上司と部下

ドーナツに抹茶ラテはやはり濃かった。美味しかったけど。

さて、今日は待ちに待った給料日だった。なんて最高の響きなんだろう。いそいそとお目当てのヘアブラシ（マイブラシが現在進行形で崩壊中なので…）を買いに店へと走った。…が、コロナ禍で海外からの輸入が遅れており、到着が明日か明後日になるとのこと…！入荷したら取り置きして頂くことに。明日届けばいいなあ。

今日、仕事中に職場のトップ&直属の上司と喋っていたのだが、先日ブログにも書いていたCS評価ランクA（ぎりぎりだったけど）を褒めてくれた。「次は、ちゃんと自信を持ってAが取れたって言えるように頑張ります」と言ったら、「ええこと言うやん～」と上司はノリノリだった。私が「嬉しかったので日記（正確にはブログ）を書きました」と告げると、「ええ～！可愛いなあ～」とテンションが上がっていた（可愛いか…？）。その時、他の職場の同僚も会話を聞いて「A評価でええなあ」と呟いた時、上司が「そりゃあうちのトップ（※私のこと）がやったことやから～！」と言ってくれたのもめちゃくちゃ嬉しかった。

上司は、私が新入社員の頃から私を知っている人だ。配属初日に「（作業が）雑！」と言われて叱られｗ、その後正式に直属の上司になってからは毎週ひいひい言いながら仕事をしていた。あまりにも私が上司と喋るタイミングで泣いているので、他の職場の人から「〇〇さん（上司）、晴のこといじめすぎちゃうん？」と口に出されていたくらいだ（二人で全力で否定したがｗ）。

その頃はめちゃくちゃ腹が立ったし疲れもピークだったし、「もう会いたくない」と正直思っていた時期もあるけど、今思えばあれだけ目をかけてくれた人が他にどれだけいただろうか。その上司のことを信頼できた理由はいくつもある。いつも「好きなようにやってみ。責任はとるから」と言って自分の意思を尊重してくれたこと。まあまあ無理難題を吹っ掛けるけど（「私が晴と同じ立場だったら、業務量でパンクするね」と期初面談で言われた。おい）、SOSを出せば必ず一緒に汗を掻いて仕事をしてくれる。感覚が鋭い。数字だけで物を言わない。現場の重要性を知っている。なあなあな事は許さない。大切なことはいい加減に済まさない。どれだけ忙しくても、私が話したい時はちゃんと話を聴こうとしてくれる。1時間以上面談してくれる上司は、他にはいなかった。1時間は、話し過ぎたけど。

向こうからしても私が初めてできた部下だったので、色々思い入れがあったらしい。少し仕事に慣れてきた3年目には「この子は根性がある。私の秘蔵っ子」と周囲の前で言ってくれたし、更に転々と異動してまた元職場に戻ってきた私を、上司は大量の職務内容を携えて「頼むで。あんたが要なんやから」と言って迎え入れてくれた。「はいそのつもりです」と答えたし、数年離れていてもそのように自分を指名してくれたことが誇らしかった。前の職場の上司も大好きだったし尊敬しているけど、こんなに可愛がってくれる上司には、もう出会えないだろうな。

次の人事異動でどうなるか分からないけれど、この人から吸収できることはめいっぱい吸収したいと今思う。何かめっちゃフラグを立ててるけど(笑)、どうなるだろうな。上司が異動してしまったら、心の拠り所が無くて泣くな。

 ★本日の一冊★×２『働きやすさを本気で考えたら、会社の売上が5倍になりました。』雅樂川陽子（2019）同文館出版

働きやすさを本気で考えたら、会社の売上が5倍になりました。-女性9割・子育てスタッフ6割で実現する働き方改革 (DO BOOKS)

群馬県の介護施設の経営者の方が、自らの働き方改革について語ったもの。実践的な内容が多く、参考になった。何事も粘り強く、従業員に基本事項を共有するのが大事なのだと思った。面白いなと思ったのは、「ヒヤリハットシート」の活用事例。危機管理の場面で使われるこの言葉、ちゃんと言語化して従業員に共有されているのは素晴らしいなと思った。命に直結する仕事内容もある介護だからこそ、必要なシートなのだろうな。

女性の従業員が多い中で「女性は出世よりもプロフェッショナル志向」という考えのもと、様々なキャリアの選択肢が歩める制度設計は素晴らしい。一方で、その考え自体が”男性社会が作り上げたみなの思い込み”ではないのか？とは思った。ガラスの天井という言葉があるように、女性がキャリアを築くことに大きな壁がある日本。先日、某首長がガラスの天井という言葉を誤用したニュースを見て私は完全に閉口していたのだが…難しいなあ。

『金川流人財募集要項』金川顕教（2019）秀和システム

金川流 人財募集要項 求められる人になる45の条件

うーむむむむ。久しぶりに99％共感できない本に出会ってしまった(笑)。方向性の違いとしか言いようがないね。目次が面白そうだったので借りてみたんだけどな…。もはや何も言うまい。