To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

乙女のポリシー

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元日。久々に実家で過ごす。毎年親戚の家で集まって過ごすけれど、今年はマスクを付けて1時間ほど話をして解散。毎年じゃないから、今年だけだよねと言いながら。


格付けを観終わったあと、面白いテレビが無さそうだということで、以前録画をお願いしていたNHKの「全セーラームーン」を家族で視聴(私の家にはレコーダーが無いのだ)。家族は3回くらい観ているらしい(笑)。

何この神番組…。生アフレコ、名セリフ、貴重な資料などが出てきてときめいた。歌ランキングでは家族がみんな合唱していた。一番歌えていたのはお父さんだったが(笑)。ちなみに私が好きなのは投票1位だった乙女のポリシー、Moon Revenge、タキシード・ミラージュです、はい。武器ならセーラームーンSのスパイラルハートムーンロッド。キャラは……選べない。番組出演者の熱量がすごかったのも良かった。三石琴乃さんの生アフレコも感動ー。次はカードキャプターさくらでやってくれないかな…ほら、NHKだし(?)。

明日の仕事始めもがんばろーっと。


★本日の一冊★『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』矢部万紀子(2018)ちくま新書

朝ドラには働く女子の本音が詰まってる (ちくま新書)
 朝ドラ。ちゃんと見たのはちゅらさんあまちゃんくらいかな…。ウェブに連載されていたコラムということで、著者の方の思いのままに綴られている。書かれている朝ドラを全て見ていたらさらに面白かったかも。なるほどと思ったのは、朝ドラの主人公らのメッセージ性は「出世する」「成功する」ではなく、「堂々といる」大切さだという著者の主張。自分の人生、何があっても堂々といる、というのはとてもいい表現だ。迷った時に、自分の選択に堂々といられる自分でいたいね。

To the moon and back.

新年あけましておめでとうございます。このブログが読まれる頃には、もう2021年になっているんだ。不思議な気持ち。

真っ直ぐ軽やかに飛んでいけるような、そんな1年にしよう。


という訳で、ブログタイトルを変えてみました!

いや、このブログを作ったのは実は2017年なのですが、ずっとアカウントを放置していて…。キャッチーなタイトルを思い付かなず、その時名付けたのが『日々のつれづれ』。ある意味めっちゃ分かりやすいけど(笑)、いい名前があったらなーと思い早1年。大晦日に見つけたフレーズが新タイトルとなる、「To the moon and back」。直訳は"月に行って戻って帰ってくる"、意訳は"果てしない程""どんな苦労も厭わない程"。

I love you to the moon and back.で、"粉々に砕けちゃいたい程好き!"という意味だそうな。なーんか、今の心境にぴったりだな。いい意味で砕けたテンションですっごく…いいな!というインスピレーションで(笑)、変えちゃいました!

つれづれなるままに綴るブログのスタンスはそのままに、楽しく書いていこうと思います。今年もよろしくお願いします!


★本日の一冊★『ひみつ堂のヒミツ』森西浩二(2017)DU BOOKS

ひみつ堂のヒミツ 1000円のかき氷を1日500杯売り続けられる理由
 東京で行列ができるかき氷屋さんの話。正直、かき氷って原価めっちゃ安いでしょ?と思っていたのですが(笑)、本書ではかき氷への情熱がなみなみ語られていて、それほどかき氷が好きではない私も、一度食べに行ってみたくなった。特にかき氷にとって難局となる冬場の凌ぎ方についての考えは興味深い。夏限定の屋台ではなく、年中四季を通して季節のかき氷を味わってもらうというコンセプトが素敵。何より、一つの物事を突き詰めてやれる人ってとても魅力的だ。 

とほほぴえんなブログ納め

ふぃ〜疲れた〜と休憩室に向かった仕事合間に、幼馴染から珍しくLINEが来ていた。「今日、彼女と別れた。話を聞いてくれ」

…おぉ…そうか…。本音を言うと今晩は部屋でゆっくりぼーっとしたかったけど(明日も仕事で忙しいので)、話を聴くことにした。えらいぞ、私…うん…。

家に帰ったら、コスメポーチを無くしたことに気が付いた。え…そんなもの…無くす…?落とし物は多い方(?)だと認識しているけど、まさかそんな大きいものを無くすなんて思わなかった。どこに置いてきた。そして何より、過去にお餞別でいただいたリップ×2とミラー×1が入っているからマジでショック…。明日は仕事納めだけど、探しに回ろう…(笑えない)。

