To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

一瞬を焼きつけたくて

もはや何の雑記なんだという感じですが、書きたいことを書くというモットーで続けたいので、今回はこちら。

 

高校の文化祭。私はクラスの演目発表だけでなく、所属していた吹奏楽部の引退公演も同時に控えていたので、練習時間をどちらに割くかが目下の懸念事項だった。でもどちらかというと、3年間を過ごした部活の方が思い入れが強かったので、当日の朝は朝7時半に誰もいない教室に着いて(通学1時間強。連日夜遅くまでの練習で疲れてるのに、よく早起きしたもんだ…気合い。)、ドラムスティックで基礎練を始めた。

文化祭当日ではあるけれど、さすがに7時台には誰もいない。しーんとした静謐な空気を感じつつ、入部した頃を思い出しながら基礎練に励んだ。基礎練をするあたりが、我ながらとても真面目だ。ここでクラスメートが入ってきたら何て言われるだろう、なんて思いながら30分ほど過ぎた。

後に、当日朝練をすると伝えていた同期が登校してきてくれたので、一緒に練習をした。とても嬉しかった。

たった30分程度のことだけど、今も鮮明に脳裏に焼き付いている。以降は何してたのはほとんど記憶がない…(笑)。あっという間に過ぎて、本番を迎えてしまったことだけは覚えている。

 

過去を振り返りたいとか、あまり思わない(だって今が最高だと思って生きたいし。)けど、あの瞬間をもう一度味わいたい!!というのはたくさんあるな。でも、当時汗だくになって練習した結果の一瞬だからこそ、尊いんだろうなあ。社会人になって、そういった経験はどれだけ積めているのだろうか、なんて考えちゃうね。