To the moon and back.

関西在住30代OL。日々のつれづれをぼちぼち綴ってます。内容は、お買い物ログ・婚活のやきもき・仕事のあれこれ・読書記録・雑記(ただの日記)多め。

人生を選択する時の強さのために

私の大好きなコミュニティメディア、『NEXTWEEKEND』(https://nextweekend.jp/)を主宰する村上萌さんと、母である村上桃代さんの著作が6月末に発売された。

受けつぎごと。

受けつぎごと。

 

早速予約して読んだ。私はいつも村上萌さんの考え方や思想に共感しているのだが、「受けつぎごと。」を読んで感じ入った文章がある。それは「はじめに」の部分だ。

 

”夕食の魚が焼けたら南天の葉を添えてみること、季節ごとに咲く花の名前を知っていること、イベントごとの準備を張り切ってみること……けっして大きなことではありませんが、積み重ねていくことで「自分は、できるかもしれない」と思えるようになる。

そんな根拠のない自信の積み重ねは、人生の選択をする時の強さに変わります。”

 

人生の選択をする時の強さ。それは村上萌さんの前著でも語られていたことだが(下記参照)、

深夜の、かけこみ横丁

深夜の、かけこみ横丁

  • 作者:村上萌
  • 発売日: 2019/12/18
  • メディア: 単行本
 

人はいきなり大きな人生の決断はできない。あるのは、日々の小さな選択の積み重ね。今日はどんな服を着て出かけようか?今日のランチは何にする?そんな些細な選択でも、自分の本音と向き合ったという事実が自己肯定感をもたらしてくれて、いつか突然やってくる人生の決断にも自信を与えてくれる。自信も、塵も積もれば山となるのだ。

 

昔のブログ記事で、日々のやりたいこと達成リストについて書いたことがある。

rosecosmos.hatenablog.com

自粛中に一気にターボ全開となり、私のiPhoneメモは既に昨年一昨年を超える達成度となった。自分の理想の生活を、理想で終わらせないぞ。

NEXTWEEKENDつながりで言うと、私の好きな一節が雑誌2016春夏号、16ページにある。

「朝の習慣を作りたい」

”理想通りの朝を過ごせると、どうも1日がうまくいく気がするのは何となくわかっているけど、特にやることもないからぐーすか寝ちゃう……。だったらやることを作りましょう。心地よさを感じて、繰り返せるようになれば、それが習慣となります。習慣を作るためのチャンスが毎日訪れるなんて、朝って本当にラッキーな時間!”

 

最後の「習慣を作るためのチャンスが毎日訪れるなんて、朝って本当にラッキーな時間!」というフレーズが私は大好きだ。この文章を書いた方、素敵すぎます!

朝活という言葉が一時流行り、私も乗ってみないと!と思ったことがあるのだが、やらされてる感では全く続かないことが分かった。大切なのは、自分が本当にやりたいか?だ。どんなに泣き腫らした夜も、いずれは明けて朝がやって来る。だったら毎日を楽しめた方が人生が豊かになるよねえ、ということを思い出させてくれるフレーズだ。

 

同様に、私が注目しているのが自炊(料理)の効果だ。私はここ数年全然自炊をしておらず、そのことに罪悪感も無かったのだが(ストレスフリーに過ごすことが一番だと考えていたため)、コロナで強制自炊生活が始まって考えが変わった。自分のためにちゃんとした(※当社比)料理を作る。それがこんなに、自分に自信を与えてくれるなんて。

インスタ映えでなくても、自分が納得した料理を口に入れるということが、自分を大切することに繋がるのだと思う。毎朝服を選ぶことも、リップを選ぶことも、仕事で誰と話すか選ぶ時も、そりゃあ選択の連続だけれども、服はとっかえひっかえ変えられないし、コスメを集めるにはお金がかかる。人間相手だとしがらみもある。でも食材はスーパーに行けば大抵集まるし、「食」は毎日摂取しないと、大げさに言えば死ぬ。NEXTWEEKEND風に言うならば、自炊によって自分を大切にするチャンスが訪れるなんて、毎日の食事はとてもラッキーな時間だ。えっ、生命維持もできて、ちょっといい調味料を買うだけでQOLが格段に上がるなんて……料理のコスパ、良すぎ…?(私の年収、低すぎ…?のテンションで読んで下さい)

