なんと、今年もらった12枚の年賀状のうち2枚も3等（お年玉切手）が当たった。確率にしては上々では…？去年はじめて1枚当たってすげー！と思っていたのに、今年はダブルかあ。去年の切手はふるさと納税の申請書で必要な際に2枚使ったので(笑)、今年分もどこかで使えるかな。
さて。1月14日、マイ・フェア・レディ大阪公演千秋楽を観てきた。
急いで行き急いで帰ったから、劇場の写真を一枚も撮っていないのだった…。ずっと観てみたかったミュージカル。私は『踊り明かそう』がめちゃくちゃ好きなんだよ……。
話は分かりやすくシンデレラストーリーなわけだけど、イライザがどんどん言葉を直していき、素敵な女性へと仕立てられていく様はとても可憐だった。ヒギンズ教授もいいよね、女性には全く興味が無くて、自身の音声学への好奇心だけで動いているのがいいんだよ。私、ラストがどんなだったか忘れて観に行ったのだけど(笑)、意外としっとりな終わり方だったな。これはこのカンパニーがそういう演出なのかな。調べてみると、イライザが家を再び出ていくパターンもあるとか。
話自体はすごく古典的だし、時代だな～と思う所もあるけれど、私はザ・ミュージカル！みたいな華やかできらびやかな舞台が好きなので、イライザがドレスアップするシーンがとても良かった。朝夏まなとさん演じるイライザが美しいドレスに身を包んで出てきた時、会場が一瞬で静まり返ったのが分かった。2階席だったけどめちゃくちゃ綺麗だったことは視力が悪くても分かった(笑)。そしてそのイライザを黙って見つめたあと、「悪くない。……完璧だ」とヒギンズ教授がつぶやくシーンで第1幕が終わるのがめちゃくちゃイイ…そういう言葉のレトリックに弱い…(笑)。この時のイライザが美しすぎて、私はここで涙がこぼれました。マジで。まだ第1幕なのに…ｗ
ミュージックナンバーはどれも素敵だけど、「だったらいいな」と「日向のひなげし」もすごく好き。衣装はやっぱりマイ・フェア・レディでしょう！っていう白と黒のドレス姿がとっても良い…インスタで検索したらイライザコスしている人がいっぱいいるのも頷ける…(笑)。
いろんな出来事がある中で重圧もありながら、コロナの防疫体制を緩めることなく公演をやり遂げた、朝夏まなとさん率いるチームAの皆さんに乾杯。最後の博多公演まで無事に走り切ってほしいよ。そして私はやっぱり神田沙也加さんのイライザで、チームKが観たかった。だから私はわざわざ大阪の千秋楽チケットを取ったんだよ…。例のニュースの日、私は旅行帰りでTVを全然見ていなくて、ツイッターで見た時悪い冗談だと思ったし、とてつもなくショックを受けた。私がマイ・フェア・レディを観に行くことを知っていた友達が「大丈夫？と」LINEをくれて、その気遣ってくれた優しさがとても身に沁みた。実は1週間前くらいまで行くことを躊躇していたけれど、やっぱりここで観ないのも違うかなと思い公演に出向いた。充実感と喪失感だったな。
今後のミュージカル鑑賞計画。
5月メリーポピンズ
9月ミス・サイゴン
12月オペラ座の怪人
ということで、春夏秋冬に1演目ずつ観ることにしようかと思う。本当はもっと観たいけど際限がないし他にもお金がかかるので…とりあえずミス・サイゴンは絶対に観たい。みたいみたいみたい……
