ちが50%(と私が言った)残っているっていうのが素直にすごいと思ったよ」

「人が楽しい空間をつくりたい(という軸で就活をしたという話を以前していた)っていうの、めちゃくちゃいいやんって思ってたよ。だって俺は今までそんなこと考えたこともなかったから。晴ちゃんのしたいことはそれではないんだっけ?」

「(やるからには一番になりたいという話をして)経営者も一番だけど、一番は一つじゃないから。Aの職場のトップも一番だし。形は一つじゃないよ

等々。

のろけになるが(?)、最近私はこの人と結婚して良かったとつくづく感じている。ふざけた話もできるけど、こうした腰を据える真剣な話もきちんと聴いてくれて、その上でそっと背中を押す一言を述べてくれる。あ、私のこと分かってくれているなと感じる。私が話をしたいと思った時、今まで一度も拒否されたことがない。それってすごいことだし、自分にはできているかな?と問うてしまう。

そして私と会話しているときに「愛しさそのもの」と言った視線と表情で私を見ているな〜と感じてきゅんとしてしまう。…という話をこの間伝えた。

「私ってすごく愛されてるな〜!って思う表情をあなたがしてるんだよね、愛しさのかたまりみたいなで。自分で言うなって感じだけど」と言うと、ちょっと呼吸を置いて笑って「愛してるよ?」と言ってくれた。当たり前じゃん、って感じで。

私は家にいると結構抜けているところがあり、家の鍵を閉め忘れたり、家電の使い方を堂々と間違っていたり、ご飯を炊き忘れたり(炊いてきたよ!と宣言までしたのに)といろいろ。恥ずかしいな〜と思うけど、笑ってこっちだよと導いてくれるのは心の安定感に繋がる。晩ごはんも毎日私の帰りを待っていてくれる。そうしてくれとは一言も言っていないのに。

そういう何気ない毎日がとても楽しいし、毎日結婚して良かったと思っている。私はとっても幸せ者だ。幸せすぎて今後とてつもないしんどいことが起こるのではないかと勝手に不安になっていたけど、そんなものは捨ててしまっていいのだ。感謝して今日も家に帰ろう。