直近の自炊でやりたいのは、旬の食材を使うこと。以前のブログで「鱧のオイルパスタを作りたい」と書いたが、以降スーパーで鱧が売られておらず、未達成のピンチで焦っている。おーい、時期終わっちゃうよ!!その他、フルーツをフルーツとしてでなく、晩ごはんの中に取り入れる試みも行っている。桃のカッペリーニ、パイナップルの冷しゃぶサラダなど。多少エンゲル係数は高くなるが、食べごろの食材を調理したったぞ!という気概(?)で元気になれるね。

 

 

人生の大きな選択というと、思い浮かべるのは進学・就職・結婚などが多いかもしれない。進学や就職は、願書を出したり履歴書を送ることで腹を括れるだろう。けれど、以降のライフイベントは簡単に自己モードを変えられないと私は思っている。婚姻届を出したら急にマリッジブルーが解消されるか?違うよね、多分。人生を営む上で予想外の選択だってあるし、できれば避けたいけど向き合わざるを得ない選択もあるだろう。そんな日のために、以下を訓練中。

①自分の本心の好き・嫌い、快・不快の判定スピードを上げる。

ぱぷりこさんの著書『妖怪男ウォッチ』(タイトルはすごいけど、読み応えあり!)でも書かれているけれど、好き・嫌い判定を毎日こなす必要性が最終章の1番目に記述されている。そう、プロのひよこ鑑定士のように!と書かれている(笑)。いい例えだよね。

最近思うのは、好き・嫌いの軸だと「別に嫌いじゃないけど…まあ、許容範囲かな」とグレーゾーンを自分で作ってしまうこと。人生自体がグレーゾーンにできていると言えばそれまでだが、それを逃げや嘘偽りに使っていないかはちゃんと問いかけたい。本当は自分にとって真っ黒判定なのに、世間体を気にして大丈夫大丈夫!とグレーに引き上げている人・もの・ことは無いか?だから、好き・嫌いという言葉に迷いが出たら、快・不快という生物の最も生理的で原始的な感情に立ち返ってもいいのではと思っている。プロのひよこ鑑定士にはなれないが、自分の快・不快鑑定のスペシャリストにはなれるはずだから。

妖怪男ウォッチ

妖怪男ウォッチ

  • 作者:ぱぷりこ
  • 発売日: 2016/09/14
  • メディア: 単行本
 

 ②小さくてもいい、徹底的に自分の理想を叶えていく。それを記録する。

先ほど料理で引き合いに出したが、自分の中の小さな欲に向き合ってあげると、「ああ私ってこんなこと感じてたのね」「意外と上手くいったな」「ずっとやりたいと思っていたけれど、やってみたら微妙だった。周囲に影響されてやりたいと思っていただけだった」といった感想が出てくる。すると、次はどうしたいかという思いがいずれ出てくる。その気持ちを大事にしたい。ちなみに私のiPhoneのアルバムにはコロナ自粛後に作った自炊写真フォルダがあり、過去の自炊料理を見返せるようにしている。おーこの時頑張ったな!とか思い出せることが自分の自信になるね。記録は大事。

③迷った時は直感も頼りに。

直感って侮れないなあと今年になって感じている。第一印象とか、あれ?と思った時の違和感とか。先述した快・不快も直感の一種だと思うから。

 

何だか話があちらこちらに飛んでしまったが、要するに、自分の日々の選択を信じてやっていこうということだ。今日は自分の好きな食べ物を食べて、自分の着たいと思ったワンピースで出かけて、自分が会いたいと思った人とのアポ2件を済ませた。よしよし、ちゃんとやってるぞ。