そんなこんなで、今年最後のブログじゃん。とほほぴえんでいいのか!いや、よくない…けど、そんな日もあるよね。ちょっと泣きたいけど、気持ちを立て直して頑張ろう。

 

★本日の一冊★『モデル失格 幸せになるためのアティチュード』押切もえ(2009)小学館

10年以上積ん読になっていて、やっと読めた…。モデル押切もえさんのエッセイ。発売時、タイトルのキャッチーさもあいまって話題になっていたね。

文体は読みやすく易しい文章で、モデルの世界も大変だな〜と思わされる。今、押切もえさんは朝日新聞の書評を書いておられる。本書では、かつて新聞を読まなかったために事務所からきつく叱られたエピソードが掲載されているのを読むと、今、毎週書評を書かれるまでに至ったのはすごいなあと純粋に思った。さらりと読める一冊。

オンライン忘年会

今日は2020年振り返りということで、親友とオンライン忘年会。去年の暮れに初めて「2020やりたいことリスト」を作ってシェアし、とても刺激的だったので今年も開催。2020年にできなかったことはたくさんあるけど、その分考えさせられたことや学んだことはたくさんあった。2021年は軽やかにいろんなことを飛び越えていける人になろう。

 

★本日の一冊★『60分でわかる!サブスクリプション』宮崎琢磨(2020)技術評論社

図書館でふと手に取り、借りてきた本。コロナ禍でますます注目されるサブスク。私がやってるのって、Apple musicとヒゲダンファンクラブくらいかなー?と考えていたが、結婚相談所に最大課金をしてたわ…口座自動引き落としだと感覚が鈍くなって怖いね…。今は家具のサブスクなどもあるんだとか。BtoBの事例も興味深かった。

エコ、リユース、サステナビリティ+書評もりもり

今日は初めて、GUの全商品リサイクル活動のカゴに不要になった衣服を3着入れてきた。GUかユニクロの衣服なら無償で引き取ってもらえる。マイルも溜まるし。
www.gu-global.com

世の中には中古品買取ショップが溢れているし、メルカリも盛況だ。ただし私が買うのは中古本に限られる。ブックオフは大好物、何時間でもいられる。でも衣服や雑貨となると、あまり食指が動かない。服はできれば新品を着たいし、使用済みの雑貨は惹かれない。ヴィンテージやアンティークまでいくと趣が違うのかもしれないが、いいものは最初の所有者になりたい(笑)。メルカリで衣服や化粧品が売り買いされているのを見ると不思議に感じる。肌に身に着けるものは、まっさらであって欲しいんだろうな。そんなことを考えた。勝手なものだ。せめて手放すときは環境にやさしくあれたら、と思ったのが冒頭の話。

少し話は逸れるけど、この1年、SDGs関連のニュースや記事を度々目にしてきた。私がこの言葉について深く知ったのは去年のことで、職場の昇進試験(面接)で訊かれるかもしれないから答えられるよう勉強したのだ。今年も全社員に向けてWEB学習が始まるなど、企業としても早急に知識を深めさせようとしているのを感じる。企業意識としては遅れている方で、先進事例の企業を見ていると全然だなあと思ってしまうけど。

一方で、今の子どもたちはSDGsの観点で授業を受けているそうだ。素晴らしいことだと思うな。「誰もが取り残されない」というフレーズは端的で分かりやすい。私が学生だった時には全く無かった言葉だ。でも、SDGsの理念に近い状態を実現するための教育活動を大学では実践されていたし、その一端に触れられていたことを誇りに思うな。うーん、やはり大学はいいな。小中高大、戻るとすれば絶対大学に戻りたい。今の子どもたちが大人になったら、将来色々教えてもらうことが増えるんだろうな。…って、先の未来を勝手に想像している。

ファッションでも急激にサステナビリティが言われ、例えばエコレザーの商品がたくさん表れたのが今年だったように思う。ちょっと前だったら、フェイクレザーなんて…と見向きもされなかったかも。時流だ。消費者が自分の選択に少しでも責任を持つ時代なんだと思う。

 

