To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

「何をやりたいか」ではなく「何をやりたくないか」

将来の夢と聞かれて、思い浮かばなくなったのは高校生の頃からだ。以降、明確に思い描くビジョンは無くここまで来ている。なりたい職業があって進路希望が明確な友人を羨ましく思ったこともある。熟慮の末、大学受験では将来の選択肢の幅を狭めないような学部を選んだ。

「私は、特に何がやりたいかっていうのは無いんだな。でも、何を”やりたくない”ははっきりしているな」と思ったのは、大学4年の就職活動時。これという決め手が無いことに不安を感じていたが、ある時「こだわりがないんだったら、絶対にやりたくないことだけ進路の選択肢から外そう」と考え方をガラっと変えた。やりたくないというのは「人を煽る、騙すような不安商売はしたくない」などのふわっとした考えだったが、以降選択肢から外した業界、企業もある。その考えで、今では良かったなと思えている。

「何をやりたくないか」というのは「稼ぐためであってもこれだけは絶対しない」という気持ちの表れなのだろう。今でも「何がしたいか」という問いには迷いはある。ならば、「何をしたくないか」という観点で自分を見直してもいいのかも。