理性的だという言葉の裏

 昔からよく「晴ちゃんは理性的だから」という言葉を知人に投げかけられた。その真意は、こうだ。「もっと感性で生きたらいいのに」「感覚で生きればいいのに」。知人から見ると私はどうやら石橋を叩いて渡るようにみえるらしい。その言葉を聞く度に、ちょっと落ち込んでいた。自分を否定されている気がして。

今思えば、言葉に捉えられすぎていた。理性的で何が悪い。私は物事を深く味わって考えないと、先に進みたくないタイプだ。人の一面だけを見て、理性的だからどうのこうの、と言うのは違うんじゃないかと思う。それに、結構感覚的な部分も持ち合わせていると自分では思っているので(突発的で感覚的な行動に、たまに人にびっくりされることがある)、しっくりこないのだ。逆に「あの人感覚で生きてるよね」と言われる人も世の中にはいて、それも暗に「もう少し頭で考えて行動しなさいよ」と伝えているようなものだし、いい気はしない。

なぜこの話をしたかというと、先日婚活の仲人さんにこう言われたからだ。「晴さんは理性的、理屈っぽいからねー。いや、理性的というよりは、男性に対して採点モードに入っちゃってるのかもね」おっ、と思ったからだ。理屈っぽいと言われたのは心外だが(これって悪口の一種じゃない?仲人さん、もうちょっと言葉選んで―、と思うことが多々ある)、採点モードに入っているというのはなるほどな、と思った。理性的という言葉はあいまいワードだから、そう言い直してもらえるとちゃんと納得する。

結局、自分が認められたい人に自分を理解してもらえるだけでいいんだと思う。人の意見やアドバイスに耳を傾けなさいというのは間違っていないが、相手の言い方や言葉のチョイスで自分が傷つくことは無いんだよな。

みっともない所を見せる人

婚活で出会う男性に対して、「何で言わんでいいこと言うねん。言わんくていいやろー!!黙っとれぃぃ!!!」という”言わぬが花”案件に最近ひたすら怒っていたのだが(過去記事参照↓)、

rosecosmos.hatenablog.com

 そのことを仲人さんに伝えると、こう言われた。

「男性が(※今回は私の相談を受けてなので、男性)相手のことを好きになると、みっともない所を見せるのを私は今までたくさん見てきた。別に向こうも、あなたにみっともない所を見せたい訳じゃないのよ。嫌われたくないのに、みっともないことをわざわざしない。晴さん、それは男性があなたに好意を持っているからよ。晴さんに原因は全く無いから。むしろ好意を寄せられているんだからね」

何だかちょっと気楽になった。そうかぁ。あとはそのみっともなさ(?)を、かわいいと思えるかどうかなんだろうなあ。何だか偉そうな書き方だが。

 

 

エモエモのエモ話

「エモい」という言葉がある。前回のブログで青春時代の部活動を振り返り、「自分にエモいと言える思い出はあるか?」をふと考えてみて、そんなのあるっけな…と思ったら、あった、あったわ。私の中ではかなりエモい度ランキングが高い、思い出が。しかも割と最近。

 

これは丁度1年前のこと、私は、予備校時代から知っている大学の同期の結婚式に参列した。新郎新婦共に知り合いなので楽しみなのは勿論、人には言えなかったが、もう一つドキドキしていたことがあった。それは、昔好きだった人が同じ結婚式に出席すると分かっていたからだ。結婚式の半年前、二人からの招待状が来た時「出席」にマルを付けながら、出席するということはあいつに会うんだなあ、と妙に緊張したのを覚えている。

 

簡単に説明すると、私が予備校時代に好きだった彼と、件の新郎が親友同士だったのだ。1年間の浪人生活が終わり、大学進学時に私は告白して振られたので、サクラサクはずの大学生活はめちゃくちゃに失恋を引きずりながらスタートさせることとなった(笑)。彼は私とは別の大学に進学し、何といっても振られた理由が1週間前に彼女が出来たから(しかも私の知り合いだった)ので、お互いに連絡を取ることなく時間だけが過ぎていった。

