To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

結婚したかったあの人のこと

0:00予定投稿外の深夜ブログということで、殴り書きをする。今、泣きながらブログを書くというはちゃめちゃな恰好なのだが、どうしようもなく吐き出し口がないので、ここに綴って神経を落ち着かせる。そのうち消すかもしれない。

婚活・恋愛のこと。今の交際相手に対しては良い所も直してほしい所も既に発見していて、一応それなりに伝え方も工夫して、もやっとすることは言語化して伝えたし、相手も丁寧に聴いて了承・理解してくれたと思う(同時に私が直すべき所も伝えてくれた)。だけど、最近会うと感じる違和感は何なんだろう。出会った時には感じなかったのだが、考えるとそれは「会話における相手の反応が全体的に薄い」ことに尽きる。そんな悩みさあ、ある???私は初めてだった。相手が私と一緒に居て楽しいと思っているのかどうか、傍にいて本気で考えあぐねる位には、反応が分からないのだ。

そりゃあ、まだ付き合って1か月経っていない訳で、時期尚早だよなとツッコミを入れる自分はいる。相手もまだまだ緊張しているのかもしれない。でも基本的にテンションが高くなくて、表情の機微があまり無くて(さらにマスクもしているので)、特に話が止まったりすると、「一緒に居て楽しいのだろうか」と思ってしまう。…ということを、先日言葉を慎重に選んで話してみたのだが、本人的には楽しいし、予想外の言葉だったらしい(まあ、「楽しいと思ってるよ」の言わせた感は万歳だったが)。となると、いよいよ私がそのリアクションに慣れるしかなくなってくる。そもそも表情やテンション、喜怒哀楽の表現方法は変えられるものではない。私が冗談や、ちょっとツッコミどころのあるコメントをしても、何だか絶妙にするりと抜けていくこの感じは、何?

その前付き合っていた元彼とは、付き合った期間は一瞬だったけれど「あまりにも冗談が通じない」ことが私の中ではかなり苦痛で、それが一因となってお別れをさせてもらう形になったのだが、その時のことを思い出してしまった。今の彼は、冗談は言うし面白いなと思うこともたくさんあるけれど…。あと、彼は連絡頻度が元々高くない人のようで、そのことも以前はかなり慎重に伝えてみて「分かった!」「気づいていないこと沢山あるから、言ってくれると助かる!」と本人は述べていたのだけど、結局最初の1週間くらいで本人は忘れている。おいw。私は「私は言葉じゃなくて行動で信頼を示したい」と常に言っていて、言い換えれば「あなたも言葉で好きだと言っていても口だけだったら信用しない」ということも話をしたことはあったのだが、何だかなあ。

無論、相手を意のままに動かすなんてできないし、結局は他人な訳で、連絡頻度や相手のリアクションなんてコントロールできない。アウトオブコントロール。そんなことは散々今までの恋愛で学んだつもりだったし、①基本的には相手に期待しない、もし何か嬉しいことがあったら素直に嬉しいと伝える、②変えてほしいことや直してほしいことは相手への配慮を踏まえた上でちゃんと伝える、③伝えても話し合いの土壌が無い、もしくは話し合いを避けられるなら次へ行く、と誓ったつもりだ。一応、話し合いはできるんだけどな…。

 

とまあそんなことを考えていつも頭をよぎるのは、前の前に付き合っていた彼氏(ややこしい)のことだった。もう、深夜だから何を書いてもいいよね。本人に言う訳ではないし特定できる情報は何一つ書いていないからさ。

 

その彼氏は、私が人生で唯一結婚したいと思った人だった。そして今も婚活に悩む度に、ふと「あいつと結婚していたら」と今でも思う時がある。私は絶対に幸せにはならないのに。というのは、相手の不誠実(100%相手が悪い訳では無く、私にも原因があったのだが、別れの方法が誰から見てもクソだったのだ)によって破綻した別れだったからだ。人生の重要な決断で、仮にもそれなりに付き合った彼女(私)からフェードアウトしようとしたことを、私は許さなかったし、許せなかったから別れを選択できた。この人と一緒にいても幸せにはなれないんだ、と痛烈に頭を殴られた気がした。

