To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

玉石混交の玉さがし

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ローストビーフ、なかなか上手くできた。途中、黒コショウの袋をキッチンの床にぶちまけてしまい掃除をするひと時があったが。床をシーズニングしてどうする。

 

◆ひたすら眠る

頭痛、10時間寝たら治ったわ。一応、どんなに忙しい日でも基本は6時間以上は寝ているのだが…普段から7時間ベースで寝ているのに、それでも寝不足ってどないやねん?熱中症?どっち?

こんな話をすると、「年を取ると睡眠不足で悩むよ」なんて言われるけど…。確かにおばあちゃんはなかなか寝られないと悩んでいたなあ。そんな日が私にも来るのかな?来るとは思えないペースで寝ているw

だが寝ていても、時々目は覚める。これ、眠りの質としてはあまりよくないらしい。昔から起床時間より手前で起きられるタイプで、特に目覚ましが無くても大丈夫なのだが(保険のために目覚ましは一応かけるが)、眠りの質としては低いと聞いてショックだった。でも昔からなので、体質もあるんだろうな。自分としては、起きたい時に起きられて便利だけど。

唯一私が起床できない時は、お酒を飲んだ時。カクテル1杯でもぐっすり眠ってしまうので、翌日が仕事の時は何重にも目覚ましをかける。実家にいたら誰かが起こしてくれるけど、一人暮らしは危険なので…(笑)。

 

マッチングアプリへの”慣れ”

相談所サイト4つとマッチングアプリを4つやってるんですけど、我ながらよく活動できているなと思う。毎日全部にログインして、希望がないかチェックして(サイトのアルゴリズムで、よくログインしている人ほど検索結果の上位に出てくるため有利なのだ)とはいえ、ほとんどアクションが無いアプリもあるのでそれは放置しているが…。

5年前くらい前?初めてマッチングアプリに登録した時、男性の顔写真ばかりが続々と出てくる様子に慄き、数日経ってもうしんどくなってやめてしまった。こんなに顔写真要らん…しんど…とフェードアウトしたのだ。それを思うと、何たる進歩…というか慣れってすごいな…。今となっては何も思わなくなってしまった。相談所サイトの方が真面目なプロフィールが多いので、見るストレスは少ない。マッチングアプリは適当すぎる人も多々いるので、温度差は激しい。

 

◆ネタ要員キタ

そういえば強烈だったのが。

今日、マッチングして初めてのやり取りをした人がとある機関で働いていたので、専門分野を尋ねたら「自分は〇〇▲▲学です。でも周りは~~や~~をしている人もいます」と返ってきた。なので「▲▲学を研究していらっしゃるんですね。周りに色んな分野の方がいると、刺激があっていいですね!」とメッセージすると、

「無理をして話を合わせてもらってたらすみません、自分は意味のない会話を文字にするのは無理なので、何かの話題か共通の趣味を出してもらえると嬉しいです」(ほぼ原文ママ)と返ってきたwwや、やべーよ…www

・まず、なぜ私が無理をしていると決めつけるのか(長々とやり取りしていたらまだしも、訊いた直後だからコミュニケーションの基本としてオウム返ししただけだろ。ここは学会じゃねぇよ)

・相手が返信してきた言葉を”意味のない会話”って言い切る精神がそもそもやばい

・っていうか私の会話を遮るならお前が話題を振れよ

という3点でお断り認定して即削除したわwww

もしかしたら深掘りしたらいい人なのかも(…かも…かも…←エコー)…しれない。しかし、初対面(会ってすらないけど)のマッチング相手に失礼なことを言う人は、親しくなったとしても絶対に失礼なことを言うんだろうなあと想像して、画面を閉じたのだった。君、プロフィール的にはめちゃくちゃ頭が良いんだろうけど、アプリは向いてないよ…彼女が欲しいならフィールドか己のコミュニケーションを変えて出直した方がいいよ…w親友とのズーム通話直前にメッセージが来たのでネタにしようかと思ったけど、普通に他の話が楽しすぎてブログ書くまで忘れてたw

こういう感じで、アプリは玉石混交なんですよね…相談所はプロフィールに嘘が無い(独身証明書やら源泉徴収票の提出義務があるため)のと添削が入っているから、会うまでどんな人か分からない。まあ、会ってみたら閉口するパターンもあるので、メッセージでやり取りできる方が効率は良いな。同時並行するのは大切だし、ストレス溜まる相手は見極めて切っていかないとな。

 

今日は、最近さぼっていた資格勉強をした。家に居てもやる気が出なかったので、近くのカフェで頑張らせてもらった。2時間勉強した…やり始めたら集中できるのに、やるまでが長い…(笑)。コロナの影響もあってカフェに行くのを控えていたけど、平日は人も少ないので、涼みに行こうかな。