予備校時代の儚き恋が良い思い出へと昇華され、3年程経った頃、彼から唐突に連絡が来た。私を気遣う内容と、良かったらご飯でも行かない?という誘いだった。びっくりしたし、メアド残してたんだな(当時まだLINEは無かった)という謎の感慨があった。もう恋心は無かったけれど、会ってみたいなと思って焼肉に行く約束をした。何を隠そう久々の対面の日は、就活の第一希望の最終面接の日だった。(よく考えたら私、リクルートスーツで会ったんだな…せめて着替えても良かったのでは、という気がするがw)。最終面接でこてんぱんにやられて傷心だったが、夜の楽しい予定を思うと頑張れた。

どぎまぎしながら久々に会って、近況報告をしながら、会ってみたら思ったより普通に喋れるやんと思った。だがあまり記憶が無いので、やはり緊張はしていたんだと思う。彼曰く大学生活はとても楽しいらしいが、彼女とはだいぶ前に別れたと言う。予想以上に盛り上がって酔いも回り、店を出て二人で散歩をしていると何だかちょっといい雰囲気になってしまったのだが、もう私は3年前の私ではない。帰り際、煮え切られない彼を駅の改札で問い詰めた。「さっきのあれ、どういうつもり?」(あれ、は自由に想像して頂きたいw)と。すると予想を飛び越えた答えが返ってきた。「好きだ」と。

はあ…?今日久々に会ったところやないか?と思いながら、断れない自分がいて、私は変わらず好意があるんだなあとぼんやり思った。とりあえず考えさせて、と言って私は別れた。

で、ここまではいい話なのだが、その後考えた末に彼を呼び出し、「付き合ってもいいかも」と返事をしたら、「無かったことにしよう」と言われる。そうだった。彼は純真でいわゆる”いいやつ”なのだが、人の気持ちが分からないところがあった。そして人を傷つけたことに自分で傷つく人だった。じゃあ最初からすんなや。

そこから、私は久々に激怒した。3年前の失恋を思い出し、さらに今回は自分から好きと言っておきながらこの仕打ちかい!と言いながらキレにキレ(笑)、二度と会いたくない的なことを言った後、先述の彼の親友(新郎)に怒りの愚痴電話をした。親友は神妙に聞いてくれ、彼に釘を刺してくれたらしい。親友よ、板挟みにさせてごめんよマジ。反省しているとか何とかを伝聞で伝えてきたが、私の腹の虫は収まらなかった(余談だが、この一件の愚痴をひたすら聴いてくれた男友達がいて、何やかんやでその人が2年後私の彼氏になった。人生どうなるか分からないもんだ)。

ここまでが大学生活のほろ苦い思い出。以降は本当に何も連絡を取っていなくて、親友の新郎くんも私に気を遣ったのか、私にあまり情報を与えることは無かった。で、今回の結婚式で久々に会うことになったのである。

 

 

結婚式当日、会場が関東だったので、朝早い新幹線に飛び乗った。ひたすら眠いし新幹線の背もたれでセットした髪が崩れそうだったけれど、「うわー、彼どんな風になってるんだろうな」と妄想した。

妄想に留めたのは、私は当時付き合っている彼氏がいたからだ。彼氏がいるのに、昔好きだった人に会う!と周囲に言うのはあんまり褒められたことじゃないし、彼にも申し訳ないという気持ちがあったので、一人で思いを抱えながら友達と会場入りした。

 

そして、会場入りしてすぐ、私は彼を見つけてしまった。

 

挙式までの時間、私たちは待合室のような部屋に押し込められたのだが、その中の少ないテーブルで、幼馴染と思われるグループで談笑している彼を発見したのだ。彼も、微妙に私の方向を見ながら視線が泳いでいて、私に気づいているようだった(私が自意識過剰だったのかもしれないが)。私は大学時代の仲間と一緒に居て、お互いに決して交わることがなかったけれど、めちゃくちゃどきどきした。うわー、変わってないな。

さらに挙式会場ではバス移動だったのだが、シャトルバスなので非常に狭い。私と友人は最後の方で、中央の臨時席(折り畳み式になっているアレです)に座ることとなったのだが、斜め向かいに彼がいた。まあまあ近い。喋っていないのにすごく緊張した。何で私は人の結婚式で、こんなにドギマギしないといけないのか。

