To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

私はあなたに、かなりの時間を使った

今日は色々思うことがあり、上司と話して泣いてしまった。泣くとは思っていないタイミングだったので自分で驚いた、というか周囲(オープンスペースだったので)がビックリしていた。とはいえ、入社3年目に半泣きで過ごしていた時と偶然同じ上司なので、「またあんたを泣かせたって言われるやろ!」と、バシンと肩を叩かれたのだが(笑)。

上司は明るく母のような人で、サッパリしているので私は好きだし、今更恨みはない。だけれど、募るものは募る。その内容は、忙しすぎたり職場の人員が減る中で後輩育成の時間が確保できないから、自分の業務が一向に減らず、いつまでも苦しんでいるいうことだった。

その時言われたのが、「私は晴を育てるのに、かなりの時間を使ってきたんやけど」ということ。後輩育成、大きく言えば人材育成の話をしていたのだが、はっとした。随分前のことで忘れていたが、今の上司には新入社員の頃からお世話になっており、何度も一緒に、納得いくまで業務のやり直しをしてもらっていた。当時はそれが有難くも嫌すぎて(めちゃくちゃ考えて組み立てた案を、次の日にスタート地点に戻されていたり)、げっそりしていた。最近では、私も知識が身に付き、異動も経て効率よく仕事ができるようになって、上司をあまり頼っていなかった(愚痴は聞いてもらっているけれど)。

仕事ではお姉さんポジション(若手の最年長、中間管理職の一歩手前)で、職場の”長女”と言われている私。今日は昔を思い出して、感謝と、そして今の不甲斐なさと苛立ち(ムカつくものはムカつく。理不尽なところもある)を抱えていた。休憩時間に上司と缶コーヒーを飲み、「外の雲がちっちゃい…可愛い…」ととりとめのない会話をしていたのだが、私が上司の立場だったら、ここまでフォローできるかしら。とげとげしい気持ちと、サッパリした気持ち、両方持っておくよ。