♪本日の一曲♪『ウエストサイド・ストーリー』


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本日で最終回、バーンスタイン特集(いつの間に特集になっていたのか…)。バーンスタインの金字塔といえば、『ウエスト・サイドストーリー』。私、ウエスト・サイドは観劇したことがないなあ。何故かって言うとストーリーが暗そうだから…もうこの歳になるとハッピーエンドしか受け付けなくなってきた(笑)。

中でも好きなのがこちらの「マンボ」!私は相変わらず派手な曲が好きです。この龍大のマンボ、初めて見たけど楽しそうで素晴らしい。さすが全国大会常連校だな…

想像力の欠如

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今日の晩ごはん。

青椒肉絲

・キャベツと春雨のスープ

・白ごはん

 

自分の身にまつわることを何でもかんでも共有しなくていいよね、と最近よく思っている。例えば婚活の話は色んな人が興味をもってくれるトピックだが、その話が単にネタとして消費されないかどうかは、よく考えた方がいい。なぜなら私の人生は他人の消費コンテンツではないので。

婚活だと、私が自分から話す割合と内容はこう(2021SS)。

①婚活経験者→120%(めっちゃ喋る)

②頻繁にやり取りをする友達など→70%(要点は伝えるけど微妙なニュアンスは言わない)

③年に数回会う友達、知人→40%(事務的な報告)

④それ以外→10%(ほぼスルー)

喋る相手が婚活経験者とそうでない人とで、かなり開きがある。というのも、②には「分かった気になってアドバイスしてくる層」が一定数いるから。あと「相手は話をしたがっているはず、そして話を聞くだけでも相手は救われるはずと思っている層」も一定数いる。それらは大抵当たらないし私は楽しくない。なので私は婚活している子以外には、基本自分から婚活の話はしない。一応人間関係としてきかれたら答えるけど、自分からペラペラ喋ることを望んではいないし、自己開示はしなくてもいいのだ。

 

仕事の話もそう。「最近どう?」と尋ねるのは会話の流れとしては自然だけど、ちゃんと相手の状況をわきまえてから喋った方がいいなと思っている。

最近反省したことがある。この時期になるとボーナスの話が出てくると思うのだが、弊社は何と夏期ボーナスが満額支給される。あ、これは決して誇張したいのではなくて…。コロナ禍の大赤字にも関わらず「満額」と聞いた時は耳を疑ったし、同期とうちの会社の経営判断大丈夫か…?一時的に生活が苦しくなっても賞与は出さなくていいから、会社を立て直す方に財源を使ってくれという話をしたほどだった。

同時に、もしかしたら当面、これが最後のボーナスになるのかもなと思った。真面目に働いてもボーナスが出ないってめちゃくちゃ悲しいし、月例給与まで変動が出たら色々進退を考えざるを得ないところだが。

その危機感を持ってはじめて、「私、知り合いと喋るとき、相手もボーナスが出てる前提でしか話をしたことが無かったな」と思った。何が言いたいかというと、自分の話す相手が置かれた状況に対する想像力の欠如があったな、ということだ。恥ずかしい。素朴に「次のボーナス何買おう~♪」なんて言ってしまっていた。長年の付き合いの友達だったら会社名も分かるし業績も推測がつくので、「喋っても大丈夫」という判断は容易なのだが…。壁打ちとしてつぶやくのは何の問題もないけど、話す相手を取り巻く状況はちゃんと押さえてから話をしなきゃ。何事も。

 

あと全然関係ないけど、最近知って恥ずかしかったエピソードが。「初婚」だと「入籍」って言わないって、知らなかった…。私、ずっと「結婚=入籍」だと思ってたよ。入籍おめでとうとか言ってた気がする。違うやんか…ま、結婚する前に気づいて良かったな(笑)。

 

♪本日の一曲♪『オン・ザ・タウン』


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 昨日に引き続きバーンスタイン。私の好きな曲はこの『オン・ザ・タウン』の Times Square:(4:37~)。オシャレなんだよなあ。小~中学時代によく聴いていました。これ、バーンスタインのミュージカル第1作なのか。すごい、すでに出来上がっている。

気にかけられたいお年頃

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昔の写真シリーズ。「めちゃかわ……」と言いながら同期と無心で写真を撮った一枚。

今日は仕事をしつつ、健康診断の追加予約の問い合わせをし、長いこと間が空いていた元彼との繋がりをリリースするため(笑)友達夫婦にその旨を告げ、返事が来ていないお見合い日程の催促をし、カラーコーディネーターの試験予約と振込をして、新たな婚活サイトで男性への申し込みをし、マッチングアプリのメッセージに返信をして、切れていたコンタクト洗浄液を買いに出て、コンビニでヒゲダンのライブ払い戻しを完了させた。隙間時間と退勤後、なんでこんな忙しいんだ。やり切った。

昨日のお見合い相手からはお断りがきた。私の統計では、あまり断られることはないので(お見合いしたら8割くらいはOKもらえる)ちょっとがっかりしたけど、ご縁が無かったということで、次・次!今週末の日曜がなぜか予定が入らない。日曜日に予定が入らないのは勿体ないから、とりあえず婚活の予定を入れたい…何でもいいから(笑)!