その後、挙式も披露宴もずーっと同じ空間にいた。さすがに披露宴のテーブルは離れていたが、新郎の思い出写真の中に出てくる彼を見てどきっとしたりしていた。自由時間、極力離れた場所に居られるようにスペースを空けながらも、彼の顔を盗み見ていた。

ここまでくるとまだ引きずっているのかという感じだが、私は付き合っている彼氏のことが大好きだったし、一ミリも恋愛感情は無かった。でも、気になるものは気になるのだ。

 

披露宴の最中、新郎新婦へ送るメッセージボードが設置され、テーブルごとに書きに行くことになった。彼のテーブルが先に書いていたのは見ていた。私はメッセージを書くふりをしながら、人生でも三指に入る速読能力を発揮して彼のメッセージを盗み見た。そこには、

”結婚おめでとう。こっちも仲良くやってます。末永くお幸せに!”

みたいなことが書かれていた。

邪推すると…結婚したか、未婚だけれど彼女がいるのか。風のたよりで関東で暮らしていると聞いたから、彼が都会の喧騒の中で彼女と一緒に仲睦まじく暮らしている様子を想像した。左手に光るものがあるのか確認できるほど、私は近くにはいられなかった。それが今の関係の答えだ。良かったねえという寮母のような気持ちと、見なけりゃ良かったかなあという、ほんのちょっぴり失恋したような気持ちが交じり合った。私はこの人に何回失恋させられたら気が済むのか。

 

以降は静かに、結婚式が終わるのを待った。向こうも近づいてくることは無かった。思えば、最後に会ってから7年程の月日が経っていた。初めて会ってからは、10年以上だ。彼のいない二次会(大学時代の同期のみで開催された)でぼんやりしながら、ああ人生って、こんな風に交わったり交わらなかったりするんだなあと思った。

 

 

 

という、オチも何もない話なんだけれど、予備校時代に彼からもらった誕生日プレゼント(※友人としての)はまだ実家に眠っている。何度も書くが別に恋愛感情は無いし、もう会うことはきっと無いだろう。そう思うのだけれど、自分の部屋の机の引き出しに収まっているそのプレゼントをたまに見ると、何とも言えない気持ちになる。交わした会話や、一緒に帰った道の風景とか、彼のクセのある字体も何となく覚えている。はあ、これが、いわゆる「エモい」ってやつね。

ぼくのかんがえたさいきょうの演奏会セトリ(吹奏楽)

昨日久々に音楽スタジオへ行き、ドラムを叩いた。思ったのは、一人でも楽しいけれど、やはり音楽はアンサンブルが醍醐味だということ。また吹奏楽やりたいなー。

という訳で完全に私得でしかないが、「ぼくのかんがえたさいきょうの演奏会セトリ(吹奏楽)」を綴っていこうと思う。w ぜひ作業用BGMにしてほしい。

本当は今までに演奏した曲で構成したいのだが、見る人が見れば完全に私を特定できるため(笑)、今回は今まで演奏経験は無いが大好きな曲を挙げていきたい。曲数が多いのはご愛敬で。

 

♪♪♪2020年7月 第1回はてブ定期演奏会♪♪♪

1stステージ:吹奏楽コンクール課題曲ステージ

①マーチ「春風」


2005年度課題曲(Ⅱ) マーチ「春風」

うおお懐かしい…。この曲が分かる人は世代一緒。「笑ってコラえて!」の吹奏楽の旅2005で、金沢のとある高校がこの曲で全国大会に挑むのですが、その時に聴いて素敵だなーと思った曲。ちなみに吹奏楽コンクールでは、課題曲5曲ほどの中から1曲を選び、もう1曲は自由曲となります。課題曲って青春が詰まるよねー。聴いただけで当時の情景を思い出すもんね。演奏会の最初に演奏したい曲。

 