一方で、その後新しい出会いがある度、付き合う度に「あいつならこう言っただろうな」「この選択をしただろうな」という思いが頭をかすめていって、家で号泣する自分がいる。決まってそれは、現在進行形の相手と何かしら歯車が合わなくなってきた時で、同時に過去の記憶の彼が蘇ってくるのだ。

クソな別れ方だったのに何が良かったかって?それは、日常の会話にストレスが無かったから。付き合って半年、周囲から「彼氏とはどう?」と言われて「結婚したいです」と本気で答えている自分がいたし、「直してほしい所、正直ないです」とまで言っていた。それは本音だった。過去の思い出を美化しているなあと自分でも思うし、細かいことを思い出せば悩んでいたことはたくさんあったはず。でも、付き合い始めてから数か月で悩んでたことってあったっけ…?という思いに駆られてしまうのだ。私は今本気で婚活しているから、人を見る目(嫌な言い方だけどね)が厳しくなってしまっているのは当然だが。

具体的に言うと、「これおもろいやろな」と思ってLINEしたことに対して相手の爆笑があったり、人を貶めるような言葉を絶対に使わなかったり、突然のトラブルでもユーモアを持って穏やかに対処ができる人であったこと。周囲からはコミュニケーション能力が高くはないと評されていた彼(本人なりに気にしていたようだ)だが、私は”私にとって”コミュニケーションが合えばそれで十分だった。それまでモラハラ気質の人と交際していたこともあり、「彼氏が違えばこんなに心が穏やかなんだ。今まで神経をすり減らしていたのは何だったんだろう?」と心底驚いたものだ。

だから、今、目の前の相手と向き合っている時、何だかチューニングが合わないと、決まって過去と比較してしまって、泣いてしまう。きっと私は、今の相手には現段階で感じていない「過去に愛していた(相手の)性質や行動パターン」に未練があるのだ。もう別れてから半年以上も経ったのに、まだこんなに苦しめられるなんて、元彼の呪縛と言ってもいいのではないだろうか。大げさかな。恋人として良かった場面を追想しているのであって、実際は人生のパートナーとしてはしんどい彼だっただろうけど、もういい加減、楽になりたい。これ以上泣きたくない。モラハラ男と別れてからは一滴の涙も出なかったのに、結婚したかったあの人だけは今でも私を号泣させる。改めてムカつくな。

5月ごろ悩みに悩んだ時、友人が「晴ちゃんは、まだその元彼さんのことを吹っ切れていないんだね」と言った。それは決して責める口調ではなく、ただ私に寄り添ってくれた言葉で、電話ごしにまた泣いてしまったのを覚えている。そうやな、と思った。あれから数か月経って、いよいよ私も精神が強くなってきたな!と感じてきた矢先に、今日も私は泣いている。

いや、別に泣いてもいいんだよ。私のポリシーは「思い出は否定しない」であって、思い出を否定することは過去の自分を否定することになるから。一生懸命彼と付き合った年月を、無かったものにはしたくないのだ。その上で前を向いていこうと思って、色んな人に出会ってきたし、新しい出会いの下で徐々に記憶が上書きされて、”いい思い出”になることを祈っている。

ちなみに私は元来引きずり症で、初めて付き合った彼氏と別れた後は、なんと1年引きずった。自分でもびっくりだったし、共通の友人は若干引いていたが、その友人らが「山登ろう晴ちゃん」となぜか(?)登山に連れ出してくれて、そこで吹っ切れたのだった。それを思えば…まだ1年経っていないし…と変に気が強くなるが、時間は有限。1年間感傷に浸っていたあの頃とは違い、私には行動力が身についた。そう信じて婚活を続けている。

でも、時々瞼が腫れるまで泣く夜が来るのは、本当に勘弁してほしい。念のため書いておくと、その件の彼とは絶縁しており今生きているのかさえ知らない。「私を選ばなかった男なんてさっさと野垂れ死んでおけ」(言葉が汚くてごめんなさい)精神で生きているのだけど。

うん。長文を書くと何だかすっきりしたので、寝ます。明日はデートだ。大丈夫かな、私。