”元彼との繋がりリリース”という意味深な言葉はw、単純にもうこの繋がりに期待しないってこと。相手からの返信も来ないので、失礼だけど興味関心が失せてしまったのだ。でも別に私も相手も悪くないし、それでいい。色々と取り計らってくれた友達夫婦には、それぞれ丁重にお礼を述べておいた。

それにしてもライブ払い戻し…手順がめちゃくちゃややこしいし、払い戻しに関するメールが私の手元に来なくてやきもきしたが、妹の指南によって無事完了。行けないのは残念だが、職場のライブ禁止令は解除されていないし、私自身も行く気は無くなってしまったので、行きたい人にチケットが行き渡る方がいいだろう。ビギナーズラックで6公演分くらい当選していたのだが、今日ついに最後の2公演分を払い戻しした(去年時点では、2021年は何とか行ける状況になっているかもと淡い期待を残して、手元に置いておいたのだ)。残念だなあ。他アーティストがコロナ禍でもライブを敢行している中で、ヒゲダンはかなり真面目に(?)自粛していたから…メンバーみんな真面目だからなあ。ライブめちゃくちゃしたい!!!といつもオンライン配信では言っていたけども。

 

今日は白Tに赤のタイトレーススカート、レオパードのパンプスという出で立ちでいたら、先輩の女性に「あれ?晴、そんな感じやったっけ?下半身の服装だけ見たら誰か分からん!男ができたか⁉それか、男に染まったか⁉」と言われた。

私は爆笑しながら「いや、ない、ないですwww」と答えた。強い女ブーム継続ではあるが、パステルカラーばっかり着ていた私の印象が強いのだろう、先輩は驚いていた。

あとで振り返ると、実はこれ、私の大好きな先輩だから何も思わないのであって、とるに足らない関係の人に言われたらめっちゃムカつくのかもなと思った。「男ができた」っていうのはさ…(笑)。「男がどうとか、人のファッションにつべこべ言わないで下さい!私の好きな恰好をしています!」というのが私の本来の反応なのだが、それが出なかった。尊敬する女性の先輩、かつ年齢も私の母と同世代だからだろう。そんなことを、思った。


あと嬉しかったこと。仲の良かった元上司とたまたまランチに会い、「今度晴が行くフォロー部署、こんな感じやったから不安に思わなくていいで!…って、昨日LINEしようと思っててん」と言われたこと。そーんなことでLINEしてくれるんですかぁ。仲良すぎじゃないですかぁ。さすがかつての部長に「あんたの(業務上の)彼氏、○○って言ってたで」とか言われた関係なだけある(それ以上の関係はもちろんないw…が、部長、それは捉えられ方によってはセクハラになります、コンプラ的にいいのかよ)。

 

♪本日の一曲♪『キャンディード序曲』


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バーンスタインといえばこれでしょう!『キャンディード序曲』。せっかくなのでニューヨークフィルverを挙げる。

ファンファーレにふさわしい華やかな曲だ。中学時代に親が買ってくれた「吹奏楽序曲集」みたいなCDに入っていてよく聴いていた。序曲だからサクっと聴けるしね(笑)。ティンパニが好きだ!この曲といえば佐渡裕さんの「題名のない音楽会」だなあ。

私は絶対に、〇〇な人と結婚するぞ

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過去の写真発掘シリーズ。



 

気分だけは剛速球よ。

本日は婚活アポ2件。ツイッターで見て「確かに」となったのだが、婚活でお相手と会うことをデート”じゃなくて”アポ”と呼ぶと、余計なエネルギーを使わなくて済む。”デート”になるのは心を許してからだよね。一人は仮交際希望を出し、もう一人はお断り。さてどうなるだろうか。

さらに。私は今日、満を持してもう一つの婚活サイトに登録したのだった。入会金で3万弱飛んでったけど、もういい。ボーナスの前借りをしてしまったということで、迷っていた夏のワンピースは買わないことにした。

行動力の権化か、私。今日の私も本当にえらかった。

 

◆結婚相談所は”エイジズム”ゴリゴリの場所

入る前から十分に分かっていたことだけど、結婚相談所での婚活でエイジズムを良しとされているのはいただけないなと思う。例えば今の相談所に入る時、私はこう言われた。

 

仲人「誕生日はいつですか?」

私「ええと、あと2か月で〇〇歳になります」

仲人「そうかー。婚活ではやっぱり、今の年齢と〇〇歳だと申し込み数は変わってきたりするんですよ。〇〇歳だと、検索のフィルターにかけない人だっている。だから、1日でも早く始めた方がいいって皆さんには言ってるんです」

 