②コーラル・ブルー 沖縄民謡「谷茶前」の主題による交響的印象


1991年度課題曲(B) コーラル・ブルー

夏に聴きたい課題曲No.1!初めて聞いたのは中学の時。「何て色彩豊かな曲なんだ…!」と衝撃が走ったのを覚えている。当時まだ沖縄には行ったことが無かったけれど、沖縄のコーラルブルーの海を想像した。この曲は木管楽器の音色とシロフォン(木琴)の音色が良い。

 

③スター・パズル・マーチ


1993年度課題曲(Ⅱ) スター・パズル・マーチ

こんな楽しい課題曲があるなんて、ずるい…「きらきら星」「星に願いを」をはじめとして、星にまつわる様々な楽曲を集めたマーチ。今調べて知ったけど、「7人の刑事」と言う曲も入っているらしい(ホシと掛けているそうな)。この曲が演奏会のトップでもいいな。文字通りきらきらしていて楽しい曲です。金管楽器が楽しいね。

 

④ベリーを摘んだらダンスにしよう


1994年度課題曲(Ⅰ) ベリーを摘んだらダンスにしよう

タイトルが胸を鷲掴みにするきゃわわな…課題曲らしくない、課題曲。クラリネットやフルートパートはめちゃくちゃ大変だな、この曲。難易度高めだなあ。でも音の繊細さが好きです。

 

~15分の休憩~

 

2ndステージ:吹奏楽ポップスステージ

 ⑤I Got Rhythm


【吹奏楽】I GOT RYHTHM(George Gershwin)

 ガーシュインの名曲、I Got Rhythm。元々この曲は大好きなんだけれど、さらに編曲が神。さすが吹奏楽ポップスの父、岩井直溥さんの編曲よ……。ただ、めちゃくちゃ演奏が難しいだろうなというのは想像できる(笑)。変拍子、できたらカッコいいな…。

この曲はね、予備校時代に仲良くなった吹奏楽部出身の友達が、誕生日プレゼントに自作CDを贈ってくれて、その中のトップバッターに入っていた曲(その時仲良かった友達3人、それぞれCD・文庫本(推しの布教)・イラスト(自筆!)を渡してくれたのだが、今思うとめちゃくちゃ粋なチョイスだな……)。なので余計に思い入れがあります。彼らは今元気かな。

 

⑥私のお気に入り


私のお気に入り 吹奏楽

言わずと知れたミュージカルの傑作、「サウンド・オブ・ミュージック」の楽曲。それが、こんなにカッコよくなるなんて、やっぱり編曲者はすごいや。宮川彬良さんです。この曲も変拍子で鬼ムズだろうな。

 

日本民謡メドレー


「日本民謡・メドレー」"Japanese Folk Song Medley" 陸上自衛隊 中部方面音楽隊 『世界津波の日制定記念コンサート』

自衛隊さんの動画をお借りしました。この曲も中学時代に聴いてから大好きー。でもあんまり演奏しているところを見たことがない。終盤の和太鼓がカッコいいー!!!パーカッションが活躍する曲は何でも好きになる。こういう原始的な音楽も好きです。

 

⑧「ポカホンタス」より


埼玉栄高校が演奏!「ポカホンタス」より/A.メンケン(宍倉晃)/指揮:大滝 実/演奏:埼玉栄高等学校 POCAHONTAS COMS-85140 ※コンクール用のカットです。

吹奏楽ポップスの定番、ディズニーも一応入れておこうかということで(笑)。大抵、楽曲選定会の時、ディズニー派とジブリ派で部が二分される(投票で決める)。

ディズニーソングの神、アラン・メンケンさん。「リトル・マーメイド」「アラジン」「美女と野獣」「塔の上のラプンツェル」など、そうそうたる楽曲を世に生み出してきたけれど、今回は隠れ(?)名曲のこちらを。私はこの埼玉栄高校の演奏が好き。

 

⑨ディズニー・ヴィランズ・メドレー


ディズニーヴィランズ・メドレー(ニューサウンズインブラス2017)