★本日の一冊★『下り坂をそろそろと下る』平田オリザ(2016)講談社現代新書

下り坂をそろそろと下る (講談社現代新書)

下り坂をそろそろと下る (講談社現代新書)

 

大学時代、私は平田オリザさんの演劇ワークショップを数回受けたことがある。その時の説明や目的意識が非常に明確で、目から鱗の連続。「演劇の方」というざっくりしたイメージしか持っていなかった私にとって衝撃だった。その後、同じ講談社現代新書から出ている同氏の『わかりあえないことから―コミュニケーション能力とは何か』も一読。こちらも明瞭で、高校生や大学生に読んでほしいなと思った一冊だった。おすすめです。

本書で印象的だったのは、序章で書かれていた一節。「子育て中のお母さんが、昼間に、子どもを保育所に預けて芝居や映画を観に行っても、後ろ指をさされない社会を作ること。」読んで思わずはっとした。異論はない、文化的側面からの少子化対策という文言にも頷ける。わざわざ太字で記載されていたから、平田さんも相当意識して書かれたのだろう。子育て世代に支援金を増やし、待機児童をゼロにするハードな政策も大切だが、ソフトが変わらなければ日本はずっとそのままなんだろうな。後ろ指をさされず、文化を楽しめる包摂的な社会って、そういうことだよな…。私は将来家庭ができたとしても、絶対に観劇や音楽鑑賞をやめたくないと思っているから。

かつてワーカホリック人間が集まる職場で働いたことがあるが、男性社員(一くくりにするのは良くないけど実体験として書くね)が深夜まで仕事をし、その成果出世し、会社の重役になるという現状があった。誇らしげに喋っているけど、あのー、あなたの3人のお子さんは、奥様がワンオペで育てられてるんですよね…あなたは楽しそうに毎日居酒屋をはしごしてますけど…。げんなりした。奥様のキャリアはどうなっているのかとか非常に興味があるけど、深掘りしても私には何の得もないから訊かないけどさ。パパが居酒屋にいくことは咎められないのに、ママが昼間に芝居や映画に行ったら怒られるっておかしいよね。そんなことを、序章の一節で走馬灯のように考えた。

各地での演劇コミュニケーション教育の事例が面白い。興味深いのは、平田さんが「自己肯定感」という言葉を地域振興の成功のカギとして使っておられるところ。ヒト単体で使うことはよくあるけど。自己肯定感を持って自分の出身地や地域を語れるようになることが、大切なのかもしれないなあ。私はその肯定感持ってないな、と読みながら気づいたけど(笑)。

他、文化資本の話も取り入れられていた。コロナ禍で再考する機会が増えたから、もう少し勉強を頑張ってみようかな…教育社会学を学んでいたものの端くれとして…。私の家庭環境は、裕福では無かったけど幸い文化資本が高かったと思う。「本物を見なさい」と言われて幼い頃たくさんコンサートに連れて行ってもらったし、本や勉強に関するものは無制限に買ってもらえた。「教育と体験(旅行含む)にはお金を惜しまない」が教育方針だったらしく、そのおかげで得られたものが数えきれないほどある。友達も似たような環境で育った人が多かった。

話が飛びまくるが、今でも覚えている話。大学時代の後輩が、ある時「私の家、本当に貧しかったんですよ」と言う。貧しいという言葉はデリケートだし、どう返答するか悩んだ。というか、元々身なりがきれいで服装もおしゃれな女の子だったので、その発言に正直驚いたのだ。全く”貧しい”という言葉と彼女が結びつかなかった。「家族仲は良かったけど貧乏で。だから私が大学に行く時はがんばれがんばれと言われて。それで、高校もめちゃくちゃ勉強して進学校に入ったんですけど、びっくりしたことがあって」「なに?」「高校に進学した友達が、みんな神話の話をするんですよ!」「え?」「家で、宗教の話とか神話の話をしてるらしくって、めちゃくちゃびっくりして…私の家庭ではそんな話したことありませんでした」それから神話のことを勉強したのが彼女らしいのだが、ふと文化資本のワードになるとこのエピソードを思い出す。念のために言っておくが、別に彼女の家庭環境が”欠けてる”と言いたい訳じゃない。ただ、家庭環境の文化資本如実に人の形成や思想に影響を及ぼすと感じたのだ(私の実家も神話の話はしない(笑)。し、私がかつて中高時代あまりにも勉強するので両親が驚き、そんなにがんばらなくてもいいのにと言われていたので、シンパシーを感じたのだ)。