普通に考えて日常会話で言われたらセクハラ発言なのだが、婚活界隈ではこうやってエイジズムをはっきりと口にするし、これが通常運転だ。補足しておくと『男性は年収、女性は年齢』の論理で結婚相談所は動いている(男性も辛いよね…)。

…とはいえ、誰も「あなたの言ってることセクハラです!」なんて言わない。私だって言わないよ。これは営業トークだって解っている。そして、”若ければ若いほどいい”という規範を内在化して婚活を進めた方が、思考停止した方が辛くない。

でも今日、やっぱりそれって、失礼な話だよなと思ったのだ。『昨日の私より今日の私の方が劣化している』なんて。「劣化」への異議申し立ては、逃げ恥新春スペシャルで平匡さんが即妙に返してくれていたから要チェックよ。こういった話をすると「現実問題、結婚して子ども欲しいとしても、年齢が上がるにつれ子どもはできにくくなるじゃん」という大阪湾に沈めたくなる輩も発生するのだが、個々のカップルの問題に口を出すなというのと同時に、貴殿…男性の遺伝子も年齢によって老化していくってご存知?と言いたくなる。

私は、『昨日の私も最高だけど、今日の私は更に最高★』の精神で生きていこうと思ってる。実際、5年前と比べて今の私じゃないと理解しえない価値観・考え方・人間関係もたくさんある。私自身が、年齢で女性をジャッジするような女性でいたくない。昔の私は冗談で「未来の自分には30歳までに結婚していてほしい~!」なんて言っていたと思うけど、その考え方はいずれ自分と周りを苦しめる呪いだと分かった。だから呪いからはさっさと逃げて、周りの人に「若い方が価値があるだなんて、それは違うよ」ってしつこく推奨して回る側でいたいと思うんだ。

次に問題になるのは、その反エイジズムと婚活は両立するのか?という話だ。これは結構、難しい。本当にエイジズムが嫌ならば婚活をやめるという選択肢もあるけれど、「人生の苦楽を共にできるパートナーがほしい」が婚活をする理由の私には、婚活をやめることは人生の願望を捨てることになる。

解としては、反エイジズムに共感を持つパートナーを見つける+自身も反エイジズムを提唱して周囲の意識を変え、再生産に屈しないことに尽きるのではないか。自分も願望を捨てずに理解のあるパートナーを得つつ、同時に周囲(社会)の意識も変えていきたいという訳。例えば年齢いじりがあったらちゃんと率先して止める、歳をとることを怖がる後輩がいたら30代楽しいよと言ってあげるとかね。ま、この反エイジズム思想のパートナー探しというのが難易度激高で、ジェンダー観を深掘りしないと出てこないのだけどね。正直、私の男友達の中でもジェンダーイコール男子は2割満たないかも…。「考え」は理解してくれるが「行動」は伴っていないパターンが多いかな(笑)。

いずれにせよ根深い問題だが、私の世代を最後に根絶やしにすべし。また法螺貝が鳴ってる。

 

◆親と子の人生は別

ちょっとセンシティブなことを書きます。このブログにはセンシティブな事しか書いてないやないかって感じだけどw

ここ数年で、私の中で明確になった価値観。本意ではない親の欲求にこたえる必要は無いし、無駄な責任感を負う必要はない。親と子は別の人間だということを理解するのに、実は二十年近くかかった。

数年前、いろいろあって(※私起因ではない)家族が離散⁉という笑えない状況になった時、母が私を精神的に頼り続けたことに滅入ったのが大きなきっかけだ。その時うっすらと感じていた『親と子の人生は別で、家族だからといってお互いが完璧に理解し合えなくてもいいし、分かりあえなくていい』という価値観が明瞭になり、私は思い切って途中からその頼りを断った。結果、母をスルーしたことで当時は大きな親(母)子間の断絶を生んだし、向こうは相当ショックを受けていたけれど、私は今でも後悔がない。

多分まだ、母はそうは思っていないし、考えは変わっていないだろう。『家族なのになんで放っておけるの、無視できるの』と言われ続けた時、いや(私自身のキャパシティをオーバーしたら)無理ですと憔悴した。

婚活については私の好きにしているけど、たまに「(私の妹)の彼氏は〇〇って言ってるらしいよ」「〇〇ちゃんとこは旦那さんと▲▲らしいよ」なんて言ってくる時、「私の婚活には口を出さないでほしい」とはっきり言った。単純に面倒くさいし、私は親のために婚活している訳ではない。育ててくれた感謝はあるけど、成人したのだからその先の人生の責任を負ってもらう必要はない。かつて学生時代に一人暮らしさせてもらえず大喧嘩したことも、結局は「親が子離れできていない」ことに私が根負けしたと思っている(もう蒸し返すこともないが)。私の精神と時間と金で好きにやっているのだから。今ではもう、「晴には何を言っても仕方がない」という感じだが。