ごめんどうしても入れたくなった。ポカホンタスで終わりにしようと思ったのに…ディズニーの悪役メドレー!!ディズニーだからできることだ。ホーンテッド・マンションの箇所とか絶対楽しい。ティンパニ希望します。「ディズニー・ファンテリュージョン!」をやったことがあるので、同じメロディーが散りばめられた裏verみたいで最高。

 

~15分の休憩~

 

 3rdステージ:吹奏楽ラシックステージ

エル・カミーノ・レアル


【吹奏楽】エル・カミーノ・レアル/A.リード【高音質?】.wmv

どちゃくそカッコいいとはこのことです。吹奏楽の神、アルフレッド・リード作曲。「アルメニアン・ダンス」も大好きで演奏したことがあるけれど、いつかこの曲はやってみたいなー!と思っている。リードさんの曲は、金管楽器の使い方と終盤の盛り上がりが大変良い。

 

⑪グローバル・ヴァリエーションズ


【吹奏楽】グローバル・ヴァリエーションズ

 高校3年最後の演奏会の時、私と友人が推薦して他の楽曲と争い、辛くも敗れた曲。世界一周がテーマの曲で、様々な地域のテイストの音楽が取り入れられている。聴いている方もきっと楽しい。コンクール向きではないかもしれないけれど、演奏会向きの曲だと思う。

 

⑫With Heart and Voice


With Heart and Voice

この曲も先述の予備校時代、もらったCDに入っていた曲。センター試験に向かう車中でも聴いていたので、送り迎えしてくれていた母に「浪人の曲」と認知されている(笑)。パーカッションが大活躍するこの曲、できたら楽しいだろうなあ!ドラマ性が合ってとても良い。遊び心を感じる曲。

 

⑬ミュージカル「ミス・サイゴン」より


Miss Saigon - Johan de Meij

前の「With Heart and Voice」がトリでも良かったけど、やはり重厚感はこちらかなと。昔は穴倉晃編曲が好きだったが、最近はデ・メイ派。”サイゴン陥落”という、起承転結でいうなら「転」の楽曲では、物語の象徴的なヘリコプターの音を打楽器(フロアタム)で再現するんだけど、音楽ってすごいよね…目を閉じてきいたら、本当にヘリコプターが近づいてきたみたいに聴こえる。この曲好きすぎるのに、ミュージカル観に行けたことがない…梅田芸術劇場の公演を狙っているけど、いつも即完売。今年も無くなっちゃったしなあ。

 

アンコール:TANK!


「タンク!」 ”TANK!” 航空自衛隊 中部航空音楽隊

また自衛隊さんの動画から。菅野よう子さんはもうアニソンだけでなく日本を代表する素晴らしい作曲家だけれど、アンコールでTANK!とかやったら気持ちよさで失神できそう。調べてたら、今年の『ニュー・サウンズ・イン・ブラス2020』(※吹奏楽ポップスの教科書みたいな、毎年発売されるセレクション)からこんなん出てるやん…。マクロスも入ってる!


東京佼成ウインドオーケストラ - 菅野よう子 アニメ作品メドレー (菅野よう子)

 

長々と語った。最後にちょっと真面目な話(まだ書くんかい)。

今年吹奏楽界隈では2つの大きな出来事があったように思う。一つは、吹奏楽連盟の事務局による給与水増し不祥事事件。https://www.asahi.com/articles/ASN1W6JTMN1WUTIL02Q.html

多分学校ごとに吹奏楽連盟にお金を支払ってるから、結果的には部員の部費から出てるんだよな…。正直クリアな組織とは言い難い感じだったが、ここに出て明るみに出た感じ。徹底的に膿を出してほしい。

二つ目は、コロナによる吹奏楽コンクールの中止。吹奏楽なんて三密待ったなしの部活動で、苦渋の決断だということも分かるけれど、10年以上吹奏楽から離れた人間でも胸が痛いのに、渦中の生徒たちの心境は如何ほどのものだろう。夏のコンクールを目標にして毎日毎日練習して、早い学校は年明けに課題曲が発表されてすぐに取り掛かる。特に今年が最後の3年生たち。演奏会もできないのは辛いな…。吹奏楽に心を砕いてきた元部員としては、沈痛な気持ちになる。