話が飛びまくった。頭に色々刺激されるという本は、きっと良いことなんだろうな。

書を持って家に居よう

年の瀬が迫ってきた。クリスマスが終わると日常が加速する気がする。私は大晦日に仕事納めだが、師走のドタバタ感が好きなので、人に言われるほど悲壮感はない(自分たちが休みだからっていろいろ言ってくるの、大きなお世話なんだよね…マジで)。何なら、当日同じように仕事納めする人にハイタッチしたいし、日付を超えて働いてくれている人たちには感謝の気持ちを伝えて回りたいくらいだ。

 

そんなこんなで、外出せず人に会わないこと以外は特に変わらない生活をしているが、家でぼーっとスマホを見続けていると、「私のアフター5、これでいいの?」という思いはいつも頭によぎる。アフター5に生産性なんて求めたくないけど、時々気になってしまう。ネットショッピングは楽しいんだけどさ…。雑誌で見る『丸の内OL1日のスケジュール』みたいなの、東京だからできることだろ!って突っ込みたくなることがしばしば。「退勤後、表参道でウィンドーショッピング」「ピラティスで汗を流してブックカフェへ」みたいな…w全国の独身一人暮らしの皆さん、アフター5はどうやって過ごしていますか?

非生産的な時間こそが人間を精神的に豊かさにすると信じているけど、時間が有限なのも自明の理。一人暮らしして数年、趣味と声高に宣言できるものがないのも悩みどころだった。お見合いしてても「休日は何してるんですか?」は絶対聞かれるしねえ。人と被らないユニークな趣味や特技を持っている人には、相変わらず憧れてしまう。

 

さて、2020の年末。ふと、「本を読みたいな」と思った。すごくシンプルすぎる答えだけど、急にしっくり来た。私は元来本の虫。1番本を読んでいたのは大学生の時だ。大学で講義を受けた先生の影響で、年100冊以上読むことをミッションと課していた。親しくなったコミュニティでは友達と積極的に「読んで良かった本」をシェアする文化があり(これはほんとーーーに、良かったと今でも思う)、教えてもらった本を大学生協に買いに行ったりしていた。だから、大学4年間では400冊以上は本を読んでいたことになる。ブクログという読書管理記録アプリでぽちぽち登録していて、当時の自分が何を読んでいたのか分かってとても楽しい。

社会人になってからはゆっくりと図書館に行けなくなったこともあり、しばらく本を読んでいなかった。さすがに活字を読まなければ…と慌てて新聞を購読したが、新聞と本はやはり違うんだよね。手軽に読める雑誌に手を伸ばしてしまうし(それはそれで素晴らしい)。こうして積読だけが溜まっていった。

この年末年始、巣ごもり需要が増えていると聞く。楽天やアマゾンを見ていると物欲が無限に刺激されるけど、本…!これなら罪悪感もないし、本の中でGO TO トラベルもできるし(?)、とっても刺激的。図書館で借りれば予算もかからない。最高。

 

という訳で、年末年始休みに入る前の図書館に今日直撃。普段スーパーで使っている大容量のレジかごバッグを持って、MAXの冊数まで借りてきた。地域の小さな図書館だが、同じように考えている人が多いのか、予想以上に来館者がいた。期間限定で、1日1冊読み、ブログにも書評(というか感想)を書いていこうと思います。年末年始巣ごもり読書ウィーク!(今名付けた)

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どんな本を読むのかはお楽しみに(笑)。

★本日の一冊★『ピンヒールははかない』佐久間裕美子(2017)幻冬舎

ピンヒールははかない (幻冬舎単行本)

ピンヒールははかない (幻冬舎単行本)

 

長らく積読になっていた本。私の愛読雑誌にレビューが載っていたこともあり、いつか読もう状態になっていた。ホント、いつか読もうはバカ野郎だよ…。ニューヨーク在住のジャーナリストの方のエッセイ。自己啓発っぽい内容なのかなと思っていたけど、40代を超えての恋愛と女性との友情に多くのページが割かれていた。個人的には前半部分が好きかな。パートナーシップについて、自分で自分の舵を取った体験が綴られていた。私も30代で、まだまだ予期しない出来事に出くわすのだろうと思う。その時に複数の依存先を持っておくこと、自分のケア方法を理解しておくことが重要だよなと悟った。この生き方がいいでしょ!というより、著者自身が迷いながら筆を執っている姿が印象的。