一人暮らしをして物理的な制限がなくなったのもあるけど、私は心理的にも親子関係が良くなったと思っている。別に喧嘩ばかりしていた訳じゃないし、友達からは「仲の良い家族だね」と言われることも多かったが、それでも抱えている悩みはあったのだ。それを、ちゃんと悩んでいたんだと自覚できたことが成長の証だと今では思う。

 

◆イマジナリーフレンド、イマジナリー帰省は便利

嘘も方便とはよく言ったもので、婚活で相手の価値観を探る時に「~~~の件、友達の夫婦は大ケンカになったみたいなんですけど、〇〇さんはどう思いますか?」ってめちゃくちゃ有用なフレーズなのよな。~~~の件、の部分には「住む場所」「家事折半方法」「子どもが欲しい時期」「夫婦別姓」などを入れて下さいなwこれも、とある記事を読んでなるほどなと思ったのだが、あえて”友達”の話として振ることで相手が身構えず、”面接してる感”もなく本音を引き出しやすくなるという。私もガンガン使わせてもらってます!だから婚活女子のみなさんは、一緒にイマジナリーフレンドをでっちあげよう!(何の宣伝だよ?)
あと私がよく使うのは「実家に帰省しないといけない用事がある」というもの。婚活で複数人並行アポしていると「ヤバい、〇日の昼しか空いてねーよ…」というスケジュールになっていることがある。さすがに「別の人とアポっす★」とは言えない手前、イマジナリー帰省をここぞとばかり使うのだった。あとは病院(「持病では無いんですけど、薬を貰いに行くだけの用事があって…!」)もよく使うw何度も使えないが便利な表現。

誰も傷つけない嘘はどんどん使っていこうぜ。

 

◆婚活界にいる『エセ男女平等』な男性

私も当たってきた、「一見男女平等精神」がありそうな男性。でもよくよく話を聴いてみると、夫は生活ペースを変えずにフル残業・家事は妻一択の前提だったり、妻が育休フル取得&ワンオペ育児することが前提だったりする。ここでまた吠えさせてもらうと、「なんで相手と話し合わずにそういう前提つくるん???」摩訶不思議なんだが。君のその設定、産ませるだけ産ませといて自分のキャリアは傷つけず、良い身分だよな、とキレ散らかしたくなる。

さらにちょっと「イクメン」感は出したいのか、「休日はたくさん子どもと遊びたい!」みたいパパ希望像を見ると「テメェ子どもは平日も存在するんだが???いいとこどりするつもりか貴様?」としか思えなくなってきた。言葉づかい悪いw この、エセ男女平等、実は婚活界にたくさんいるな…という気がしている。

 

「ウン、結婚はすぐにでもしたいと思ってるよ!子どもも欲しいしね!何事も早い方がいいし、共働きだし何とかなるよ、頑張っていこうよ!」

(でもいきなり仕事量減らせないから帰宅は毎日21時超えるからね★上司の期待もあるし昇進チャンスは掴みたいからそこはお願いね★あ、でも健康には留意したいから平日のごはんは作って欲しいな、俺も休日には作れるときは作るからさ!凝った料理とか、たまにはつくりたいし★育休…は、社内に例がないからちょっとなあ~(;^ω^)でもちゃんと出産の立ち会いはするよ★これからはイクメンの時代だし帰宅したら全力でパパやるから★でもやっぱり子供にはママが居た方がいいから極力育休期間はMAXで取って欲しいな★それと、子どもには兄弟がいた方が絶対いいと思うから、その計画込みでね★あ、そうなると子育て費用はかさむよなあ~(´;ω;`)やっぱりフルタイム正社員の君と結婚して良かったよ★)

 

…みたいな、言外の意味が含まれていないかチェックするのが婚活なんだよなあ(遠い目)。

 

※無理やり一人っ子はかわいそう論や三歳児神話を入れてみたw。改正育休法も成立してんぞ、オイ。

 

相手が共働き志向であっても、「共家事」「共育児」かまでは分からないんだよなあ。そこを根掘り葉掘りきくのが婚活なんだよな。私にとっては、そこが大事なポイントだから。ワンオペしてまで子どもほしくねぇ(※昨日のブログ参照)。

またまた怨念のように書くと、昨日書いた例の真剣交際メンは毎日21時以降帰宅、休日出勤という状況で(しかも最初それを隠していたw)「部署は異動とかないの…?」とさりげなく聞くものの、彼は「あと2年は今のままかなあ」とぼんやり言っていた。君、子ども欲しいって言ってたけど、家事や育児どうやってやっていきますー?という答えが、あれよ(※昨日のブログ参照)。

他にも、私がかつて激務部署にいた頃、3歳未満の子どもがいながら日付を超えるまで働いていた男性の先輩たちのことを思った。

 

先輩たち 

激務過酷と言うけれど

評価の陰には

ワンオペ妻あり  

(晴蔵 心の俳句 字余り)

 

