To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

思ったこと、つらつら

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うちのヒヤシンスちゃん。お花が見え始めてきた!嬉しい。

 

気圧差にやられた。昼過ぎまで図書館やスーパーに行くなど元気だったけど、その後眠くなり(眠くなるのは私の中では頭痛がしてくるサイン)、とりあえず強制就眠したら20時になっていた。うう…私の休日。晩御飯の材料を買っておいたけど、作る気になれなくてウーバーイーツを頼んだ。健康で文化的な生活を送るための私の拠り所よ…社会人になってから、配達エリアに加えてくれてありがとう。心の救いだよ…。

でも、しんどい時は割り切って楽をすることが大切だと社会人生活で学んだから、ウーバーを着くのを楽しみに今ブログを書いている。ブログを書くくらい元気になれたんだから、私の選択は間違っていない。

 

昨日のデートの続きを書くよ。昨日はネガティブな側面を書いてしまったので、今日はポジティブな出来事も一緒に記しておこうと思う。

 

みんな、緊急事態宣言下の付き合いたてのカップルって、どんなデートをしているのだろうか、気になる。交際期間が長いとおうちデートが主流になるんだろうけれど、いきなりそれは無いので、どこか外で会うことになる。デートの選択肢が少なくなるのはコロナの悪影響だな~と思うけど、こうして1年ほど過ごしていると、「〇〇に行きたい!」という気持ちが消え失せてしまっていることに気づいた。ある意味真理だし、他の物欲などに気持ちが移っているのだろうが、行きたい場所が少ないのは寂しいことだ。私のiPhoneに入っているウィッシュリストでも、最近は遠出する予定をめっきり入れていない。有識者のみなさんいかがだろうか。

てな訳で、私と彼は、4度目のデートとして小さな遊覧船を選んだ。近場で、緊急事態宣言が発令されていない県で、換気がよさそうで…という場所を探したらそうなった。自ずと選択肢が絞られた。

 

乗船客も少なくて、とても快適だった。遊覧船の甲板でしばらく喋り、中に入って時間を過ごしていたのだが、前の座席のおばさんが急に私たちを見て叫んだ。

「喋らんといてくれるか!!!」

驚いた。というか、こいつ何やねんと思った(笑)w。喋ってはいたが、もちろん常識の範囲内のトーンだし、観光船なので「喋ってはいけない」というアナウンスも流れていない。船なので完全密室ではないし、そもそも船が進む轟音で会話内容は私たちだけでしか聞こえないくらいだった。おばさんの子ども、マスクせずによく後ろ振り向いてましたけど…。

「…外行く?」

さっと彼が笑顔で促してくれたので甲板に出た。波の飛沫を少し浴びながら甲板に出ると、彼は申し訳なさそうに言った。

「嫌な思いさせてごめんね」

えっ…?いやいや、あんたのせいちゃうで…?ちょっと驚いた。たまにこういう場面に出くわすと、私はよく相手と出来事自体をスルーするか、顔を見合わせて苦笑いして事を済ませるのだが、相手の状況を配慮する発言ができる彼にびっくりしたし、感心してしまった。

「いや、全然。っていうか、〇〇くんのせいじゃないやん!」

思わずそう言った。1日の中で、何だか印象に残った場面だった。

 

 

★本日の一冊★×5 『現役東大生の世界一おもしろい教養講座―正しく未来を見通すための「地理的思考」入門』西岡壱誠(2019)実務教育出版

 読んだけど、「え、そんなつなげ方ある?論理飛躍してない?」と思うことがしばしば。だから純粋には楽しめなかったなー。風が吹けば桶屋が儲かるという諺が度々使用されていたが、いや…それにしても。趣旨は理解するんだけども。

 

♪♪ベストセラー読破週間♪♪
『君の膵臓をたべたい』住野夜(2017)双葉文庫
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

話題になっていた本。積読を解消できた。

読後は…まあ、よくある話だなという(すみません)感想を持った。ストーリーもそこまで意外性も無かったし。でも、良かったなと思う一節があったのでこちらに。

膵臓を患い余命を宣告された桜良が言う。

「生きるってのはね。きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ」

「誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。それが、生きる。自分たった一人じゃ、自分がいるって分からない。誰かを好きなのに誰かを嫌いな私、誰かと一緒にいて楽しいのに誰かと一緒にいて鬱陶しいと思う私、そういう人と私の関係が、他の人じゃない、私が生きてるってことだと思う。私の心があるのは、皆がいるから、私の体があるのは、皆が触ってくれるから。そうして形成された私は、今、生きてる。まだ、ここに生きてる。だから人が生きてることには意味があるんだよ。自分で選んで、君も私も、今ここで生きてるみたいに」

 

『あんた、ご飯食うたん?子どもの心を開く大人の向き合い方』中本忠子(2017)カンゼン
あんた、ご飯食うたん? 子どもの心を開く大人の向き合い方

あんた、ご飯食うたん? 子どもの心を開く大人の向き合い方

  • 作者:中本忠子
  • 発売日: 2017/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

広島の元保護司の方で、いわゆる子ども食堂を運営している方のお話。去年朝日新聞でご活躍を拝読していて、「あ、あの方の本なんだ」と思い借りてきた本。40年にわたり活動を続けられるのが、本当にすごいと思う…。本書でも継続することの重要性が語られていたが、芯の強い方なんだなあと思った。10年間はずっと自費で食堂を運営されてきたと。頭が下がる思い…。

 

『身の下相談にお答えします』上野千鶴子(2013)朝日文庫
身の下相談にお答えします (朝日文庫)

身の下相談にお答えします (朝日文庫)

 

朝日新聞土曜版に掲載されている連載を文庫化したもの。私も朝日新聞を購読しているので、毎週読むのを楽しみにしている。回答の中には「うわ~昔読んだことある」というものも。人には言えない悩み事を吐き出す場所のような、人のリアルな悩みをのぞき見するような気持ちで、気軽に読める。上野先生のバッサリした斬り口が痛快。

 

『こんなに変わった!小中高教科書の新常識』現代教育調査班(2018)青春出版社

鎌倉幕府成立は、1192(いいくに)じゃないらしい。そう聞いたことがあったけど、実際どんな内容に変わっているのか、事例をまとめた本だ。鎌倉幕府は1185(いいはこ)らしい…歴史の解釈は日々変わる。4年に一度教科書の内容は改定されるらしく、そこで色々と修正が加えられるとか。私はちょうど過渡期…なので、知ってる!という内容もあれば知らない内容もあった。違いが面白いし、学説も変わるんだなーと思った。