ピースオブマインド

最近、心が穏やかだ。簡単に言うと、あまりイライラしていない自分がいる(前月比)。心が穏やかだと、投げやりな意思決定をしない。日々を楽しく過ごせる。当たり前のことだが、その気持ちで居続けるのは並大抵のことではない。今日は最寄り駅に着く電車を乗り間違って、気付けば数駅先に到着していた。「電車に乗っている時間、いつもより長いな…?」と思って、車内の電光掲示板を見上げて気づいた。まごうことなきmiss the trainである。でも「ま、いっか。今日は疲れていたから、脳が新しい景色を見せたがったのかもしれない。ふぅ~」と思い正した自分にちょっと驚いた。

イライラしている時、自分に原因があることは勿論だが、周囲の人間や取り巻く環境に腹を立てることも多い。だがふと我に返った時、一人で自己嫌悪に陥る。「別にそこまで怒らなくても良かったのでは…?」と。結局、一人で腹を立てることは自分に還ってきてしまうから。怒るべきことにしっかり怒るのと、スルーしても大して支障が無いことに腹を立てるのは違う。

ではなぜ最近私は穏やかなのか。今の生活を大きく分けると、①仕事②婚活③プライベートがある訳だが、①はある程度予測ができるし、業務時間外に仕事のことは考えないと決めているのでそこまで悩まない。②と③はアウトオブコントロール事件も多いので、都度疲れる。ただし③は自分から適度に距離を置くことができるので、イライラ源のヒトやモノから離れればそこそこ対処できる。

②の婚活。2020年を振り返ると、穏やかでいられないことの方が多かった。”結婚”を意識するには”生活”できるかのシミュレーションが要るので、慎重に石橋を叩いて渡る。グレーな事象に直面すると心の平穏は一気に崩れる。それはブログに書いてきた通り(笑)。でも当たり前だよねぇ。先日同期に言われた「一生のパートナーを決めるんだから、焦って決めたら絶対だめだよ!」という言葉が胸に響く。

今、年末年始でお見合いが強制的に組めない(結婚相談所が年末年始に入るため)のだが、そうなると穏やかだね。お見合いをしないから(笑)。この期間限定の心地よさを満喫しつつ、「この時間にも、何か動いておいた方がいいんじゃないか」と焦る気持ちは、やっぱりある。焦っても仕方がないし、年末年始はお見合い相手も休暇に入るので実質は何も動かないんだけどね。

この心地よさが、婚活中も続けばいいのになと思う。そりゃあ、他人なのですれ違いはあって当たり前だし、考えの違いを話し合いで擦り合わせていける人かが私の中での最重要項目だ。でもさ、そんなに堅苦しく構えないと人と付き合えなかったっけ?私が過去に付き合ってきた人(そんなに数いないが…)、別れ際以外で日常ストレスフリーだったのは、初めて付き合った彼氏Aと去年付き合った彼氏Bだ。Aは友人期間の方が長く戦友だったような人で、Bは元来の気質が穏やかで波長が合う人だと当時それぞれ思っていた。一応、私にも心穏やかに交際できた時期があったから、その当時と比較してしまうんだろうな。別にそれって、難しい事じゃないと思うんだけどな。結局私が相手に求めることが『人間性』(上司談)だから、という結論になるんだろうね。ストレスフリーに喋れる友達はたくさんいるのに、どうして婚活ではストレスフリーに話せないのかと度々思うけど、でもその”ストレス”は多分必要(相手の良い面も悪い面も知るため)なんだと思って割り切っている。

既婚者の友達と話をしていると、「初めて会った時に、この人と結婚するのかなと思った」「今のパートナーとはとんとん拍子に話が進んだ」というエピソードに出くわすことがある。いいなー、そういうセレンディピティに出会いたいなあって素直に羨ましくなるな。ま、Chance favors the prepared mindでいたらいいのかもね。大学時代ぶりに使うこのフレーズ。そのためにも、Seize tha days. 私がかつて職場の同僚にかけてもらった座右の銘の通り、今を生きよう。