…か…(遠い目)。

ある時親しい先輩に「…あのー、今の働き方でよく奥様怒りませんよね…?」と訊いてみたところ、「うん。家族会議なったでー」と言っていてビビったのだが「でも支えてくれてほんと感謝してる…」と奥様には頭が上がらない様子だったので、(いい話風に見えるけど、奥様は諦めたんだろうな…思考停止せざるを得ないんだろうな…)と思った。ちなみに奥様も働いていらしたのだがね…。それでいて年賀状に幸せ家族写真送ってくるの、複雑。そういう時だけイクメン感出すなよな(そもそもイクメンという言葉自体撲滅すればいい)。うちの会社の組織のトップも紛れもなく、男性=子だくさん、女性=独身かそもそもいない、だもんな…。くそぉ。ヘルジャパン。

 

 ◆でも、希望

書きたい放題書いてきたけど、一つ思考転換しなきゃなって思っている。

「家事育児を公平に分担できる人じゃないと、絶対結婚しないぞー!!!」

でもいいんだけど、それよりは

「家事育児を公平に分担できる人と、絶対に結婚するぞー!!!」

だなって。否定形を肯定に変えただけだけど。

〇〇しないという否定形、頭の中に根強く残ると何でもその基準になってしまって、いいなと思った男性のことも「いやでも…あの会話のあそこが気になる…」と相手を点で見てしまう。致命的な点であれば即効離れたらいいと思うが。

 〇〇な人は無理!!!って思うのは大事なことなのだが(自分の中にある生理的な拒否反応だし)、「無理なら独身でもいいや…」と交際が終わる度に終わっていたけどw、そうじゃないぞ。そうじゃなくて、母数はかなり少なくても、いるはずだ。だから前を向いて進もうと思う。

 

♪本日の一曲♪『マスク』

最初から最後までカッケェ…

思わず唸ったのが、「吹奏楽特盛」CDで出会ったマクベス作曲の『マスク』。”仮面劇”を意味するこの楽曲、スネアドラムの疾走感が心地よい。何かと似てるな…?と思ったのだが、この曲、『フェスティーヴォ』に似てません?そう思うのは私だけ??あとフェスティーヴォを聴き直して知ったのだが、この曲野球応援に使われてるんだって⁉斬新…すぎるけど、威圧感あってカッコいいな。作曲者ネリベルもこんな使い方をされるとは思わなかっただろう。

※比較参考:『フェスティーヴォ』


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法螺貝を鳴らしに

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お礼でいただいたお菓子を食べる。チーズケーキとババロアとゼリーが一体になった感じのデザート。名前は分からないけど美味しい。

 

はい。今はちゃめちゃに婚活へのやる気が上がっている。理由は以前にも書いたように、ちょっと救われるアドバイスに出会ったからなのだが、婚活についていろいろ見直すことができた月初だったので、まとめてみる。

 

◆婚活のメリットとは?(自然な出会いじゃないからこそのメリット)

この1年半ほど、休憩もはさみながら婚活をしてきて、めちゃくちゃ考えたよ。「自然な出会いで結婚した人がめちゃくちゃ羨ましい…」って。基本的に周囲からも祝福されるし、何よりコスパ良すぎ、お金もかからないし…(笑)。私、この婚活ですでに数十万使ってるしな。※主に相談所代。そのお金で死ぬほど旅行行けるわ!!!と何回考えたことだろう。

だから婚活のメリットってあるんかなー…疲れたなー…と思っていた時、とある記事を読んでなるほどなあと思った。それは、「婚前に結婚生活の擦り合わせができることが最大のメリット」。

当たり前やんって思われるかもしれないね。でもこれ、もし自分が自然な出会いでパートナーと交際していたとしたら、あまり気に留めなかったと思う。現に今まで付き合ってきた人には感じなかったことだし、「この人は家事を公平に分担してくれるだろうか?」「この人はワンオペを良しとしないだろうか?」云々を言葉にして確認し合うことがあっただろうか。正直自然な出会いパターンは、「好き」とか「慣れ」とか「縁」みたいなもので括られてしまって、「今まで何とかなったし結婚しても付き合っていけるだろう!」となりそう。「夫が子育ての話に向き合ってくれない!話し合いができないのって超ムカつく!(怒)」とか「家庭の優先順位を確認させるために夫とバトルしたわ!(怒)」という例を結婚した友達からも聞いているし、リアリティがあった。だから、私はここのメリットを最大限生かして婚活しようと思ったし、20代で結婚しなかったからこそ観察できる点を大事にしたい。

 

◆仕事を続けたいのは第一に「経済力の担保」

仕事好きですか?と訊かれたら「好きです!」と元気よく答えてきた私だけど、やっぱり表の向きの理由を答えていると思う。キャリアアップ・やりがい・社会貢献度…それらは決して嘘ではないけれど、婚活していての一番の理由は「経済力の担保」。語弊を恐れずに言うと「離婚したい時にできる経済力の担保」。あれ、婚活しているのに離婚の話するなって言われそうだけど(笑)、まあまあそこはさておくのよ。

