今日は国際女性デーだった。せっかくなので、NEXTWEEKENDさんに載っていたレシピも作ってみた。食べるミモザ。ミモザって本当に愛らしい花だな。
今朝の朝日新聞を開くと、女性に関するトピックを扱った記事がたくさんあった。広告部分も国際女性デーにまつわるものが多く、全て興味深く読んだ。同時に何だかほっとする気持ちになった。
この国際女性デーを知ったのは割と最近で、やけにミモザの花をSNSに挙げている人が多いなと思ったところからだ。そんなことをきっかけに知るのも、いいよね。
学生時代にジェンダーを研究テーマとしていたが、実際に女性の生きづらさを感じるのは社会人になってからだった。ガラスの天井という言葉の意味を嫌というほど知ったし、「女性であること」で意図せず不利益・理不尽を被ってきたことに自覚的になった。女性が生きやすい社会は、きっと誰もが生きやすい社会だ。30代になった今、過去を再生産することなく、次世代に明るい未来を少しでも残していきたいと思う。
婚活していると考える。私は選択的夫婦別姓支持者だけど、その実現の道のりはまだまだ遠い。私が結婚する頃には実現しているといいななんて、逃げ恥のみくりちゃんのように思っていたけど…現実は厳しいな。それでも、声を挙げ続けるけれど。相手(パートナー)の共感・理解も大事なところだ。
今日、本当は家の近くにあるカフェに行きたいなと思っていた。コロナ後、人との会話(主に婚活w)のためにカフェに入ったことはあるけれど、自分のために行ったことは一度もない。過去には「ただぼーっとしに、コーヒーを飲みに行く」「昼ご飯を作りたくないからランチをしに出掛ける」「仕事帰りのストレス発散で、晩御飯前にケーキを食べる」などよくしていた。思えば贅沢な時間だったんだなあ。久々に、徒歩圏内にある小さなカフェに赴きたかったけど、体調が思わしくなく、やめておいた。何かあった時に迷惑をかけたくないし。オーナーさんたちは元気なのかな。多分向こうは私のことを知らないけれど、勝手に私は相手を案じて、ついインスタで様子を見たりしている。
★本日の一冊★×2『奇跡の論文図鑑:ありえないネタを、クリエイティブに!』NHK「ろんぶ~ん」制作班(2020)NHK出版
どこの大学にも名物教授がいて、名物講義があるものだけど、そんなクリエイティブな研究をしている教授たちの論文の紹介をした本。NHKで放送していた番組が基になっているらしい。中には高校生の研究なんかも出てきて、すごく刺激的。アイドルにまつわるものから幽霊、食欲など研究テーマは多岐にわたる。何事も知りたくて知りたくて究めれば、研究になるのだなあと思わされる本。何でもできる、それが大学の良さだ。高校生にもオススメの本。
『移住女子』伊佐知美(2017)新潮社
様々な理由で移住を決めた女性たちのエピソード集。岩手、新潟、高知、福岡など土地も様々。皆さん様々だが、さらりと書かれているけれどフットワークがめちゃくちゃ軽いし、地域との交流を大切にされているのがすごいと思う。だからこそコミュニティに溶け込めるんだろうな。序章で「進学、就職、結婚などで住む場所を決めた人は多いと思うが、住みたいから住むという理由で決めてもいい」という内容が書かれており、なるほどな~と思った。今コロナでリモートワークが叫ばれ、移住や二拠点生活が脚光を浴びてきているけれど、その生活ができにくい職業の私にとっては、何だか眩しく思えてしまう。でも本当は、一度きりの人生、柔軟性を持って生きて行っていいんだよね。