今はどうしようもないし、何ができるかと言われたら難しい。リモート演奏もYoutubeに続々と上がっている(素晴らしい試みだと思う)が、実際に周囲の演者と息を合わせ、チューニングするあの感覚が、吹奏楽の醍醐味なのに。

でも今の生徒・学生さんたちに言いたいのは、楽しいという気持ちがあるなら、ぜひ諦めずに続けてほしいということだ。社会人になって、楽しいと思う何かを続けるのは、どれほど環境・体力的余裕・持久力が必要かを思い知った。そもそも新しい趣味を見つけるのが結構ハードなのだ。吹奏楽のようなチームプレイは、人にも恵まれなくちゃいけない。場所も必要。その時の経験は今でも生きていて、プレイヤーからリスナーへと変わった今でも、自分に大きな自信を与えてくれる。自分の好きとか、楽しいという気持ちは素直で絶対的なものだから、失わないようにしてほしいな。

逃げ恥を一気見した

逃げ恥の特別編(再放送)が昨日で終わってしまいとても悲しんでいたら、Tverで期間限定無料配信されるとのことなので、最終回まで一気見した。本当にいいドラマだわ~。このためだけにブルーレイが欲しくなってきた。登場人物すべてに光が当てられているドラマだね。みくりちゃんも平匡さんも感情移入しすぎる。心が浄化された。毎回泣いていたわ。久々に恋ダンス踊りたいな~。

この半年でできた、新たな習慣

2020年も今日で折り返し。密度の濃い、忘れられない1年だな。

2020年から新しく作った習慣がある。なんやかんやで続いているのは小さな自信になるなあ。今日のブログではその習慣を書いてみようと思う。

 

①朝に青汁を飲む

年始に早速体調を崩し、母に勧められて飲み始めた青汁。効果があるのかは分からないが、以降は元気だからきっと身体に良いんだろう。青汁は苦いと思って勝手に敬遠していたが、実際に飲んでみると野菜ジュースみたいで美味しかった。

 

②毎日湯船に浸かる

水道ガス代はかかるけれども、1日の疲れを落とすには絶対に湯船に浸かった方がいい。頭では分かっていても、去年まではなかなか出来ずにシャワーで済ませていた。続けるコツは、何も考えずにお湯を張り始めること(笑)。溜めたらお湯が勿体無いと感じるので、ちゃんと浸かれるようになる。

 

③風呂上がりのボディケア

今までボディクリームは寝巻きにベタベタ付くのが好きではなくて、風呂上がりはスキンケアのみしていた私。しかし最近、保湿しないと身体が痒く感じることがあり…クリームやローションを塗ったら何事も無かったかのように収まるので、保湿の重要性を再認識。部屋に眠っていたボディクリームを消化中。

 

④「THREE GOOD THINGS」を手帳に書く

これは『自己肯定感の教科書』という本に書いてあったメソッドで、毎日どれだけ些細でもいいから3つの良かったことを書き留めるというもの。続けるということより、毎日あったささやかな幸せに気づけるようになる練習だ。昨年自己肯定感が爆下がりした時期があり(笑)、これなら出来そうだなと思って始めてみた。意外と続いているのは、毎日見る手帳に書いているからだと思う。

 

⑤ブログ更新

ブログもペースが掴めたら毎日更新できるようになるんだなあ。書いていて自分で驚くのは、書くネタに全く困らないことだ。毎日とりとめもなく感じていることを言語化することがカタルシスにもなり、頭の整理にもなる。あと人が見ているというのも大きい。予約投稿して更新時間を統一するようにしたのも続いた理由かな。

 

こんなところだろうか。習慣を続けるのは大変だし、私は本来飽き性なのですぐにやめてしまうこともあるけど、楽しく取り組めたりリラックスできることは続くということも発見だった。自分の自信になるのもいいね。

さあ、2020年下半期も楽しく元気に。