家庭を持つとなったら相手を信頼したいし、信頼を続ける努力は惜しまないけど、やむをえない事情で離婚したい別れたいとなった時、自分に経済力が無くて離婚できないという状況は、私なら耐えられない。一時期資格職の離婚率が高いなんて言われていたけど、それって単に経済力があって離婚しても生活できるからっていうのが大きいと思うわ。

大学時代、とても印象に残っている講義があってね。外部講師の方が「自分は両親が離婚していたので、自分が就職する時は、何があっても一人で生きて稼げる手段を身につけたいと思って今の会社に入った」と仰っていた。その時は単純に「そうなんだ~」と聴いていたのだが、今年になってその方のFacebookをちらりと覗くと、協議離婚しましたと書かれていたのね。会社を立ち上げながらお子さん二人を育てて物凄くお忙しい様子だったのだが、すごく”らしさ”があって、とても眩しかった。とにかく一人でも生活していける財力を確保すること、これがとても大事だと思っている。お金は選択肢の広さ・多さに直結するからなあ。

◆「子育てに興味があるんですか?」

ツイッターで見てなるほどなと思ったのが、「子ども欲しいです」と言う相手に対して「子育てに興味があるんですか?」と尋ねるとよい、というもの。「いや、周りがみんな子どもいるんで」「自分も良い歳なんでそろそろ…」という答えが返ってきたら注意せよとあり、「めっちゃ分かるぅ」となった。逆に具体的な家事育児の感想や意見(想像でも良い)が出てきたら、当事者性を持っていると思う。

大体さ、子どもは一人ではできないし、勝手には育たんのよ。子どもを持つということは、その間相手(女性)のキャリアをストップさせ、産前産後も心理的身体的に拘束させることなんやで。そして子育ては成人するまで一生続くんやで。自分は好きなだけ仕事をして、相手のキャリア(仕事だって人生の立派な一部だ)を止めるなんてこと、私は我慢がならないし、相手がそのことへの配慮がないなら別に子どもなんていらない。

最近「ワンオペするくらいならマジで子どもいらないわ…、というかそういう相手とは結婚しないぞ」と本気で思っている。というかそういう体制を許容する相手(「仕方ないでしょ?僕だって仕事してるし…」みたいな)とは絶対結婚できないなと思ったのだ。家事育児の公平感を持っている人じゃないと無理だし、ここは譲らずに婚活をする。ここを抑えた人と絶対に結婚したいなと思ってるし、そうなるのだ。

 

今年に入って真剣交際になった人、今思えば「家事育児への当事者性は無かったなあ」と思う。別れて本当に良かったわ。ブログにうっすら綴っていたが詳細は記していなかったので書きますと…。(笑)

確か「もし子どもができるとして、お互いの休みが合わないのは大変だから、不安なんだよね」みたいなことを言われたのだが、そこに「だから自分はこうやってベストを尽くしたい。晴ちゃんはどういうことができそうかな?」という提案は一切なかった。ただひたすら「不安だ」「難しいよね」と言われましても…ただ想像で不安になられましても…。自分は何ができるかという提案なしに、休みが合わないことに対して意見を申されたことにまあまあムカついたのだった(振り返ると改めて発展性のない会話だな…)。

「なるほど。それが不安なんだね。でもお互い仕事を変えるのは現実的じゃないって思ってるでしょう。なら今できる方法を考えるしか、不安を解消する手立てはないよね。一回社内の制度調べてみようか?何なら育休取った先輩に訊いてみるけど」と私は優しく言って具体的に落とし込み、翌日とりあえず弊社の育休制度を写メって送ってみたのだがw(どんな反応をするか確かめるため)、相手は「送ってくれてありがとう」で終了。いや、ありがとうじゃなくって、君が婚活相手に対して不安に思ったことなんだよね…?それを受け止めて私なりに考えて伝えた反応がそれかいな?不安は解決できる方向に持っていきたいし、無理でも部分的解決する手立てがないか調べないと、いつまで経ってもそのままだよ…?自分たちの問題だから誰も答えを教えてはくれないよ…?

と、めっちゃモヤっていたのだがw、結局今思えば「相手に当事者性が無かった」ことに尽きるわな。こういう話をすると「結婚前は想像つかないんだよ、理屈で責めないであげて」みたいに言ってくる人もいることも想像できますがw、そこを婚活で訊けなくてどうすんだよ。何のための婚活だよ。私は100点満点の答えが欲しいのではなくて、そもそも相手が課題に向き合う姿勢があるかどうかが大事なんだ(私だって間違っているかもしれないしね)。課題に向き合って話し合いができるのであれば、きっと関係は発展するけれど、そもそも相手が土俵に立たなければ、コミュニケーションは不全だろ。

 

 

