To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

事実は小説よりも奇なり 「エリザベス・アーデンVSヘレナ・ルビンスタイン」観劇

昨日は京都劇場にて、「エリザベス・アーデンVSヘレナ・ルビンスタイン WAR PAINT」を観劇。ブロードウェイからの日本初演。今年は日本初演をたくさん観られて嬉しいな。そして13日の京都公演が大千秋楽でした。

京都劇場久しぶりすぎて、建物の構造を忘れていたわ。最後に来たの、四季の美女と野獣…?前すぎてビビる。京都劇場は観にくいというイメージだったが、意外と大丈夫でした。狭いけど。

演目はチラシを見て面白そうだなと思い購入。W主演は明日海りおさんと戸田恵子さん。お二人とも初めて拝見したけどスターオーラがすごかった…。お歌、お芝居すごいのに、カーテンコールのお話がほわほわすぎて爆笑が起こっていた。明日海りおさん…あんなの好きになっちゃうだろ…(どうやら名物トークみたいですね)。戸田さんも「昨年前期高齢者になりました」と笑い混じりに話されていて、マジかとなった。美しすぎるだろうよ。

良かったのは衣装!!どれもこれも可愛かったです。エリヘレのTwitterでこまめに衣装紹介をされていたので、力を入れているんだろうなと分かった。

ストーリーは…うーん、私の中では少し単調に感じてしまった。珍しいのは、絶頂期から転落していくまでを描いたストーリーということだったけど、思ったより没落してなかったな(笑)。まあ両ブランドとも今も健在だしね…。ヘレナは日本にも店舗あるしな。先日マチルダを観劇する際に原作も読んだのですが、マチルダの中で「エリザベス・アーデンのお粉を…」みたいなセリフがあって、にやっとしたことを覚えている。

そして事実は小説よりも奇なり、お互いの夫やビジネスパートナーが憎しみ合うライバルの傘下に入るって、できすぎだろと思ったらまさかの実話。誇張表現じゃないんかい!すごいな…。今だとブランド価値の毀損になりそうだが…。

それでも最後は、もし二人でタッグを組んでいたらアメリカを制したかもね、というセリフがあって良かった。お茶目なシーンもたくさんあって所々笑いが起こっていました。人種や性別といった壁に阻まれなければどうなっていたかというのは、現代にも通じてしまうテーマですね。

今年はミーンガールズ、マリーキュリー、エリヘレとフェミニズムに触れる作品をたくさん観劇できて嬉しいな。私のライフワークといっても差し支えないだろう。そんなことを感じた1日。