◆子どもが絶対的に可愛いなんて、うそだ 

私、子どもが好きかって言われると、いや別に…?分からんし、って正直思っている。もちろん無垢な存在は愛おしいし、社会が守るべき存在であると考えているし、人並みに愛情はあると思う。単に接触する機会が少ないってのも大きいと思う。でも「女性はみんな子どもが好きだよね!子ども欲しいんでしょ?」「ほらほら赤ちゃん可愛いでしょ!抱っこしてもいいよ!」みたいに言われると(いやいや主語がでけーよ)(いや…あの…無理して抱っこしなきゃだめ…?遠慮したい…)って内心なってる。

正確に言うと、私は「自分を慕ってくれる子どもは好き」。我ながら正直だなwww

これを自覚したのは教師になろうか迷っていた教育実習の時で、それなりに荒れている中学(一浪していたので母校では無かった)に配属されたのだが、慕ってくる子は可愛い!「晴先生はいい先生になれるよ!」と言ってくれた部活の子とかめちゃくちゃ可愛かったけど、やんちゃで暴れたりする男子生徒とか、マジで教師としての愛情一切なかったな。中学生以前の問題であったため、しつけからやり直せよと本気で思ったものだが、その時「あぁ、私は教師には向いてないな」と感じたのだった。色んな子がいて、その多様性を包摂して導いていくのが教師なのだと考えていたから、可愛くない子に教師としての情熱を注げない私は、仕事を続けるのは無理だと思ったのだ(あと体験してみて、長時間労働が心底無理だなと思ったのもある…)。なので世の先生方はマジですごいです。尊敬してます。

 

 

とかね。いろいろ思うね。結局私は「フェアであること」に重きを置いているのだ。フェアであろうとするとお互いを知らないといけないしね。完全に5:5じゃなくても4:6とか6:4に偏ってもいいのだ。その時のバランスでベストを見つけて、やってもらったらお礼を返す。率先してやり遂げたら、今度は相手に甘える。そのシーソーゲームでいいんじゃないでしょうかね。

私はそういう家事育児を公平に分担できる人を絶対に見つけるんだからな。ブホォォォォォォー(法螺貝の音)。

 

 ♪本日の一曲♪『Don’t Stop Me Now』

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昨日の金ローで『ボヘミアン・ラプソディ』を見て、結末は分かっているのに案の定泣いた。この映画は当時自分の誕生日に見に行って、いたく感動して帰ってきたのを覚えている。QUEENの曲はどれもサイコーだが、私が現役時代に演奏した『Don't Stop Me Now』は特に思い入れがあるなあ。色んな編曲が出ているが、せっかくなので自分が演奏したスコアの音源を引っ張って来てみた。このドラム、はちゃめちゃに楽しかったなー!

この曲は映画で劇中には流れなかったのでちょっぴり残念…でもめちゃくちゃ良かった…!とLIVE AIDのシーンを観終わったら、まさかのエンドロールで流れてきて、「やられたー!」と思ったのだった。”僕をとめないで”、まさにぴったり。

それにしても『ボヘミアン・ラプソディ』は役者さんが素晴らしい。ラミ・マレック、時間が経つほどにフレディそっくりだもんなぁ…。役者さんって本当にすごいと思う。他のQUEENメンバーも、ちょっと似すぎていて笑ってしまう。かつてQUEENファンだった母も「似てる」と太鼓判を押していた。ちなみに「誰が好きなの?」と訊いたら、「グループとして好きだから…」(※だから単推しはいないという意味)と返ってきて、そのガチ度を実感したわ。

素直な気持ちで

ああ、書いていた記事を下書き保存できていなかった。悲しいよ。ただごはんの写真をのっけるブログと化したのだった。=完= ※タイトルだけ残っていた

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♪本日の一曲♪『アルヴァマー序曲

ジェイムズ・バーンズは、吹奏楽界を代表する巨匠と言っていいだろう。その中でもぶっちぎりの知名度を誇る、吹奏楽のド定番かつ人気曲『アルヴァマー序曲』を、私は”教科書みたいな曲”だと思っている。もちろん良い意味で、良質な吹奏楽曲と言うべきだろうか。ほら、山川の日本史みたいな感じで(そこ世界史じゃないんや)。

理由は、初心者でも演奏しやすい難易度、一度耳にすれば印象に残りやすいメロディライン、各パートにバランスよくある見せ場、急-緩-急の盛り上がりなど。それでいて、王道のカッコよさがあると思う。もちろん「吹奏楽特盛」CDにも入っておるよ。中学時代に知る人も多いんじゃないかな。ただサザエさん的な感じで、定番すぎて逆に演奏する機会はあまりないかも(私がそうだったw)。

調べると、バーンズ氏は今も現役でいらっしゃる上、わたしの中学時代のコンクール楽曲も作曲されていたことが判明。あれバーンズ作曲だったのか、全然気づいていなかった…半年以上演奏したのに…(笑)。忘れていたのかな。あれれ。